「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

大晦日から元日にかけて

2012年01月05日 | 小さな旅

2012年を迎えるにあたり、数年ぶりに一人で過ごすことになったため、普段なかなかできない「ぶらり旅」をやってみたくなり、また大みそかの終夜運転を利用してみたくなったので、犬吠埼の温泉へ初日の出拝みがてら行ってみました。曇りで初日の出が見れなくても、まあ、海を望む温泉でのんびりすればいいやという軽い気持ちで行きました。

しかい、まず驚いたのは、終夜運転の電車が混んでいること。午前1時過ぎに電車に乗りましたが、都心の京浜東北線、総武線各駅停車は、朝の通勤時並みに混んでいて、座ってのんびり・・・という当初のもくろみは崩れ去りました。

若い人の集団やカップルが多かったので、終電を気にせずに遅くまで飲んで・・・とか、皆で初日を・・・という人たちが結構多いんでしょうね。。。まあ、考えてみれば、自分の世代などは、子どもを抱えている人が多いので、そんなに夜動き回れないし。

お金をケチって特急ではなく、ローカル電車(快速運転)を乗り継いでいったたために、待ち合わせの時間が異常に長く、寒く、これも閉口しました。

そんなこんなで朝5時半に銚子駅に着いて、更に驚いたのは、ローカル電車である銚子電鉄のホームが人で溢れていること。経営難に陥るローカル線でも、元日の朝は、初日の出を見る人たちで、ラッシュ時の山手線並に混むんですね。毎日こうなら、濡れせんべい焼かなくても経営は安泰なんでしょうが。。。

とにもかくにも6時過ぎに犬吠駅着。「あけましておめでとうございます。ようこそ犬吠駅へ」という丁寧なあいさつがローカル線の旅情を感じます。実際、こんなキャベツ畑の中を、レトロっぽいローカル線が走っています。駅員さんのアナウンスや接客も丁寧で、営業努力を感じます。

結局、犬吠埼では厚い雲に覆われていて、朝日は全く拝めませんでした。かえって、湘南や神奈川で初日が拝めたようですが・・・。まあ、「太陽の里」という小奇麗な温泉施設でのんびりし、ローカル線での小旅行気分を味わいました。(銚子電鉄の魅力はまた次回・・・)帰りの電車は爆睡でしたが。