「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

四国巡礼の旅 6

2014年05月19日 | 小さな旅

四国の旅の続きです。松山からアンパンマン列車に乗って多度津で降り、一晩放置した車に乗って近くのお寺と讃岐うどんを巡ります。

まずは、第76番札所の金倉寺。日本で一番最初に鬼子母神が舞い降りたお寺ということで、女性の守り神、子育て、安産、子授けのご利益があるそうです。http://www.kagawa-konzouji.or.jp/okaruten/index.html


健康長寿や商売繁盛などの願い事が書かれたローソクの中に、「子授祈願」というローソクもしっかりありました。また、お祓いをしたという「お加持米」もありましたので、ありがたくいただき、帰ってきてご飯を炊くときに混ぜていただきました。このあたりのサービス(おもてなし?)も充実していますね。

そういえば、日露戦争で活躍した乃木希典対象の記念碑か何かも境内にあったような…。

その後は、近くの住宅街にある古めかしいうどん屋で讃岐うどん。雰囲気も味もまあまあでした。

次に、近くにある第75番札所の善通寺へ。立派な境内に「総本山善通寺」と書いてあるので、何か特別なのかと聞くと、こちらは、四国八十八か所霊場を開いた弘法大師の生家があったところだそうです。

 

境内には5重の塔があったり、太子堂、薬師堂があったり、5百羅漢像があったりと、じっくり見ていたら1,2時間かかるほどいろいろと充実しています。「善く通る寺」の縁起物としてこちらのお守りも受験生を中心に人気だそうです。

さすが四国。京都や鎌倉では、小さくても拝観料はしっかりと取るようなお寺も多数ありますが、こちらではお寺自体の拝観料はかからない(一部のお寺は駐車場は有料)けど、境内にはいろいろなものが祀ってあり、人々の信仰を集める対象として充実しているところが多いと感じます。

 


ゴールデンウィークの越前大野

2014年05月06日 | 小さな旅

ゴールデンウィークの好天のある日、大野市にドライブに行きました。

途中、珍しい川魚「イトヨ」が生息する「本願清水・イトヨの里公園」に来てみました。折からの強い日差しで、緑の芝生と湧き水の公園が涼しげに感じられます。

その後、一本の根元から二本の木が生えている「良縁の木」にほど近い「とみたや」にて、良縁そばセットなるものを注文しました。そばはおろしだれとつけだれのペア、おにぎりも色違いの野菜シートに1づずつ巻かれ、蕎麦湯ゼリーと蕎麦がきなど、なかなか洒落ています。

その後は、越美北線勝原駅すぐ隣にあるヤマモモの桃源郷へ。あいにく、ゴールデンウィーク後半にはもう花の見ごろは過ぎていましたが、最盛期を偲びとることができました。また、森林浴をするのにもってこいの場所でした。

 

 

 

 


広島にて

2014年01月19日 | 小さな旅
広島に出張に来たので、移動途中に寄ってみました。

全国都道府県対抗駅伝の日で、平和記念公園前は賑やかでしたが、一歩公園内に入るとひっそりしていました。

毎年、8月6日の平和祈念式典の時にTV中継される場所ですが、普段は静かなんですね。

原爆ドームを専用のアプリで見ると原爆投下前の姿がARで見られます、と書いてありました。


面白いものを発見!「だし」の自動販売機です。1本450円、「あご」と呼ばれるトビウオが一本入っているものだと650円。

朝から、結構多くの人が立ち止まり、買っている人も散見されました。広島市内に2箇所だけあるみたいです。スーパーなどでは売っておらず、通販かここの自販機でしか買えないとか。こんな商売、成り立つんですね。


ちなみに、広島と言えば牡蠣ですが、こちらはこのカンカンのまま蒸し焼きにするのが一般的なようで、いろんな居酒屋でフツーにあるみたいでした。


1泊2日の予定でしたが、ここまで来たからには営業を、と気力を振り絞って急遽もう1泊。さすがに疲れ果て、撮影の手が震えてしまいました。

久しぶりの八ヶ岳

2014年01月06日 | 小さな旅

正月のある一日、妻と子供が親戚宅に出かけたので、久しぶりに一人でふらりと旅に出ました。

中央線の普通電車に乗り込み、何度もぶどうのお手伝いに訪れた山梨市付近を過ぎ、これまた地域おこしNPOの会合に何度も通った韮崎の懐かしい風景を過ぎた辺りから、八ヶ岳が大きく見えてきました。

雪をかぶり、裾野を広く広げた穏やかな山容は、いつ見ても気分が洗われます。その反対車窓には、甲斐駒ケ岳や鳳凰三山、北岳などの南アルプスが、そしてその後方には、遠くに富士山が見えます。好天下の中央線は、右に左に日本を代表する山が見えるのが醍醐味です。

