「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

銀河のほとりで

2009年11月16日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
きとすへのツアー二日目は、軽く畑仕事を終えて須賀川の自然食レストランである「銀河のほとり」(http://plaza.rakuten.co.jp/ginganohotori/)へ。

ここは、古民家を改装した自然食レストラン。母屋の隣の小さな蔵では、内部がかわいらしく整えられ、すでに「ラダック~懐かしい未来へ」の上映会の準備が整っている。古民家で自然食ランチを食べて、蔵の中で上映会なんてステキ。

ここは、軒先で自然食品やパン、手作りスイーツなど、様々なものが売られている。20,30人くらいの座敷も結構埋まっているし、ひっきりなしに人がやってくる。どうやら結構人気店らしい。また、イベントカレンダーを見ると、自主上映会やヨガのワークショップなどを毎週のようにやっていて、かなりの活発さで活動しているみたい。

代表の有馬さんは、10年ほど前に「ネットワーク地球村」の高木さんの話を聞き、「自分にできることをやろう!それは自然食レストラン!」と一念発起し、いろいろと自分の思う道を進むうちにこのようになったらしい。愛嬌も行動力も抜群でスバラシイ…。

もちろん、ご飯もおいしい。この日は、豆腐ハンバークキノコソースがけと玄米&キビごはん、カラフルなサラダなど盛りだくさんで、これにリンゴヨーグルトのデザートもついて1000円はお得。

ご飯を「軽く」お代わりしたらてんこ盛りででてきて、「田舎の軽くは量が多いんだべ」とにこやかに福島弁で言うおばちゃんもかわいらしい。

雰囲気もご飯もイベントも、何か楽しいことに出会えそうな、素敵な場所を見つけました。出会いに感謝です。

きとすツアー

2009年11月16日 | 農のある暮らし
週末、NGOジュレーラダックの国内ツアーで「きとす縄文生活研究所」へ。

昔ながらの循環型の暮らしをするラダックに学ぶとともに、国内でも持続可能な暮らしをする人々を訪ねて、そこから学びや刺激を受けようというこの企画。自然の恵みをいただき、争いもなく平和に生きていた縄文の心を大切にしていきたいという「きとす」と、どんなコラボになるのか楽しみ。

まずは、到着後、敷地内を案内していただいた後、大豆を引き抜いて脱穀。もう一つの班は畝づくり。どちらも根気が要る作業だが、将来の楽しみのためには欠かせない。さらに、みんなでサツマイモ掘り。土の中から収穫物を探すのは宝探しのようだが意外と疲れる。でも、お互い初めて会う人もいる中で、みんなで一つの作業をするのは、連帯感が生まれてなかなか良い。そして、苦労して脱穀した豆は、色取りどりで見た目も美しい。

そして、みんなで力を合わせて夕食準備。小麦やエゴマを混ぜ込んだおにぎりと大根の煮物、大根おろしとえごま油、ローストポテトやサツマイモの鉄板焼など、近くで獲れたものばかり。

人のつながりと自然の恵みにいい気もちになって夜空を見上げたら、満天の星が広がっていました。