「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

四国出張で讃岐うどん&徳島ラーメンめぐり

2015年04月29日 | 小さな旅

久しぶりの四国出張に来たら、やはり讃岐うどんでしょう!

というわけで、昼頃に高松駅に着くと、早速うどん屋へ。とその前に、駅名表示盤が「讃岐うどん駅」になっているのを発見!JR四国もなかなか茶目っ気がありますね。

そして、駅の目の前のシブいセルフうどんの店・「味庄」へ。冷やしうどんて何かと思ったら、湯だめうどんのお湯の代わりに、水をどんぶりになみなみいれて、その中に麺が冷やされていました。出張のカバンで手がふさがっていたので、本来別皿に取り分けるべきお揚げを水の中にべちゃりと入れてしまいましたが、清算の時に見かねた店のおばちゃんが水を捨ててくれました。味が染みたお揚げが美味しかったです。

続けて、ホテルの近くにある高松築港駅前の「がいな奴」で。待たされましたが、こちらのぶっかけうどん、コシがあっておいしかったです。

その後、一仕事終えて夕方に兵庫町商店街に入り、晩飯を食いに居酒屋に入る前に軽く腹ごしらえと思い、「うどん市場」へ。こちらはセット物などメニューも豊富で、アルコールも飲めるようです。こちらでは、少し変わった柚子コショウ鶏うどんを。柚子胡椒がさっぱりしてなかなかイケました。

もう一杯行けそうな気もしましたが、さすがに夕飯をうどんだけで済ませる気にもなれず、うどんや巡りは翌朝へ持越し。その晩は、さぬきビールと、じゃこ天で独り反省会をしました。

翌朝は、うどんが入るよう、早朝からホテル前の高松城址(玉藻公園)へお散歩。かつては、瀬戸内海の水を掘りに引いた日本三大水城の一つだったようですが、今は天守台といくつかの櫓が残っています。

 

ホテルの朝食が無料なのでつい食べてしまいましたが、気を取り直してうどんへ。高松駅構内に復活した連絡船うどんの「しょうゆ」を朝食後のデザートとして駆け込みました。

 

そして仕事で徳島へ。午前中の一仕事を終えて昼飯となれば、やはり徳島ラーメン。時間的に余裕がなかったので、たまたま近かった徳島県庁の食堂でまずは軽く一杯。細いめんと濃い味のスープが良く絡みます。県庁だから340円と格安。

ちなみに、徳島県庁の近くの交差点を歩いていたら、こんな国道の始終点道標を見つけました。左側が高松方面への国道11号の終点、右が阿南方面への国道195号の始点です。

さて、いよいよ徳島での仕事を終えて帰ります。昼飯が軽かったので15時半のおやつ、ということにして、徳島ラーメン麺王にて。500円とラーメンにしては安いですね。讃岐うどんが1杯200-300円で売られているからでしょうか。

そして、もう高速バスに乗ろうかという10分前に、セルフうどんの店を発見。時計を見ながら駆け込みました。〇やまの冷やしぶっかけ。

結局、今回は2日間の日程で讃岐うどん5杯、徳島ラーメン2杯というまあまあのペースでした。


久しぶりの九州 その5 黒川温泉にて

2014年12月21日 | 小さな旅

11月初めの九州の復習です。

由布院からやまなみハイウエイを抜けて、3時間ほどで黒川温泉にやってきました。由布院と並ぶ人気の温泉地です。川沿いの比較的狭いエリアに15軒ほどの旅館が立ち並び、こじんまりとした共同浴場もあります。ちょうど、紅葉も色づき初めでした。

 

黒川温泉では、各旅館が凝った露天風呂を作っており、1300円で3軒の風呂が入れる湯めぐり手形を旅館組合事務所で購入し、露天風呂巡りをするのが人気です。中には、旅館組合加盟の全露天風呂を30回廻った人の名前も掲載されていました。

 

印象的なのは、各旅館が凝った自然を借景とした露天風呂を競って作ったことや湯めぐり手形もさることながら、食べ歩き&風呂上がりの一杯が楽しめるような店がいくつかあったり、ちょっと休憩できるような昔ながらのお堂があって、ちょっとおちゃめなゲーテの言葉がかかっていたり、街歩きが楽しめるような「作り込み」がされていることです。温泉街が一丸となって集客しようとしている「仕掛け」の重要性を感じました。

 

 

 


久しぶりの九州 その4 長者原にて

2014年12月16日 | 小さな旅

11月初頭の九州旅行の振り返り、その4です。

由布院から、九重連山や阿蘇山の眺めが楽しめるやまなみハイウエイを南下。といっても、この日は曇り空。それでも、一面の草原が続く阿蘇くじゅう国立公園の中心地、長者原に着くと、一面に広がる秋色の草原が、雄大さを感じさせます。

 

尾瀬のような木道が広がる中、一面の草原を歩くのは気持ちよかったのですが、なにぶんにも肌寒く、道半ばで引き返しました。もっとも、車の中で眠そうにしていた2歳の息子は、やはり広大な風景が嬉しいのか、木道を一目散に走ってゆきました。


