minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

予期せぬ発作

2010年11月28日 | ライブとミュージシャンたち
この季節、喘息もますます酷くなるのだが風邪はとりあえずひいていません!!でも「ゲホゴホ」とやっていると他人からはとても不安そうな目でみられるので『私は喘息です!』と書いてあるマスクがあればいいのに。

マスクと言えば、昨日のスペイン語のクラスで「風邪で声がでなくって・・・」という方がマスクをしてきて「あら、可哀想ね。」と先生もささないであげていた。そうか、予習ができなかったらこの手があるな・・・といつまでも落ちこぼれ生徒の私。上達は不可能か。あまりの根気のなさに家人からもあきれられている。

家人曰く「さちは英語も文法とかめちゃくちゃなのに、フェローンとかと俺より深い話をしているのが不思議だ。会話って愛情なんだな~。」

ふん。伝えたい事があればどうにでもなるのよね。昔、ドイツツアーでミュンヘンからハンブルグまで1日がかりのバス移動をやったときも、バスの運転手さんと最後は仲良く会話(って、ドイツ語はほとんどわからないのに)していて、通訳のお兄さんが驚いていた事があったな。


喘息の原因はよくよく考えると猫たちのよう。だからといって猫を追い出す訳にもいかず、あきらめるしか仕方ない。猫たちの毛がもうもうと舞っているのを見るだけで咳き込んでしまう。こまめに掃除すればいい、といわれりゃそれまでだけど。そんな訳で寝る時も布団に猫の毛がついているかも、と思うだけで咳き込むのでマスクをして眠るようしている。少しだけ改善されている・・・・気がする。

でも一番困るのが、突然の発作。おかしい事があると笑いながら発作が出てしまうのだ。笑い泣きゲホゴホ・・・・あああ、助けてくれ~。と苦しんでも誰も相手にしてくれない。


私がデビュー当時からのコアなおじさんファンがいる。トニーガトリフ、トリフォー、ゴダール、、、、etc...と彼は大変に映画好き。よく映画の話などしてくれていた。先日のライブで「これ、俺のお薦めの映画。」と言って自分のベスト100などを書いたメモと一緒に「バルカン・エクスプレス」と書かれたDVDを下さった。

それをすっかり忘れていたのだが、ああ、と取り出して昨日の夜見ようとしたところ・・・・突然「五十路女の●●劇場」というもの凄いタイトル。も、もしやこれは・・・???と思いつつも大爆笑。ここで喘息の発作もピークに!!!!

家人は「う~~、気持ち悪い!勘弁してくれ~。」と言いつつ、最後にバルカン~が入っているかも、と早送りでチェックしたが、結局見当たらず。「おぞましい」の連発だった。「若いならまだしも・・・」とぶつぶつ。どうみてもお薦め映画とは言いがたい。五十路女というあたりが私へのあてつけのようでもあり・・・(苦笑)。

しかし、こんな事ってあるんだな~w。このDVDをお返しして、ちゃんとした映画と取り替えてもらおうか、黙っておいてあげたほうが良いのか・・・目下思案中。(ブログで書いちゃったらだめじゃん?)