minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

命を粗末にするな(怒)!

2006年11月08日 | 家族の日常
 豊島区連合音楽会というのに息子や姪っ子がピアノ伴奏で出演するというので、仕事前に頑張って豊島公会堂まで行ってきました。

 豊島区教育委員会の方の挨拶。
「先ほど、豊島区に一通の手紙が投函されてきました。内容は『いじめにあっています。もう生きて行けません。』というお手紙だったのです。君たち、命を粗末にしてはいけないんだという事を肝に銘じてください。ぜったいに自分から死ぬ事はなりません。この手紙が豊島区の子供でない事を祈りますが、とにかくいじめがあったら教育委員会でもなんでも相談してください。」

 いきなりこんな言葉で始まったのでびっくりしましたが、とりあえず子供達はのびのびと歌ってくれたので一安心。遼介も朝から朝食は一口くらいしか喉を通らず、緊張していたんだろうけど先日の学校の文化祭よりも遥かにうまく弾けたんじゃないかしら?良かった良かった。

 最近、いじめ問題をとりあげて大騒ぎしているTVの報道が気になる。本当の命の大切さ、どうやって伝えていくのかがこれからの親、大人たちの課題だと思う。簡単に死を選びすぎる事も大きな問題・・・。マスコミがとりあげればとりあげる程、連鎖反応がおこっているような気がしてならないのは私だけでしょうか?

 音楽は一生を支えて行く上でとっても大切なもの。音楽会で歌っているみんなは本当に活き活きしていて素敵でした、どの学校の子供たちも。障害のある子供も一緒に歌っている学校がありましたがとても嬉しそうに歌う姿に涙が出そうになりました。

 姪っ子の中学は最後にブラスバンドの演奏もしてくれたので息子たちのブラスバンドとの違いもわかってとても面白かった。やはりAクラスに出場する学校だけあって、人数も楽器も半端じゃない。ウッドベース、オーポエ、ファゴットまである。姪っ子はやはりアルトサックスをやっていますが、よく頑張っていました。

 彼女もブラスバンドの中でいろいろといじめにあっているようだけど、負けずに演奏しているのがとても嬉しい。負けるなよ。とおばさんは心の中で応援!「私、2年になったらブラバンやめたいの~。」と愚痴っているようですが今日観た限りでは楽しそうだったのでほっとしています。やはり音楽って違う次元にいける素敵なものなんだなってつくづく思う。

 夜は渡辺勝voさんのバンド。久しぶりのBuddy、226以来だな。大好きなマネジャーのMさんが来年3月で引退する、という話を聞いてびっくり!寂しいけどいつまでも音楽は見捨てないでね~。いつも応援してくれていて本当に神様のような方だったのでしみじみしてしまいました・・・・(涙)。でもBuddyは続きます、226もね。よっしゃ~、命ある限り頑張るぞ~。