先週、福井から車で2時間半ほどの岐阜県郡上市に遊びに来ました。
郡上八幡といえば、夏に30日以上も町のどこかで行われ、
お盆の四日間は徹夜で踊られる「郡上踊り」が有名です。
町中の資料館などでは、踊り方を教えてくれる講座もあり、
結構多くのお客様が興味深そうに見ています。
私たちも、せっかく来たからにはと、宿に早めに入り、
子供を休ませて夜にまた出かけることにしました。
夕方4時に宿に入ったので、晩飯までの間にひと寝入りしてほしかったのですが、
午前中に移動の車で2時間ほど寝た息子、眠そうにはしているのですが、
抱っこしてもなかなか寝ません。、
結局、息子は晩御飯を食べているうちに眠くなり、食後7時には寝てしまいました。
それなら、踊りも盛り上がるのは夜8時半過ぎからとのことだったので、
我々もひと寝入りしてから出ることにしました。
町中では、一つの道を通行止めにして、演奏と唄を謡う地謡の屋台を中心に、
数百人の人が2重になって細長い輪を作り、道を行ったり来たりして、踊っています。
沖縄のエイサーは、踊り手は集落の青年団と決まっていますが、
郡上踊りの場合、老若男女、町の人も観光客も、うまい人もうまくない人も、自由に踊ったり、
輪から外れたり、輪の外側で見たりできるのが魅力といえるでしょう。
また、夏の暑さが夜には一段落するので、踊りの休憩がてら、
この時ばかりは夜も空いている古い街並みの商店街をぶらぶらと覗いてみるのも
気持ち良い夜の散歩でした。