飯田での農作業では、信州南部の里山の季節の恵みをたくさんいただきました。
まず、今の時期は筍が伸び放題。農家さんにとっては、竹やぶから畑に侵入してくる厄介な存在でもありますが、その根を切る傍ら、地面からひょっこり顔を出す筍をみつけては、つるはしを改良した鍬で掘り出していきます。掘り出された筍は、煮物・お汁などで美味しくいただくほか、1時間後には直売所に運ばれたり、おこぼれはワンちゃんのおやつになったりと、大活躍です。
また、この時期の飯田地方は、梨とリンゴの花があちこちで咲いています。桃は終わりかけですが、山桜やハナモモも目を楽しませてくれます。足元に目をやると、取りきれなかったキャベツが菜の花を咲かせていました。
作業中、ネギを植えるのに土と向き合っていると、無心になります。鳴き声がするのに気づいてふと見上げると、キジに出会えたりもします。
青空の下、風の音を聞きながらひたすら土に向かうのは、腰は痛くなるけど気持ちはとてもさわやか。農家の方も、「楽ではないけどこういうの好きでな」とおっしゃいます。
もちろん、言葉以上に、天候にも相場にも左右され、収入も安定しない農家の暮らしは楽ではないと思うのですが、都会のビルの中で小さなことにストレスを感じる生活より、余程人間らしく、自然に生かされていると感じられるのは、「他人の芝」なのでしょうか…。
まず、今の時期は筍が伸び放題。農家さんにとっては、竹やぶから畑に侵入してくる厄介な存在でもありますが、その根を切る傍ら、地面からひょっこり顔を出す筍をみつけては、つるはしを改良した鍬で掘り出していきます。掘り出された筍は、煮物・お汁などで美味しくいただくほか、1時間後には直売所に運ばれたり、おこぼれはワンちゃんのおやつになったりと、大活躍です。
また、この時期の飯田地方は、梨とリンゴの花があちこちで咲いています。桃は終わりかけですが、山桜やハナモモも目を楽しませてくれます。足元に目をやると、取りきれなかったキャベツが菜の花を咲かせていました。
作業中、ネギを植えるのに土と向き合っていると、無心になります。鳴き声がするのに気づいてふと見上げると、キジに出会えたりもします。
青空の下、風の音を聞きながらひたすら土に向かうのは、腰は痛くなるけど気持ちはとてもさわやか。農家の方も、「楽ではないけどこういうの好きでな」とおっしゃいます。
もちろん、言葉以上に、天候にも相場にも左右され、収入も安定しない農家の暮らしは楽ではないと思うのですが、都会のビルの中で小さなことにストレスを感じる生活より、余程人間らしく、自然に生かされていると感じられるのは、「他人の芝」なのでしょうか…。