ミントのメモ帳

メモしておかなくちゃ忘れるばかり。日々の事をちょこっと書きます。

人生フルーツ

2017年06月02日 | 本と映画
あっという間に6月!
縫い物も一段落して、ダラダラ生活を改めるべくTさんと横川界隈を二度目の散策。


以前テレビのドキュメンタリーの紹介みたいなので、このご夫婦の生活をみました。
その時は料理上手なお婆さん、という印象でした。

でもこの映画「人生フルーツ」はズキンときました。
だって90才と87才で元気に生活してて、日々の食べる事、庭仕事をしっかりこなしてる。
家の中の工夫、子供や孫への気遣い、スーパーの魚屋さんへまでも手紙を出すなんて。。。

建築家の津端修一さん、戦後ニュータウンの構想を手掛けたが自分の思っていたようにはならなかった。
それでも自然の雑木林の必要性を感じ自分だけでも、とそこに土地を買い実行に移す。
木を植え、落ち葉で土を肥やし、その木に果物が成る。
この繰り返しで、どんどん良い土になって、フルーツが実る。
これを奥様の英子さんがジャムにしたり、お菓子を焼いたり、理想的な使い方。

そして修一さんは草取りの後に昼寝して、起きてこなかったという。
一人になった英子さんは、二人分の料理を作りちゃんと供える。

でも一番印象に残ってるのは、、、
修一さんがお元気な時の食卓。
品数も多く、スプーンまで木のと取り替える気使いする英子さん。
刺繍した真っ白なテーブルクロスに掛け換えて、いそいそと準備する英子さん。
お亡くなりになった後の食卓は、何もない木のテーブルで一人食べるシーン。

これが人生なんだと、生き方、逝き方を教えられました。
樹木希林さんのナレーションもよかったです。









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