この国は、全体的にみると緑豊かな美しい国。
いろんな条件が重なって砂漠にもならず、適度に雨が降ってくれているお陰で、
自然豊かな風土になった、と聞きました。
でも、今年は、、
何度も水に悩まされます。
どうか、これ以上…と祈るばかりです。
この拙いブログ、この頃なんとなくTVネタが多いようですが、
TVで得たことから、自分なりに色んなことが思われてきたり、
日ごろなんとなく思っていたことが、浮き彫りになったりするんです。
その一つ。
『子どもだけの避難生活』という番組もそうでした。
「 東京・江東区に、原発事故で福島から避難してきた子供たちが暮らす施設がある。親と離れる寂しさから不安定になる小学生や、進学か就職かで悩む高校生。一夏の成長を追う。 」
というもの。
こういった話題って、つい、
「かわいそう」 「辛い、寂しい」 「なんでこんなことに・・・」
といった方向にいきがちなんですが、
番組を観ていると、
子どもたち一人ひとりが、それぞれに
ハッキリ成長しているんですね。
もちろん、番組制作者が、
そういう子たちにスポットを当てて紹介している、という見方もできるけれど、
私は、
こんな風に、
まったく予期しなかった事態が起きても、それを『好機、チャンス』として
ナントカ乗り越え、成長していくことも出来る。
人って、そういうものらしい、と感じて、
心が熱くなったんです。
そして、それはたいてい一人では難しい。
周りの温かい目、適切な支えなどがあってのこと、なんですよね。
もし、周りの大人たちが皆んな「かわいそうに…」という見方だったら、
子どもも「私って、かわいそう…」となってしまって、
こうはならなかったんじゃないかしら。
まだあどけないような子も、
思春期のムズカシイ年代の子も、
大人が思っている以上に
シッカリ考えたり出来て、やっていけるものかもしれませんねぇ。
そして、それはきっと、大人でも同じですよね。
常識的な感情とか見方などに偏っていては、可能性の芽も摘んでしまう。
――自分自身を、そして周りの身近な人を、
見つめなおしていきたいです。