ミントのメモ帳

メモしておかなくちゃ忘れるばかり。日々の事をちょこっと書きます。

6才のボクが、大人になるまで。

2015年02月13日 | 本と映画
4人の俳優達が12年間にわたり同じ役を演じて撮ったという異色の映画。
主人公の男の子が18才になるまでの時々を切り取ってる。
ふと『北の国から』のジュンとホタルみたいだと思った。


子供時代から、自然に成長していく姿を早送りで見てる感じ。
その時々のエピソードもアメリカっぽくて、父親と週末はキャンプしたり、誕生日プレゼントが銃だったりもする。
気になった一番は、母親が何度も離婚を繰り返して懲りない事。
いつも子供達が振り回されるのが何故わからないのか。
個人主義で自由の国らしいと違いを感じる。
その時代のデカイApplePCやイラク戦争、大統領選挙などの出来事が懐かしい。

この小さな男の子が青年になって、自分のしたい事を見つけるまで、色んな苦難を経てるんだ。
それだけで我が子に重なり、胸にじ~んとくるものがありました。

別れた父親役のイーサン・ホークの31才から44才を見れたのも良かったけど、母親役のパトリシア・アークエットの投げやりだけど子供への愛情の注ぎ方はわかる気がする。
うまく言い表せないけど、我が子には素直に表現出来ないのを演じるのって難しそう。

監督はリチャード・リンクレーター。
主人公の男の子はエラー・コルトレーン、どんどん可愛くなっていく姉役はローレライ・リンクレーターで監督の娘さん。
アカデミー賞候補になるのもわかるけど、終わりがあっけなかった。
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