minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

夢の競演

2010年11月26日 | ライブとミュージシャンたち
やはりもの凄いドラマーだった。一番日本の中で競演したいドラマーが本田珠也君!と何年も思い続けて・・・念願がようやくかなった。

珠也君の記憶によると、私との出会いは15歳のデビューしたての頃に今村裕司perバンドで昼のピットインで競演したのが初めてらしい。15歳って...(汗)。それ以来、時々人のバンドで演奏した事はあったけど、自分のユニットに迎える事が何故かかなわなかった。

今年になって八木美知依さんのセッションでようやく再会。素晴らしいドラマーだと確信したので、もう一度競演をお願いしてみると快く引き受けてくれたのだ。私のラブコールはようやく形となった・・・・。


やはり、初めてという事もあって、フリーを中心にしてみたのだが、リハーサルで譜面なしで「カナビスの輪」やブラジルの7拍子をちょこっと練習してみるとこれがまた凄いのなんの。ゾクゾクしてくる。12/1は江古田バディでそういった曲も新曲含めてがんがんやってみたいと思ってます。


人間もドラミングもほれぼれしちゃう珠也君だったが、演奏終了後に可愛い奥様が「今日は珠也の誕生日なんです。」の一言で店内に残っていた全員から「え~~~?なんでもっと早く教えてくれないの~~?」「41歳おめでとう!」と祝福ムードに。私と違ってどこまでも奥ゆかしいなあw。




バレルハウスの店長ソンちゃんがスペシャルシャンパンとおつまみなどをプレゼントしてくれて・・・・「ロックバーなのでQueenの●●かけてください。」と珠也君のリクエストタイムが始まり、QueenのTシャツ着て『この曲はおばあちゃんが教えてくれたんだよ。』って大声で歌い出す場面もw。おばあちゃんは一体何者???(やはり・・・ピアニストだったそうです。)

渡辺貞夫さんをおじさんに持ち、お父様が本田竹広、お母様はチコ本田、というジャズサラブレッドに生まれ育った珠也君。お父様が亡くなってからいろいろな心の変化が彼の中であったそうだ。そのあたり、もう少しじっくり酔っていない時に話を聞かせてもらう事にしよう。

また新たな出会いに光が見えた一夜だった。寒い中お越し下さった皆様、本当にありがとうございました!!!