minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

自分の為に

2010年10月03日 | ライブとミュージシャンたち
フジコさんの葡萄屋ライブ、大盛況でした。フジコさんの大学生になる一人息子D君もご主人もかけつけた。本当に素敵な息子さんと旦那様で、フジコさんが歌をまた歌いだすようになったら元気でキラキラしてきたので「どんどん応援するぞ!!」って...泣けるなあ。理想的な親子関係、夫婦関係。そして古くからの友人たちにPTA関係・・・と愛情溢れる応援団で一杯。

「歌う事が人の為になるのなら...って音楽療法を勉強し始めたのに、一番癒されていたのは自分だった・・・」と歌う喜びに改めて気づいたフジコさん。現役から遠ざかって子育てに没頭していた20年は長いようで短かったんですね。

フジコさんの持ち歌の演歌「津軽じょんがら節」ジャズバージョンも大受け。堂々と歌い上げ、ラストはアドリブでもう一回!なんて指示を出すところなんてすっかりジャズボーカル。どんどん回を重ねるごとに余裕ができてきて・・・。私もスタンダードがもっと上手に演奏できるように精進いたします!!(って今更か?)

前日にとても気分の落ち込む事があって最初は元気が今ひとつでませんでしたが、フジコさんや応援して下さる方々の暖かい雰囲気に包まれて次第に自信を取り戻して楽しく演奏できました。本当にみんなに感謝です。やっぱり音楽って最高!!頭でごちゃごちゃ考えるよりも、何にも考えずに演奏している時が一番なのだと確信。


そして今日はプチ同窓会。女だけのランチタイムでしたが、良き妻、良き母をずっと続けて来た彼女たち。みんな美しく若々しい。子供も大きくなってようやく自分の時間が持てるようになったのだけれど・・・20年間の結婚生活、私の人生って一体何だったのかしら?という重い話題。

「もう、これからは自分の好きなように生きなくちゃ!」と誓い合う50女たちでありました。