昨日は夏至から11日目にあたる半夏生でした。
昔は農作業が一段落する日とされ、「ハレの日」であり、真夏に向けて勢力をつけるために、福井の大野藩では、丸焼きにしたサバを食べたそうです。そのせいもあり、今では、この日近くに、県内のスーパーでは焼きサバがたくさん売られています。
でも、これは福井でも山沿いだけど海沿いに飛び地があった大野藩だけで、福井市内の農家さんによると、焼きサバではなく、「あべかわもち」を食べる習慣があったそうです。
そういえば、田んぼが広がっていて米は豊富だし、今でも町中に「餅屋」という看板はよく見かけます。
これも福井の文化なんですね。