ベースの是安則克さんが急逝された。朝起きたらもう冷たくなっていらしたそうだ。心臓発作だろうか??・・・・信じられないよぉ。
先月NYから帰国した小笠原みゆきさんのバンドで2日間ご一緒したばかりだった。
若い頃の是安さんはジャコ・パストリアスに少し面影が似ていて彫りの深い顔立ち。噂によるとロシア人の血が1/4少し混じっているって・・・本人から聞きそびれたので真偽はわからないけど。
チャーリーへイデンのような太い音で、演奏スタイルもゆらゆらと体とベースを揺らしながら演奏する。若い頃は本当に近寄りがたい雰囲気を持ったベーシストだったが、近寄ってみるともの凄く優しいお兄さんのような存在。一緒にヨーロッパツアーで大型バスに乗ってあちこち回ったり(あちらは林栄一さんのバンドで)した事もあり、あまり多くは競演していないのにたまに会うと「オッス、永田は元気?」と親しみ易い笑顔で挨拶してくれた・・・。
「是安さんって、もの凄く優しい人ですね。仏様みたい~。」
「え?俺?そんなことね~よ。」
最後となってしまったあけたの店での何気なく言った私の一言。自分がいつもあけたの店の専用駐車場を使っているのに、「今日はさっちゃん、停めていいよ、俺、コインパーキングに入れてくるから。」とわざわざ私の車を停められるようにして下さった。前日も方向が全く違うくるみさんを家まで送り届けてあげた。なんて優しい人なんだろう!と感動していたのに、本当の仏様になってしまうなんて・・・。あまりにも突然過ぎるよ、是安さん。どうぞ天国で安らかにお休みください。
★通夜式9月25日18時より19時/告別式9月26日11時より12時 東都アールホール
〒191-0062東京都日野市多摩平6-25-2
tel 042-583-6565 (生花、花輪のご用命、その他お問い合わせ) fax 042-584-6565
是安さんの事を考えながら下北沢Lady Janeへ向かった。車を運転しながら、突然、涙が溢れてきた。なんでこんなに次々と素敵な人が亡くなって行くんだろう。自分たちが生きている事も不思議な事なのかも知れない・・・。こうなったら好きな事をどんどんやってしまおう。そんな気になる。いつ死んだって悔いのないように。
「映画芸術」という雑誌で「原田芳雄追悼特集」を企画、その中で歌手としての芳雄さんについて語る、という事で宇崎竜童さん、山崎ハコさん、そして私の3人が選ばれたのだ。レディジェーンの大木さんが進行役を勤めて下さって話はあちらこちらに飛びつつも盛りだくさん。3時間に渡る座談会になってしまった。
宇崎さんと芳雄さんとの縁、ハコさんと芳雄さんとの縁、全てがあまりに偶然のような、それでいて目にみえない赤い糸のようなもので結ばれていた。
「芳雄さんは「縁/えにし」というものを凄く大事にしていましたよね」と宇崎さん。
「そう、私の歌を演歌と書くなら縁歌、って漢字を使うといいぞ。ってアドバイスを下さったの。」とハコさん。
もの凄く興味深いお話が沢山聞けて有意義な時間を過ごさせて頂きました。
「来年の229(芳雄さんのバースデイライブ)で競演できるのを楽しみにしています!」座談会は無事終了。「映画芸術」は10/30に発売される。
先月NYから帰国した小笠原みゆきさんのバンドで2日間ご一緒したばかりだった。
若い頃の是安さんはジャコ・パストリアスに少し面影が似ていて彫りの深い顔立ち。噂によるとロシア人の血が1/4少し混じっているって・・・本人から聞きそびれたので真偽はわからないけど。
チャーリーへイデンのような太い音で、演奏スタイルもゆらゆらと体とベースを揺らしながら演奏する。若い頃は本当に近寄りがたい雰囲気を持ったベーシストだったが、近寄ってみるともの凄く優しいお兄さんのような存在。一緒にヨーロッパツアーで大型バスに乗ってあちこち回ったり(あちらは林栄一さんのバンドで)した事もあり、あまり多くは競演していないのにたまに会うと「オッス、永田は元気?」と親しみ易い笑顔で挨拶してくれた・・・。
「是安さんって、もの凄く優しい人ですね。仏様みたい~。」
「え?俺?そんなことね~よ。」
最後となってしまったあけたの店での何気なく言った私の一言。自分がいつもあけたの店の専用駐車場を使っているのに、「今日はさっちゃん、停めていいよ、俺、コインパーキングに入れてくるから。」とわざわざ私の車を停められるようにして下さった。前日も方向が全く違うくるみさんを家まで送り届けてあげた。なんて優しい人なんだろう!と感動していたのに、本当の仏様になってしまうなんて・・・。あまりにも突然過ぎるよ、是安さん。どうぞ天国で安らかにお休みください。
★通夜式9月25日18時より19時/告別式9月26日11時より12時 東都アールホール
〒191-0062東京都日野市多摩平6-25-2
tel 042-583-6565 (生花、花輪のご用命、その他お問い合わせ) fax 042-584-6565
是安さんの事を考えながら下北沢Lady Janeへ向かった。車を運転しながら、突然、涙が溢れてきた。なんでこんなに次々と素敵な人が亡くなって行くんだろう。自分たちが生きている事も不思議な事なのかも知れない・・・。こうなったら好きな事をどんどんやってしまおう。そんな気になる。いつ死んだって悔いのないように。
「映画芸術」という雑誌で「原田芳雄追悼特集」を企画、その中で歌手としての芳雄さんについて語る、という事で宇崎竜童さん、山崎ハコさん、そして私の3人が選ばれたのだ。レディジェーンの大木さんが進行役を勤めて下さって話はあちらこちらに飛びつつも盛りだくさん。3時間に渡る座談会になってしまった。
宇崎さんと芳雄さんとの縁、ハコさんと芳雄さんとの縁、全てがあまりに偶然のような、それでいて目にみえない赤い糸のようなもので結ばれていた。
「芳雄さんは「縁/えにし」というものを凄く大事にしていましたよね」と宇崎さん。
「そう、私の歌を演歌と書くなら縁歌、って漢字を使うといいぞ。ってアドバイスを下さったの。」とハコさん。
もの凄く興味深いお話が沢山聞けて有意義な時間を過ごさせて頂きました。
「来年の229(芳雄さんのバースデイライブ)で競演できるのを楽しみにしています!」座談会は無事終了。「映画芸術」は10/30に発売される。