今回の年末年始は、早めに関東へ里帰りし、元旦には福井に戻ってきたので、正月をゆっくりと福井で過ごした感じです。大雪のおかげで雪かきもたくさんしましたが…。
正月二日から、永平寺の拝賀式に行く機会がありました。雪がたっぷりとつもり、しーんと底冷えする山の中のお寺で、読経を聞きながら迎えるのも、神社仏閣の多い福井ならではという感じがします。特に、禅師様のお話の中の「向き合う、伝え合う、支え合う」という言葉は、今年の自分のキーワードの一つにしたいと思いました。
三日には、越前松平藩の菩提所である大安禅寺。こちらも山の中なので、木の枝が折れるほど雪が積もっていましたが、知り合いの副住職とお会いしてお茶をいただきながらいろいろとお話しできました。これも福井で暫くご縁をいただいているからですね。
(↑花びらもち。もともとは宮中の正月のおせち料理だったお正月ならではのお菓子だそうで、ごぼうと味噌餡を求肥で包んだもの。初めていただきました。)
四日の日曜日は、福井で一番初詣客が多いという三国の成田山福井別院に行きました。三が日は終わっても駐車場は車がいっぱいで、本堂では護摩を焚いて大勢の参拝客を対象に祈祷が行われており、太鼓もどんどん打ち鳴らされて「お参りした!」という雰囲気が満喫できました。
三国の富士寿司で極み膳(海鮮丼とブリかまの煮つけ)、漬け丼+煮魚のランチもいただき、福井のお正月休みを堪能しました。