雨の朝、屋上の一番先に咲いた彼岸花。
「あ! 今日歩くの忘れてたわ!」 気がついたのは麻雀だった夫が、帰宅してからだった。
「おう、歩いてこい」お風呂を沸かしているので、夫はゆっくり浸かるだろう。 最近また腰、腰と言っているから。
外へ出たらご近所さんお2人が話していた。 そう、この2人私がサポートを受けた帰りに会って、「がんばる!」なんて公言した人たち。
「歩いてるの? どう?その後」 話す羽目になった。 20日あまりの行程を色々と話した。
体重はコンスタントに1k減ったことや、信号が変わる時走るのが以前より軽く感じられるようになったこと。
「おなか周りはそんなに変わらないけど、体内脂肪には変化があると思うよ」 「あ~私もがんばらなあかんわ」とふっくらさん
近くのスーパーのつもりが時間が少ないので、遠くのスーパーへ足をのばした。
少しづつではあるが、歩く継続できっと答えは出てくると言う確信が、私の背中をそっと押す。
夜、久しぶりに兄から電話があった。 8月に会っていないと言うか、最近電話した時なども、区長をしているので出かけている事が多い。
聞けば消防の分団長とか何の長とか色々やってたみたいだ。 父親がやってたしね、「親を越えたって訳だね」 「それほどではないが」謙遜している。
「いいよ、地位や名誉が欲しくてやる人もあるけど、謙虚に人さまのお役にと思ってやっている人は、子供や孫にそんな精神が流れるよ、きっと
だから人さまのお役に立てると言うのは大事よ。 自分の為になら誰でも出来るねんから」 言いながら、自分自身に言い聞かせている。
「お供えと写真受け取ったよ。 知らん人が写ってる。 お兄さんも頭が薄うなったなぁ」 「え?何?」
「お母さんも細うなったのう」 「えーー?! もしかして、バーベキューしてる写真?」 「そうや」 「キャー!! 荷物の中に手紙入ってたでしょ!」
「いや・・あ・・入ってる。 あ。。様、み。。様。 」 「キャー! あっちと反対になったんやわ!、すぐ電話するわ!」
全く同じ品物で梱包も全く同じ、私にはテープの仕方で分かるが。 ただ、中のラミネートした写真と手紙が、夫側と違うのだ。
コンビニのお兄ちゃんに渡すとき、最初は夫の方を書いて、これって荷物を指差した。 「中味は一緒です」と言ったものだから、どっちでも同じと、
解釈したのだろう(人の精にして)
電話をしたら兄嫁さんが、「今日は披露宴だったので帰って来た所、開けてないと言う事だった。 そうなんや、披露宴、もう終わっていたと思っていた。
「明日兄が持って行くので、中の大きな封筒だけ渡して下さい」と頼んだ。 は~・・やれやれ、汗かいた。
実家の方へは、夫が卓球で金メダルもらって孫たちがそれぞれメダルをかけている写真や、夏帰省した時の実家での写真、夫の誕生日
孫たちに囲まれている写真を入れてある、手紙は兄夫婦宛てだし。 まだ孫のいない義兄夫婦には申し訳ない写真だし。
実家の母や兄たちが夫の実家の写真が見られたのは、むしろ良かった。 相変わらず仲の良い、みんなの様子や義母の様子が分かって。
それにしても夫の兄嫁さん開けてあかったのは運が良かった。 義父の大好きなお饅頭お供えのお陰かな。
翌日実家の兄が電話をして、夫の実家に持って行ってくれて中の写真の封筒を交換して来てくれた。
兄嫁さんが気を使ってか、荷物の封さえ開けてなかったぞと電話をくれた。 めでたしめでたし。
前に一度、愛ちゃんのお姉さんと妹さんに送る荷物、間違えた事があった。 今回同様で、送り状家で書いて行くのに、切らしていたのが失敗だった。
これからは確認、確認。 念の為、送り状をいっぱいもらってきた。