minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

藤井郷子Orch. with Elliot Sharp

2010年11月10日 | ライブとミュージシャンたち
NYでレコーディングを終えてきたばかりの藤井さんと田村さん。本当に勢力的に活動する2人のオーケストラに今回はElliot Sharpと名古屋のギターリスト臼井さんが加わるというにぎやかな展開へ。本来いるはずのギターリスト、ケリーチュルコが病気でカナダへ帰国して手術を受けているそうなのが少し気がかりですが・・・。

ギターってスイッチひとつで、爆音になったり暴力的になったりするので生音で演奏するホーンセクションはいつもビクビク。ところが、ケリーもそうでしたが、Elliotの音は横で鳴っているにもかかわらず全くうるさくない。

NYのフリーシーンを垣間見る事のできるルーレットTVではエリオットはソプラノを演奏している・・・しかも上手いし、循環呼吸で吹いている。

ピットインの廊下でご挨拶をしたときに聞いてみると「もともと学生時代にクラリネットを専攻していたんだよ。」ということ。だからバスクラリネット、テナーサックス、ソプラノなどの楽器もNYのライブでは時々演奏しているそうな。多才な人だ!!

見た目は怖いけど(苦笑)、おだやかでとっても優しいジェントルマンでした。「NYに今度来たら一緒に演奏しようね。」などと暖かく包みこんでくれる笑顔で言われて・・・・惚れてまうやろ(笑)!!




それにしても、このルーレットTVのフリージャズシーンを見るとわかるけど、彼らってみんなまじめ。そして音も淡々と奏でている。昔ながらのギャオ~~というスタイルってNYではもう流行らないのかもしれない・・・・(汗)。


そしてケリーの手術が成功して一日も早く藤井オーケストラで会えることをお祈りしています!頑張れ、ケリー!!!