minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

キューバへの妄想

2007年11月25日 | 家族の日常
 今、キューバがお薦めらしい。昨日、我が家にパワーシャベルのニックが遊びにきた。彼はMAUの新譜のプロデュースを手がけ、イギリスからデニス・ボーベルを連れて来た人。スペインとイギリスのハーフのナイスガイ。ニックのフルネームを初めて知ってびっくり。「Dangerfirld」だって!!!!冗談かと何度も聞返してしまったw。

 ニックの在籍するパワーシャベルという会社はもともとトイ・カメラの会社で、そこからCD部門もたちあがっているところ。なので、CDのジャケットも中身もすべてこのトイ・カメラを使ってミュージシャン達が撮影した写真でデザインされている。時代に逆行したアナログなカメラなので、コダックの細長いフィルムを装着(懐かしい)し、ジーコジーコと巻きながらガシャンとレバーを押して撮影する。誰が今更こんなものを買うんだ????と疑問に思いつつ、もらったカメラで猫とか屋上のみかんとかをバシャバシャ撮っていたら、フィルムを巻くのをすっかり忘れてシャッターを切っていた(汗)。どんな写真ができるのか、フィルムのまま彼らに渡すのでさっぱり想像つかない。しかも、このカメラ8000円くらいするらしい。世の中、不思議な事だらけだな~。若い女の子たちの間で人気のカメラだそうだ。わからん。

 ニックは日本に住みながらレコーディングの為にイギリス、スペイン、イタリア、キューバとあちこち旅している。
「キューバのスタジオ代は1日100ドル(エンジニア付き)なんだよ!」物価がめちゃめちゃ安く、スタジオも立派、エンジニアの腕も最高。素晴らしいミュージシャン達がゴロゴロいる。天国のようなお話。滞在する家は海に面した庭付き一戸建ての家。これが一日25ドル。しかも飛行機代も10万くらいだそうな。いいなあ。カストロの容態が危ないのでいつまでこの状態が続くか微妙だが、政権交代したらこんなに安くはならないだろう、との事。なんとかしてキューバに行きたくなった。音楽と海に囲まれて・・・夢はどこまでも広がる。とりあえず、ニックが1月にまた行くらしいのでそれに便乗しようかしらん。

 おいしいスペインワインを飲みながら楽しく妄想中、息子が部屋に入って来た。試験が終わって友達を呼んで家で夜中まで麻雀教室をやっていたのだw。ニックと英会話でご挨拶。おお、やるじゃん。最近英語が得意になってきた息子は「母ちゃんの英語力をもう少しで追い越すよ。」と宣言された。でもニックに「麻雀ってどんなゲームですか?」と質問されてたじたじ。難しいよね、説明するのは。「7ブリッジのカードゲームみたいなものよ。」と横から助け舟(になってない?)。

 キューバに行くならスペイン語もやっておかなければいけないな(麻雀ゲームの時間を削って)・・・って私の頭脳ではもはや限界か。