ミミ子の日記

おばさんうさぎの写真日記

目丸山の夏

2007年08月21日 | 登山日記
月曜日 日曜島ハイクのツアーで「目丸山」に行った。登山口の手前で突然大きな土の山が道をふさいでいた。多分7月の大雨の時のなだれのためだろう。そこで車を降りて歩き始めた。

歩き始めて10分くらいのところでまた大きな崩落場所があり、石ころがズルズルするところをやっとの思いでわたって道路に出た。山の中にも1ヶ所道がわからなくなっているところがあった。こんな勢いで山が壊れて行けば近い将来一体山はどうなるのだろうと心配になってきた。これももともとは温暖化が原因だろうか。

登山口の手前で見た「タケニグサ」という花。茎が竹に似ていることから「竹似草」とも云うが、竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなるので「竹煮草」とも云うそうだ。

山の中でよく見た「クズ」の花。クズは木と思ったらつる性の草だった。今が花の最盛期といったところ。私達が食べる葛はこのクズの根っこのでんぷんを取ったものだそうだ。

「ヨウシュウヤマゴボウ」いかにも夏らしい花。強そうだなあ~。向坂山の登山口に「ごぼう畑」というところがあるが、藻著かすると以前この種のごぼうがたくさん咲いていたのかも知れない。

頂上近くに群落を作って咲いていた「ママコナ」。九重で見るママコナよりひどく小さくて花の中の「米粒」のようなものが見えなかった。小さいので「ミヤマママコナ」かなと思ったが「ミヤマ・・・」の方は花喉のところが黄色になっているということで、これは小さいけれどやっぱりママコナであった。