昨日はハロウィン。子供達が様々な扮装してお菓子をもらうために近所のお家を練り歩いている、あの可愛い姿が懐かしい・・・。
ンバギレコードを立ち上げて第一弾をピアノのフェビアン・レザ・パネ君と一緒にNYへ出向き、あちらでフェローンや定村史郎vln君たちと録音したのがちょうどハロウィンの10/31、11/1の2日間。ブルックリンの豪華なスタジオに常備してある色とりどりのキャンディ、チョコレート...レコーディングの合間に、そんなキャンディを鷲掴みにしてブルックリンの通りを歩く子供達を見つけて「Hi ! Come on!!」と手招きし、「Trick or Treat!」と叫んだり喜んだりする子供達と戯れる束の間の安らぎ。フェローンも子供のようにはしゃいでました。
当時、Stir Up!のメンバーだったパネ君の為に、最高のピアノで録音したいと考えて日本で高いスタジオを探すよりいっその事NYに行ってしまおう!となったのが1998年の秋。MilagrosというアルバムをOff Noteから出したものの、すぐに売り切れてしまい、なかなか再販してくれない。イライラしながら、そんなら自分のところで制作しちゃおう、と<ンバギレコード>を立ち上げました。しかも、Milagrosの時のピアノが最悪な状態だったので、黒田京子さんとパネ君には大変迷惑をかけてしまったので同じスタジオは使えない・・・。
そんな頃に藤井郷子pさんからNYにとても良いスタジオがあるのよ、と教えて頂き、Steve Coleman が愛用している噂のスタジオを紹介していただきました。
ピアノはカーネギーホールで使っていたものでかなり年代物だったけど、暖かい音色のスタンウェイ。パネちゃんも嬉しそうでした。広いスタジオの中でみんなが各々好き勝手に個人練習している間(30分くらい)にエンジニアのジョーが一人一人コンソールルームに呼び出す。「あなたの音はこれでいいかな?」とすでに練習中の音を録音して聴かせてくれる。わ~、なんて良い音!と感動していると、「君の音が素晴らしいからだよ。」う~ん、乗せ上手!!そんなこんなで、とても気分よく2日間のレコーディングを終了。なんとmix downも8曲を1日(1曲がなんと2時間)で完成するという奇跡の技。
もし日本でmix down をやろうとしたら、一曲に最低でも4、5時間かかってしまう。ジョーの場合は録音している時に殆ど完成に近い形で仕上げてしまうので、このmixが短時間でできるのだ。凄いなあ。電圧も違うから音がいいし・・・!
筑紫哲也さんの息子の卓也君がカメラマンをやってくれ、利樹の曲の「冬の遊園地」用に「コニーアイランド」の風景写真まで撮ってきてもらったり...。
「Double Rainbow」はNYの友人たちとの素敵な思い出が詰まった大切なアルバムです。ああ、月日の流れが走馬灯のよう。
ンバギレコードを立ち上げて第一弾をピアノのフェビアン・レザ・パネ君と一緒にNYへ出向き、あちらでフェローンや定村史郎vln君たちと録音したのがちょうどハロウィンの10/31、11/1の2日間。ブルックリンの豪華なスタジオに常備してある色とりどりのキャンディ、チョコレート...レコーディングの合間に、そんなキャンディを鷲掴みにしてブルックリンの通りを歩く子供達を見つけて「Hi ! Come on!!」と手招きし、「Trick or Treat!」と叫んだり喜んだりする子供達と戯れる束の間の安らぎ。フェローンも子供のようにはしゃいでました。
当時、Stir Up!のメンバーだったパネ君の為に、最高のピアノで録音したいと考えて日本で高いスタジオを探すよりいっその事NYに行ってしまおう!となったのが1998年の秋。MilagrosというアルバムをOff Noteから出したものの、すぐに売り切れてしまい、なかなか再販してくれない。イライラしながら、そんなら自分のところで制作しちゃおう、と<ンバギレコード>を立ち上げました。しかも、Milagrosの時のピアノが最悪な状態だったので、黒田京子さんとパネ君には大変迷惑をかけてしまったので同じスタジオは使えない・・・。
そんな頃に藤井郷子pさんからNYにとても良いスタジオがあるのよ、と教えて頂き、Steve Coleman が愛用している噂のスタジオを紹介していただきました。
ピアノはカーネギーホールで使っていたものでかなり年代物だったけど、暖かい音色のスタンウェイ。パネちゃんも嬉しそうでした。広いスタジオの中でみんなが各々好き勝手に個人練習している間(30分くらい)にエンジニアのジョーが一人一人コンソールルームに呼び出す。「あなたの音はこれでいいかな?」とすでに練習中の音を録音して聴かせてくれる。わ~、なんて良い音!と感動していると、「君の音が素晴らしいからだよ。」う~ん、乗せ上手!!そんなこんなで、とても気分よく2日間のレコーディングを終了。なんとmix downも8曲を1日(1曲がなんと2時間)で完成するという奇跡の技。
もし日本でmix down をやろうとしたら、一曲に最低でも4、5時間かかってしまう。ジョーの場合は録音している時に殆ど完成に近い形で仕上げてしまうので、このmixが短時間でできるのだ。凄いなあ。電圧も違うから音がいいし・・・!
筑紫哲也さんの息子の卓也君がカメラマンをやってくれ、利樹の曲の「冬の遊園地」用に「コニーアイランド」の風景写真まで撮ってきてもらったり...。
「Double Rainbow」はNYの友人たちとの素敵な思い出が詰まった大切なアルバムです。ああ、月日の流れが走馬灯のよう。