「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

昔ながらの臼と杵での味噌づくり

2015年02月14日 | 福井でのすろーらいふ

昨日は、雪の降る中、福井市内のさかい農園さんのビニルハウスで味噌づくり。子供たちは飽きたらヤギや鶏と遊ぶことができ、子連れでも安心です。

まずは豆をじっくり薪で蒸します。ゆでるより水っぽくならず、豆のうまみが凝縮されるらしいです。

その間に麹米を手でほぐします。こちらの農園でとれた米をJAの直売所に持ち込み、麹にしてもらったそうです。

次に、蒸しあがった大豆を臼と杵で潰します。最近は、ミキサーやパスタマシンで大豆を潰す味噌づくりを体験してきましたが、臼と杵で昔ながらに潰すのは何 年か振りです。この方が大豆の粒々感が残り、絶妙な味わいになるようです。腕はもちろん疲れますが、手間と時間をかけるほど安心でおいしいこれぞスロー フード!

その後、潰した大豆と麹、塩を混ぜ合わせます。

水分が足りない時は水を加えて混ぜていきます。よーく混ざったら、容器に詰めやすいよう、空気を抜きながら味噌団子を作ります。子供たちも参加。三歳の息子も、こぼしながらもこねくり回していました。
 
やがて、容器に詰めてビニルで密封します。味噌の上に昆布を敷くとダシも出ると教わったので、今年はこれを試してみます。夏を越すまで、冷暗所に保管して…。楽しい味噌づくりで秋の楽しみができました。