久しぶりの九州 その3 由布院にて

2014年12月14日 | 小さな旅

由布院温泉でゆっくりと湯あみを楽しんだ翌日は、街をぶらぶらしてみました。まずは、御三家のひとつ、玉の湯へ。こちらも、広い敷地にパブリックスペースとなっている土産物屋や喫茶店があり、ゆったりセレブの雰囲気だけ味わいました…。

 

そして、由布院のメインストリート・湯の坪街道へ。

 

土産物屋から、コロッケ、はちみつを利用したスイーツ、醤油屋、パン屋など、様々な店が立ち並び、観光客がひしめいています。九州らしく、韓国や中国からの外国人観光客が半分くらいを占めていました。

 

しかし、賑やかなのはさておき、由布院らしさを感じない流行りもの商売の店などもいくつかあり、沖縄の国際通りみたいに「プチ原宿」化しているような気も来たのは残念です。

むしろ、由布院駅前や、少し離れたやまなみハイウエイの展望台から由布岳を望むような風景が、豊かな自然の懐に抱かれた温泉リゾートとしての由布院にしっくり来る気がします。


久しぶりの九州 その2 由布院にて

2014年12月13日 | 小さな旅

前から一度行ってみたかった由布院に来ました。湯布院町と湯平町が合併して湯布院町になったんですね。なので、高速のICは湯布院ICですが、由布院温泉への玄関口となる駅はJR由布院駅、と表記するようです。

駅前に行くと、温泉街の中心の商店街を練り歩いてくれる辻馬車にたくさんの人が乗っていました。

次に、町のシンボル的な散策スポットである金鱗湖へ。湖底から温泉が湧いているために湯気がほんのり立ち上り、それが周囲の緑と相俟って神秘的な感じがします。

 

金鱗湖散策からそのまま行けるのが由布院の御三家の一つと言われる亀の井別荘。広大な敷地がほんのりと秋色に色づいて良い雰囲気です。

 

さすがに宿泊はできないので、大正ロマンを感じる落ち着く喫茶店でお茶してきました。モン・ユフ(白い由布岳)というチーズクリームを使ったスイーツが名物とのことです。コーヒーも濃くて美味しかったです。

 

 

 

 


久しぶりの九州 その1

2014年11月05日 | 小さな旅

7月の沖縄以来、休みらしい休みをとっていなかったので、久しぶりに九州の観光地の様子を見てきました。まずは、福岡空港でレンタカーを借りて日田へ。

大分県の日田市は、徳川幕府の天領として栄えた交通の要衝で、今でも古い街並みが残って観光名所となっています。さっそく、その街並みにある古い酒蔵・薫長(くんちょう)資料館へ。昔の桶や樽が残って資料館となっています。その周辺は、細い路地に昔ながらの家並みが立ち並び、現役の商店となっています。

  

観光客向けの土産店(味噌・醤油、せんべい、和風小物など)やカフェなどの店も多いのですが、文具店など普通の地元民向けの店も古い作りになっていて、1~2時間の街歩きには良い雰囲気でした。

 


四国巡礼の旅 10

2014年06月12日 | 小さな旅

四国の旅、大歩危から祖谷渓へのドライブを終えたところからです。

祖谷渓から吉野川沿いを下流に向かい、阿波池田駅に到着。駅で祖谷そばの定食をいただきます。四国といえばうどんですが、山深い祖谷では、昔からつなぎを使わず、麺が太くて短いそばを食べてきたようです。

そしてここからは、息子とママはアンパンマン列車に乗車し、パパは車で追いかけます。

 

徳島本線の剣山8号は、ゆうゆうアンパンマン号がついており、列車の中がなんとアンパンマンのお遊びコーナーになっています。

もちろん、天井や座席、ドア付近にもアンパンマンキャラクターが…。四国出身の作者・やなせたかしさんの原画も壁にありました。

  

移動の関係上、乗ったのは30分ほどでしたが、息子もママも大変喜んで、席に座っている間もなく、お遊びコーナーで楽しんでいたようです。

 


四国巡礼の旅 9

2014年06月11日 | 小さな旅

ゴールデンウイークに四国を旅行した時の記録、じゃらんで四国一高評価の農家民宿に泊まったところからです。

吉野川の上流に沿って走る国道32号を高知方面に走り、いよいよ大歩危・小歩危の渓谷に差し掛かります。このあたりから渓谷を渡る吊り橋が散見されますが、試しにわたってみたら結構怖くて…引き返しました。

 

国道沿いの道の駅・大歩危では、子泣き爺の里らしく妖怪の博物館がありました。また、川沿いの遊歩道から、川の近くに降りて渓谷の景観を眺めることもできます。

 

その後は、さらに山間の道を走り、祖谷渓へと向かいます。平家の残党が住み着いたといわれても納得の山間の里です。アレックス・カー氏が絶賛した、ずっと崖の上に続く集落というのは車窓からチラ見した程度ですが、日本三大奇橋といわれる祖谷のかずら橋は渡りました。

