「徹子の部屋」に白寿(99歳)の日野原医師が出演したのを見たが、90歳の時にミュージカルの台本を頼まれ、自ら書き下ろし(もちろん、そんな事初めてだったそうだ)それが9年続いてブロードウェイでも上演。ご自分もステージに上がって踊る、というもの凄いおじいちゃんだった。
「新しい事に挑戦するのが大好きなんですよ。」といつまでも好奇心旺盛で若々しい。今年の夏には死海まで行って泳いでいる写真も・・・。う~~ン。
そして、こちらも80歳記念ツアー2010という、ソニーロリンズの追加公演に行って来た。10000円もするチケットを読売新聞をとっている利樹の母がもらったのだ。「この人知ってる?なんかジャズのチケットだよ。」と全く音楽に興味のない義母が私たちの為にしっかりゲットしてくれていた。おおお、感謝。
後楽園の横にある、JBCホール。3000人の客席はほぼ満杯(私たちのように新聞がらみで来れた人たちも沢山いたんだろうな。)定刻通りに登場。頭は真っ白で真っ赤なシャツに黒いズポン。「おおおおっ」と会場からもどよめきが。
バラッド(曲名わからず)からいきなりスタート。ロリンズのテナーの音だあああ!!!!生のロリンズは27年振り。ワンホーンでのユニットも27年振りだそうだ。腰も背中も曲がって、サックスがなければただのおじいちゃんなのに、腰を曲げたまま、テナーを上にふりかざし、上下させて歩き回り演奏する姿は昔のまま。80歳になってもこんなに素晴らしい音が出るんだ・・・・といろいろな思いが一気に吹き上げて・・・・オーネットを芸術劇場で見た3年くらい前を思い出した。あの時もサックスの音色一発で涙が出てしまったのだ。オーネットもロリンズも同い年だ。
初っぱなのバラッドでいきなりドラムの4バースを回したり、In a sentimental moodではボビークランショウのベースに3コーラスもソロをさせたり、ラストのブルースではお決まりのノンブレス・エンディング、と相変わらずお茶目っぷりを発揮していたロリンズ。でも昔は誰にもソロを渡さないで吹きまくっていたのになあ。アンコールも拍手に応えて何度もステージでおじぎをしたけど、演奏はなかった。やはり歳には勝てないのかな。でもそれもまたロリンズ。格好いい!!!
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やはり息は昔よりは続かなくなっているけど、枯れた音から明るい力強い音まで自由に吹きこなし、晩年のデクスター・ゴードンをNYで観た時は指が全く動かないフランケンのようで驚いたが、ロリンズは指もフレーズも全開でめちゃ元気だった。この後ヨーロッパツアーを控えているなんてどこまで凄いんだろう???
帰りに悠雅彦さんにばったり。悠さんの横にはジャック・ディジョネットもいたそうな。多くのミュージシャンから愛され尊敬されているのがわかる。
オーネットもロリンズも同じ80歳で未だに現役。私も30年後にあんなに元気で演奏できるのかなあ。ちょっと想像できませんが・・・(汗)。でも怪物に負けてられない!へこたれずに頑張ろうじゃないの。と自分に気合いを入れ直したコンサートでありました。
「新しい事に挑戦するのが大好きなんですよ。」といつまでも好奇心旺盛で若々しい。今年の夏には死海まで行って泳いでいる写真も・・・。う~~ン。
そして、こちらも80歳記念ツアー2010という、ソニーロリンズの追加公演に行って来た。10000円もするチケットを読売新聞をとっている利樹の母がもらったのだ。「この人知ってる?なんかジャズのチケットだよ。」と全く音楽に興味のない義母が私たちの為にしっかりゲットしてくれていた。おおお、感謝。
後楽園の横にある、JBCホール。3000人の客席はほぼ満杯(私たちのように新聞がらみで来れた人たちも沢山いたんだろうな。)定刻通りに登場。頭は真っ白で真っ赤なシャツに黒いズポン。「おおおおっ」と会場からもどよめきが。
バラッド(曲名わからず)からいきなりスタート。ロリンズのテナーの音だあああ!!!!生のロリンズは27年振り。ワンホーンでのユニットも27年振りだそうだ。腰も背中も曲がって、サックスがなければただのおじいちゃんなのに、腰を曲げたまま、テナーを上にふりかざし、上下させて歩き回り演奏する姿は昔のまま。80歳になってもこんなに素晴らしい音が出るんだ・・・・といろいろな思いが一気に吹き上げて・・・・オーネットを芸術劇場で見た3年くらい前を思い出した。あの時もサックスの音色一発で涙が出てしまったのだ。オーネットもロリンズも同い年だ。
初っぱなのバラッドでいきなりドラムの4バースを回したり、In a sentimental moodではボビークランショウのベースに3コーラスもソロをさせたり、ラストのブルースではお決まりのノンブレス・エンディング、と相変わらずお茶目っぷりを発揮していたロリンズ。でも昔は誰にもソロを渡さないで吹きまくっていたのになあ。アンコールも拍手に応えて何度もステージでおじぎをしたけど、演奏はなかった。やはり歳には勝てないのかな。でもそれもまたロリンズ。格好いい!!!
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やはり息は昔よりは続かなくなっているけど、枯れた音から明るい力強い音まで自由に吹きこなし、晩年のデクスター・ゴードンをNYで観た時は指が全く動かないフランケンのようで驚いたが、ロリンズは指もフレーズも全開でめちゃ元気だった。この後ヨーロッパツアーを控えているなんてどこまで凄いんだろう???
帰りに悠雅彦さんにばったり。悠さんの横にはジャック・ディジョネットもいたそうな。多くのミュージシャンから愛され尊敬されているのがわかる。
オーネットもロリンズも同じ80歳で未だに現役。私も30年後にあんなに元気で演奏できるのかなあ。ちょっと想像できませんが・・・(汗)。でも怪物に負けてられない!へこたれずに頑張ろうじゃないの。と自分に気合いを入れ直したコンサートでありました。