今日は、雪が一段落したので、昨年のお守りを焼いてもらうべく、「左義長」をやっていた福井市の和田八幡宮に行きました。
左義長というと、浄瑠璃とか勧進帳とかの古典芸能のようなイメージを持っていたのですが、福井では「どんど焼き」のことだと聞いて拍子抜けしました。(勝山左義長祭りとなるとまた違いますが・・・)
人口10万人当たりの神社数が日本でも2番目に多いというデータもある福井県、町のあちこちに神社があり、この時期いたるところで左義長が行われています。
こちらは、平安神社に源満仲が創建したという由緒ある神社で、まず鳥居のところにデカイ日の丸が掲げてありびっくりしました。今日は祝日ではないけど…。
そして、既にお札や正月飾り、お守り等が境内にやぐらを立てて焼かれていました。私も投げいれようとしたら、火の周りにいた係の人が受け取って火にくべてくれました。といっても、神主さんではなく、氏子総代とか、近所の方だと思います。自宅に回ってくる回覧板を見ても、みなさん、地域の神社の祭礼等を大切にされていて、自治会費の納入はもちろん、さまざまな行事も近所の人々の持ち回りで行われているようです。
お参りをしたあとは、お汁粉のふるまいをいただきました。そういえば昨日は鏡開き。スーパーでパックに入って売られている餅ではなく、明らかに鏡餅を割りました的な手作り感あふれる餅のかけらを傍で焼き、あっさりとしたお汁粉に2,3個入れてくれて、甘ったるいお汁粉が苦手な私も美味しく頂きました。もちろんこれも近所の方の手作りです。
自治会費を納めているわけでもなく、賽銭も僅かしか入れてないのに、至れり尽くせりで恐縮してしまいます。でも、このような結構大きな神社は、自宅に配られるフリーペーパーにも、左義長や初詣、節分などの行事を載せているので、近所の人だけでなく、いろんな人に門戸を開いていると言えそうです。さすが、心の広い神様ですね。
おもしろいことに、お札や破魔矢、熊手の飾る向きや、効能?が書いてありました。
また、現代風に、リラックマのお札もありました。由緒あるだけでなく、なかなか遊び心がありますね。
それぞれ神社ごとに様々な特色があり、いろいろと巡るのも楽しいです。次は節分かな。厄年なんでお祓いもどこかでしてもらおうかな。。。