朝まだ熱のあるひろとを迎えに行ったら、保育園の体操服を着て息子とマンションの玄関で待っていた。 「あれ? どないしたん?」
私服を着たひろとを見て、ゆいちゃんもじぃじとこへ行くと、駄だをこねるらしい。
先に保育園へ送って行くからと、体操服を着せたようだ。 来るなり私服に着替え、体操服をリュックへ収めていた。
次女がお昼前来てくれた。 午後は出かける予定だったので、ひろとを頼んだ。
行き先は、区民センター。
あなたの健康サポーター 株式会社ベネフィットワン・ヘルスケアさん(7月以前は社名が保険教育センター)の指導員さんとの面談。
3月特定検診を受けた時に、保健指導を受けるか否かの質問項目があった。 夫は「いらん」と言ったが、私は受けて見ようと思った。
健康診断の結果を把握しながら、今の自分の生活状況を見直し、指導者の方にアドバイスして頂きながら改善をして行く。
以前見た冊子に、毎日チャレンジする項目を記録しサポートしてもらいながら、自分の身体の状況が変わったと言うイラスト入りの箇所を目にした。
(これいい! これなら出来るかも知れない!)そう思って、今回受けて見ようと思った。
自分で何度も気をつけなければと、減量にチャレンジするものの、意志薄弱、途中で挫折、体重が減っては安心してまたリバウンド。
食に関しては、最近は心がけているが、減量・・これが難点。 猛暑が続く夏でさえ、食欲だけは旺盛と言うのだかどうしようもない。
自分の為なのに続けられないことを情けなく思う。 特別重大な事態でなかったから、悠長なことを言っているのかも知れないが。
嬉しい事に私の中には、もう一度学生時代のように試験を受けて見たいなぁ、テスト勉強してみたいと、そんなささやかな願望があった。
形は違うもののこのチャレンジパンフレットを見た時、(これや!) そんな気になったおんで、密かに今日が来るのを待っていた。
1時半の予約だった。 個人面談で1人40分。 いきなり血圧が150あった。 普段家で測っているが、正常なのでパス。
おなか周りと体重、事前に特定検診の結果と問診票があって、それに従ってお姉さんが色々と説明しながら話は進んだ。
私の今の状態、改善すべき事・・そして
3つのチャレンジする項目を決め、毎日与えられたノートに書きこんで行く。 半年間限定。
そこまで来ると、敢えて記録して行かなくても、それが習慣づいて来て当たり前の生活になっていようと言うものであろう。
熱は37度2分、ひろとを5時、バスで送って行った。 家へ帰るとご近所さんの立ち話に遭遇。
「珍しいわね、歩いて」 「孫をバスで送って帰ってきたから」 それからなぜか痩せるの痩せないの話になった。
1人は私と似たふっくらさん、もう1人は小柄でほっそりさん。
「実はね、今日特定検診の・・」とお昼に指導を受けた事がらを話した。 「人の手を借りようと言う訳」 「行ってないわ、会社で健康診断してるし」
「宿題みたいでね、とりあえず半年間継続で3キロの減量を言われたのよ」 「奥さんならできるわ」 「続けるのがねぇ、でもがんばる!」
ご近所さんに告白、おまけに宣言してしまった。
6時半・・西の空が焼けていた。
公園のぐるりを歩いた。 風が違う、あの真夏の夕方とは。 しのび寄りつつ 来たる秋なんだね~。
明日から記録、チャレンジ!
今日の私・・
”メタボが歩く!” 「特定保険指導」 健康チャレンジ!