夕張Five Penniesに初めて行ったのはMamadou Lou と永田利樹bassのトリオで「Andando」というユニットで初北海道ツアーを行った時でした。優しくて素朴な人柄の店主、大崎さんともあっという間に打ち解けたのであります。

そして、翌年。留学から戻ったRIOも入れた4人でもう一度演奏させてもらいました。まだ右も左もわからないRIOと楽しくて明るいMamadouの珍道中、楽しかったな〜(RIO本人は相当苦しんだそうですがw)。
それからいろいろと悲しい出来事が起こり・・・・夕張に行く機会がなくなってしまったのですが、昨年、新宿のPit Innに出演した時に、大崎さんがご夫妻で突然現れたのです。
「息子に会いに上京したんですが、偶然通りかかったPit Innにさっちゃんたちが出演していたので、これは挨拶しなくちゃ、って思ったんですよ。また北海道ツアーのときは寄ってくださいね。」嬉しい再会でした。
その言葉をしっかり覚えていて、今回のライブが実現。
大草原の中にポツンとログハウスが立っている、懐かしいお店です。到着するともうログハウスの外に大崎さんがニコニコと出迎えてくれていました。


さらに嬉しいことに、岩見沢から吉田ののこちゃんとお父様も駆けつけてくれました。
ののちゃんのご両親も最初のMamadouのトリオで来たとき以来です。ののちゃんは当時、NYでバリバリ修行中だったので会えませんでしたが、現在は北海道を拠点に活動している素晴らしいサックス奏者。
ネッド・ローゼンバーグやジョン・ゾーン一派に可愛がられていた前衛サックスで、東京で一度共演しています。今回は私たちのレパートリーの中で2曲参加してくださいね、とお願いしました。


一つはトムウェイツの「子供達をよろしく」。3Hornのアレンジで演奏。これがなんとも美しく、ののちゃんも綺麗なのびやかなアルトサックスの音色で演奏してくれ・・・またもや涙が出そうでした。
さらにミンガスのMoanin'というSwingの曲はなんとののちゃんもビックバンドに所属していた時に演奏したことがあったらしく、私たちの演奏に混じって素晴らしいソロを聴かせてくれました。(エリックドルフィーとオーネットコールマンの共演のように?)RIOもののちゃんに触発されっぱなし。
口唇ヘルペスさえなければ、私ももっともっと絡みたかった〜〜〜。若い2人が羨ましくもあった瞬間・・・。


打ち上げで「なぜ、最近の若いサックスはみんなうまいけど個性が足りないのかなあ?」という話題になってののちゃんが面白いことを・・・。
「私の母は陶芸家だったんですが、最初に陶芸を習う時に、同じ形、同じ色、大きさの茶碗を何個も何個も作る練習させられたそうです。職人ですね。今の音楽学校ってそれを連想しちゃうんですよね〜。」
私もののちゃんもどっちかというと、ジャズの中ではアウトサイダー。ま、ゆがんだお茶碗があってもいいじゃん!ってことですかね・・・。
とにかく、ののちゃんたちのおかげで楽しいライブになりました。お越しくださったみなさまにも感謝いたします。
大崎さん、美味しいお料理もありがとうございました。嬉しい再会の日となりました。夕張メロンもめちゃくちゃ美味しかったです〜〜〜。

さあ、次は苫小牧です。

そして、翌年。留学から戻ったRIOも入れた4人でもう一度演奏させてもらいました。まだ右も左もわからないRIOと楽しくて明るいMamadouの珍道中、楽しかったな〜(RIO本人は相当苦しんだそうですがw)。
それからいろいろと悲しい出来事が起こり・・・・夕張に行く機会がなくなってしまったのですが、昨年、新宿のPit Innに出演した時に、大崎さんがご夫妻で突然現れたのです。
「息子に会いに上京したんですが、偶然通りかかったPit Innにさっちゃんたちが出演していたので、これは挨拶しなくちゃ、って思ったんですよ。また北海道ツアーのときは寄ってくださいね。」嬉しい再会でした。
その言葉をしっかり覚えていて、今回のライブが実現。
大草原の中にポツンとログハウスが立っている、懐かしいお店です。到着するともうログハウスの外に大崎さんがニコニコと出迎えてくれていました。


さらに嬉しいことに、岩見沢から吉田ののこちゃんとお父様も駆けつけてくれました。
ののちゃんのご両親も最初のMamadouのトリオで来たとき以来です。ののちゃんは当時、NYでバリバリ修行中だったので会えませんでしたが、現在は北海道を拠点に活動している素晴らしいサックス奏者。
ネッド・ローゼンバーグやジョン・ゾーン一派に可愛がられていた前衛サックスで、東京で一度共演しています。今回は私たちのレパートリーの中で2曲参加してくださいね、とお願いしました。


一つはトムウェイツの「子供達をよろしく」。3Hornのアレンジで演奏。これがなんとも美しく、ののちゃんも綺麗なのびやかなアルトサックスの音色で演奏してくれ・・・またもや涙が出そうでした。
さらにミンガスのMoanin'というSwingの曲はなんとののちゃんもビックバンドに所属していた時に演奏したことがあったらしく、私たちの演奏に混じって素晴らしいソロを聴かせてくれました。(エリックドルフィーとオーネットコールマンの共演のように?)RIOもののちゃんに触発されっぱなし。
口唇ヘルペスさえなければ、私ももっともっと絡みたかった〜〜〜。若い2人が羨ましくもあった瞬間・・・。


打ち上げで「なぜ、最近の若いサックスはみんなうまいけど個性が足りないのかなあ?」という話題になってののちゃんが面白いことを・・・。
「私の母は陶芸家だったんですが、最初に陶芸を習う時に、同じ形、同じ色、大きさの茶碗を何個も何個も作る練習させられたそうです。職人ですね。今の音楽学校ってそれを連想しちゃうんですよね〜。」
私もののちゃんもどっちかというと、ジャズの中ではアウトサイダー。ま、ゆがんだお茶碗があってもいいじゃん!ってことですかね・・・。
とにかく、ののちゃんたちのおかげで楽しいライブになりました。お越しくださったみなさまにも感謝いたします。
大崎さん、美味しいお料理もありがとうございました。嬉しい再会の日となりました。夕張メロンもめちゃくちゃ美味しかったです〜〜〜。

さあ、次は苫小牧です。