minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

おめでとう!そして阿佐ヶ谷

2010年10月24日 | ライブとミュージシャンたち
良いお天気にめぐまれ、OちゃんとK君の人前結婚式がしめやかに行われた。先月も尾瀬の友人の人前結婚式に出席したばかりだったが、昔は花嫁の気持ちと一緒になって感激していたのに、この頃では花嫁のお母さんの気持ちになって感動している自分がいる。



Oちゃんが花嫁姿でチェロを演奏したのだが、美人な上にチェロかい?!というくらい素敵だった。私も生まれ変わったらチェロ奏者になりたい、と思うくらいチェロって格好いい楽器だ。いつも小さくて細い体でチェロを担いで我が家にレッスンにやってくるとハラハラと心配になるけど。旦那様の方(私の弟子)はフリー大好きなだけあって、一緒にオーネットの曲を3人で演奏したが、結婚式だというのに、ブリブリギャオ~と吹きまくって良い音出していた。最後は4人でLoving Youを演奏して無事終了。ご両親もさぞ驚かれた事でしょう(笑)。このまま頑張って好きな道を突っ走ってほしいと願います。お幸せに~~~!!





そして夜は国仲勝男さんと久しぶりのライブ。阿佐ヶ谷駅周辺は楽器を持った若者がウロウロ。車の中から見ていると、テナーをかかえた若者がいきなりシャッターのおりた店先で演奏を開始。ガード下という事もあり、響き渡って素人で何を演奏したいのかよくわからんかったけど、音だけはいいじゃん・・・と思っていたら、お兄さんがやってきて彼の演奏を静止。今日はどこでも演奏できる・・・という訳じゃないのね。青年はトボトボとテナーを抱えてどこかに消えて行った。駅前に移動してまた演奏していたらしいけど。がんばれ!


私にとっては初めてのお店「Yellow Vision」だったけど、生音が気持ちよく響き渡るステージだった。ドラムの石塚俊明さんもご機嫌なサポートで決して音量が大きすぎずに叩いてくれたので最高に演奏し易かった。国仲さんもロック歌手のママさんのお店だからなのか、石塚さんと一緒だからなのかDeep Purpleの曲を弾きだしたりノリノリ。ああ、楽しかった~。

2セット目は超満員で、終わったらいつの間にか林栄一さんが客席にいらして・・・!!頼まれもしないのに「じゃあ、もう一曲だな。」と林さんと2管でアンコール。蘇ったぞ、Black Out。お客様も大満足だったのではないでしょうか。かくして阿佐ヶ谷ジャズの夜は満月とともに更けて行ったのであります。

さあ、今日はアフリカンナイトで~~~す。