そして、横浜から4時間ほど普通電車を乗り継いで久しぶりに野辺山へ。今日の宿は、旅人が集まり交流する「とほの宿」ネットワークの「こっつあんち」です。

ダジャレと茶目っ気たっぷりのご主人に、前日予約の際は、「泊まるのは一人だけどさびしくて泣かない?何しに来るの?」と訊かれて面食らいましたが、その後当日に予約がバタバタと入り、結局他にも同宿者が3人。皆でにぎやかにお話しできて、久しぶりに読書と、YHやゲストハウスで他の旅行者と交流する一人旅の楽しみを堪能しました。

翌朝は、氷点下10度前後の厳しい冷え込みの中、間近にそびえたつ八ヶ岳を眺め、その雄大な姿に改めて見とれました。平沢峠からは、日本海と太平洋の分水嶺をまたぎながら八ヶ岳を北岳を望みました。

 

高原野菜の産地、また大型のパラボナアンテナを持つ宇宙観測所もあるほど星がきれいに見える町としても有名ですが、やはり今回の旅は、八ヶ岳の雄大さと「こっつあんち」が印象的です。

 

最後は、野辺山駅から、日本初のハイブリッドディーゼルカーに乗って東京へ戻りました。


東京散歩

2014年01月04日 | 小さな旅
実家に戻った正月、時間があったので、東京の新名所を冷やかしに行ってみました。

まずは、万世橋駅の遺構を活用して中央線の高架下にできた商業施設、マーチエキュート万世橋。

お店も幾つか入っていますが、興味深いのは、中央線の上り線路と下り線路の合間の旧プラットフォームから電車を間近に眺められること。電車好きの2歳の息子を連れて来たいです。

次に、東京駅の丸ノ内南口にできたKITTE。アトリウムではお正月らしく獅子舞が。

6階の屋上庭園からは、東京駅の赤レンガ駅舎が間近に望めます。

そして、東京駅を発着する新幹線も。これも2歳の息子が見たら、「でしゃー」と喜びそうです。

東京駅近くで時間のある方は一度いかれてみては?もちろん、電車好きじゃなくても楽しめます。


新緑の鎌倉にて

2012年05月27日 | 小さな旅

本日、5月27日は、私たちの結婚記念日。今年で5周年!ということで、もうすぐハーフバースデーの長男を連れ、義父母と母という家族総出で、結婚式を挙げた鎌倉の鶴岡八幡宮へお参りに出かけました。

5年前は、八幡宮の大階段下の舞殿で、親族だけの神前式を挙げました。ただ、場所柄、観光客や参拝客、招待したわけではないけど、聞きつけて集まってくれた友人たちが、祝福してくれたのを思い出しました。

今日も、あの日と同じ晴天で、木々の緑と青空に彩られて、舞殿で結婚式が行われたのを見て、我々の式を思い出しました。

今日は、長男の初・八幡宮参りということで御祈祷を受けましたが、その順番を待つ間、大階段の上の本殿の脇の待合スペースでも、心地よい風が抜けていきました。

いよいよ御祈祷。結婚から5年後に、長男もでき、それぞれの両親も元気で、無事に皆でこうしてお参りできたことに、神妙に感謝しました。。。

ところで、お宮参りの人が多いのに驚きました。一緒に受けた6件の御祈祷の内、5件がお宮参り、1件が古稀の祝いでした。聞くところによると、八幡様は、幼児の守護神とのこと。なるほど、とうなずけました。

その後、鎌倉の料亭「御代川」でお食事。刺身御膳(3150円)を頼みました。もう1品くらい出てきてもよいかなと思いましたが、お刺身は白身系がとてもおいしかったです。


富士山を眺めながら

2012年05月19日 | 小さな旅

河口湖畔の民宿を後にして、西湖の北岸を通り、精進湖・本栖湖を経て、富士芝桜まつりの会場へ。結構離れていると思ったけど、宿で聞いた通り、河口湖畔の大石公園から30分ほどで着きました。

今年は寒さなどのために花の生育が遅れているようで、例年ならゴールデンウイークが見ごろなのでしょうが、私たちが行った5月半ばでも全体で「4分咲き」とのことでした。それでも、駐車場に行くと、平日の朝から結構車が来ています。

ここの見どころは何と言っても、富士山をバックに一面いろんな色の芝桜が埋めつくすことでしょう。私たちが着いたときは、雲が出て来つつありましたが、富士山を拝むことができました。