実際には木の蔓だけでなく、ワイヤーで補強されており、3年に一回架け替えられているようですが、人が歩くと結構揺れますし、蔓の網目が大きく下を見ると遥か14m下にある足元の川が丸見えのため、傘を片手に持ったままこの橋を渡るのはかなり怖かったです。福井県の池田町にあるかづら橋はそれほど怖さを感じなかったのですが…。

  

ちなみに、かづら橋を渡ったところにある琵琶の滝は見事。平家の落人がこの滝を見ながら琵琶を奏でて慰めあったのが名前の由来とか。

その後は、祖谷渓を左手に見ながらつづら折りのドライブ。山道のために渓谷美をずっと楽しめるわけではありませんが、小便小僧の像がある地点では足元がすくむ景色を見ることができます。


四国巡礼の旅 8

2014年06月03日 | 小さな旅

ゴールデンウイークに四国を旅した時の記録の続き、琴平の灸まんうどんを食べたところからです。

霊場と讃岐うどんを巡った香川県を後にして、車で吉野川沿いを上流に進みます。この日の宿は、じゃらんにおいて、四国で一番評価が高かった農家民宿「風流里(ふるさと)」です。国道から脇道に入った山沿いの小さな集落の瀟洒な建物で、見るからに清潔で落ち着いた佇まいです。

なんでも、レオマワールドという四国のテーマパークを作った方の別荘だったようで、それを買い取って民宿をやられているそうです。宿の佇まいや到着後のおしぼりとお茶、お茶菓子のサービスなど、宿の方の対応も含めて「さすが」の好対応です。

夕食は、囲炉裏で焼いたあまご、山菜のてんぷらをはじめ、地元の食材を活かした手作り料理が所狭しと並びます。さらに感動したのが、大人二人の料金で、2歳の息子に関しては布団、食事なしで料金もかからないはずなのに、アンパンマンをかたどったハンバーグをはじめ、子供用のプレートを用意してくださいました。しかもデザートも子供の分も…。これには恐縮してしまいましたが…子供も喜んでました。

   

次の日は朝飯前に散策しました。すると、宿の裏手に、チベット仏教寺院のような建物を発見。なんでも、レオマワールドを作ったかつての所有者が、ブータンのGNH思想に共鳴し、ブータンから寺の門や仏塔を移築したようで…。四国の山の中でブータンを感じるとは思いませんでした。

 

そして朝ごはんも、地元食材を活かした数多くの品が並びます。さらに嬉しいことに、和食だけど食後のコーヒー付。食後に頼むのを忘れて席を立ったら、部屋まで届けてくれました。

 また、お別れのときは、川向うにわたって姿が見えなくなるまで、宿の奥様が手を振って見送ってくださいました。四国の方は、昔からお遍路さんを迎えてきたので暖かいといいますが、まさに「おもてなし」の心を感じた宿でした。


四国巡礼の旅 その7

2014年05月24日 | 小さな旅

GWに四国に行った時の旅の記録、続きです。

四国といえばもちろん讃岐うどん。善通寺から宿へ向かう途中も何軒かうどん屋を巡りました。

まず、この旅の最初から「おさらい」しておくと、まずは四国に上陸してすぐ、朝飯として、鳴門の「鳴るちゅるうどん」と徳島ラーメンを食べました。「鳴るちゅるうどん」は、鳴門のちゅるっと食べられるうどん、ということらしく、讃岐うどんとは対照的に、柔らかいちぢれ麺のうどんです。

 

また、アンパンマン列車に乗る前に、時間を気にしながら、多度津駅近くの畑の真ん中にある人気店「根っ子」にもいき、定番の冷やしぶっかけをいただきました。さすが!という讃岐うどんのコシを感じられて美味しかったです。店と植物園のようなビニルハウスがつながっているという店内も印象的。

さらに、翌日、アンパンマン列車を降りて向ったのは、金倉寺近くのうどん屋「はなや」。古風な感じの佇まい、店内ももちろん昭和なにおいが漂っていて、客席のすぐ横にフライヤーがあって、そこで上げたてんぷらを自分でつまんでくるスタイルです。この店の名物のイイダコのてんぷらをいただきました。ハサミでぶつ切りにしながら食べるというのがまた豪快です。

  

善通寺周辺はお寺もそうですが讃岐うどん屋も密集しています。その中でも製麺所と書かれた店に入りたくて、宮川製麺所に行きました。自分でどんぶりを持ち、ゆがかれておいてある麺を好きな球数だけ入れ、たれも自分でぶっかけるスタイルで、料金も自己申告でした。

 

さらに、宿へ向かう途中、香川県から出てしまう前に、ということでもう一軒行きました。「灸まん」という白餡入りのお菓子が琴平辺りの銘菓のようですが、その看板がやたらと沿道に出てきた後に、「灸まんうどん」という店があるらしいと妻が言うので、通りすがりのその店に突入。「灸まんうどん」を注文しましたが、別にお菓子の灸まんがうどんの上に載っているわけではなく、灸まんの店がやっているうどん屋で、うどん屋で灸まんが買える、というのがウリのようでした。

 

3日目以降の麺食い日記はまた改めて…。