竜神池という池の周りが、赤・白・ピンクの芝桜のコントラストで彩られていました。


富士山の近くで

2012年05月17日 | 小さな旅

5カ月の長男を連れた初の家族3人旅行、吉田のうどんを満喫した後は、そろそろ息子も疲れて来たので、早めに河口湖畔の宿を目指します。

今日は、”子連れOK”となっていた民宿やまと。河口湖畔の静かな大石地区にあります。この辺りは、芦川町への若彦トンネルも通じているし、雰囲気の良いカフェや、富士山を正面に望む大石公園もあり、賑やかな河口湖大橋周辺より、落ち着いていてなかなか良いです。

建物自体のつくりは古いのですが、ご飯も、揚げたての天ぷら、焼きたてのヤマメ、馬刺しなど、盛りだくさんでした。

お風呂は、子どもと一緒に入れるように家族風呂を選んだのですが、寝起きの機嫌が悪い時に入れたために、ぎゃん泣きしてタイヘンでした。。。

しかし、何と言っても、富士山が正面に大きく望めるのがいいですね。大月インターを降りたら急に巨大な富士山が見えて、感動しましたが、やはり端正な富士山を正面に見ると、もう見慣れたかな、と思ってもついカメラを向けてしまいます。息子にも「ほうら、富士山、大きくてきれいだね」と見せましたが…認識してないか(笑)。

そういえば、来る途中の都留市にあった環境調和型のエコハウスでは、薪ストーブに使うペレットも、富士・箱根周辺の端材を使った「富士山ペレット」でした。

 

 


初めての子連れ旅行

2012年05月16日 | 小さな旅

息子も5カ月になり、そろそろ近場に一泊旅行に行ってみようということで、山梨にドライブに行きました。

まずは都留市のリニア見学センター。2027年に開業予定のリニア新幹線の一部が間近に見られます。

もとは実験線として作られ、昨年9月までは実際の走行試験も見ることができたようですが、設備を延伸しているので、走行試験は来年までお休みのようです。

その後、うどんで有名な富士吉田で昼食。讃岐うどん好きとしては食べ歩きをやりたいと思っていました。

まずは、下吉田駅近くの新倉屋へ。住宅街の真ん中にあり、看板が出ていなかったら普通の民家としか思えません。

看板を頼りに覗きこんでみると、田舎のおばあちゃんちにある広い座敷にいくつか机が並べてあって、お客さんがそこでうどんをたべている、という心温まる風景でした。

名物のいかの天ぷらが終わってしまったとのことで、冷やしたぬきと肉付けうどんを注文。ちなみに、付けたれに入っている肉は、吉田うどんの場合、馬肉だそうです。

和風だしがきいて美味しかった。とおもったら、間髪をいれずに、相方が、「びっくりするほどすぐ終わっちゃった。次の店行こう。」

ということで、2件目は、明治25年創業の老舗、はなやへ。これも、のれんさえなければふつーの民家ですね。

ここの名物は、鰹節をかけた「ゆだめうどん」だそうです。さぬきうどんでも、「ゆだめ」や「釜揚げ」としてありますね。これもさっぱりと醤油をかけていただきました。

どちらも、350円程度で手軽に、座敷にあがりこんでゆったりと、たべられるのがよかったです。讃岐うどん好きとしては、また食べ歩きをして、店ごとの特徴を楽しみたいです。


工場見学デビュー

2012年05月03日 | 小さな旅

五か月の長男を連れての工場見学、キッコーマンの次は、雪印メグミルクです。

建物に入ると、まず牛のお出迎え。

こちらはゴールデンウイーク中でも動いているので、稼働中のラインが見えます。当たり前ですが、牛は毎日乳を搾るので、工場も年間365日稼働しているそうです。今回は、紙パックのジュースが充てんされてケースに入れられるところや、給食用の牛乳がラインを次々と流れていくところを見ることができました。やはり、工場見学は、製造ラインが動いているところを見ることができるととても楽しいです!

この工場では、牛乳だけでなく、ヨーグルトやジュース、カップのコーヒーも作ってるようです。牛乳パックをリサイクルした帽子も置いてありました。きようび、どこの工場でも、リサイクル・廃棄物削減に力を入れていますね。

最後には、作りたて?の牛乳が紙コップ1杯配られます。一時間近く、アップダウンがある建物の中を歩き回った後だったからか、作りたてだったから?か、美味しく頂きました。さらに、そのあとは、毎日骨太、おなかにやさしい牛乳、脂肪分カット牛乳、コーヒー牛乳などの加工乳(牛乳に脱脂粉乳やバターなどの乳製品を加えたもの)、乳飲料も少しずつ味見させてくれます。

最後には、ジュースを2本ずつ、赤ちゃんの分まで3セットもらいました。なかなか面白く、美味しい体験でした。