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Vol.28 キヤノン株式会社 さまから学ぶ
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昨日の夕刊に
「経団連 会長にキヤノン社長御手洗氏起用へ」
の記事が。
今回は、キヤノン株式会社さまから学ばせていただきます。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
共 生
キヤノンの企業理念は「共生」です。共生は「文化、習慣、言語、
民族などの違いを問わずに、すべての人類が末永く共に生き、共
に働いて、幸せに暮らしていける社会」をめざします。現在、地
球上には共生を阻むさまざまなインバランスが存在しています。
なかでも、貿易インバランス、所得インバランス、そして地球環境
のインバランスは、解決していかなければならない重要な課題です。
キヤノンは共生の実践により、これらのインバランス解消に積極的
に取り組んでいきます。真のグローバル企業は、顧客、地域社会に
対してはもちろん、国や地域、地球や自然に対してもよい関係をつ
くり、社会的な責任を全うすることが求められます。
キヤノンは、「世界の繁栄と人類の幸福のために貢献していくこと」
をめざし、共生の実現に向けて努力をつづけます。
(出所 http://web.canon.jp/about/philosophy/index.html 2005/10/15)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【企業理念育成のヒント】
■新しい企業理念
キヤノンさまは、1988年に新しい企業理念を掲げている。
---以下、Webからの引用です---
1987年8月、当社は1937年の精機光学工業株式会社設立から数え、
創立50周年を迎えました。そして、51年目がスタートする1988年
からを「第二の創業」と位置づけ、新しい企業理念として
「世界人類との共生」を掲げました。
1995年に発行された『21世紀をリードする「共生」の理念』の中で、
賀来会長(当時)は、次のように語っています。「1987年に創業50
周年を迎えたキヤノンは、翌51年目からを第二の創業と定め、
再び新たなスタートをきりました。その際、私たちは第二の創業に
ふさわしい企業理念を模索いたしました。そして、最終的に『世界の
繁栄と人類の幸福のために貢献すること、そのために企業の成長と発展
を果たすこと』、すなわち『世界人類との共生』をキヤノンの新しい
企業理念として揚げたのです。では、『共生』とは何でしょうか。
簡単に言ってしまえば、それは『人種、宗教、文化の違いを問わず、
すべての人類が末永く共に生き、共に働いて幸せに暮らしていくこと』
と言う以外にありません」。
---出所 http://web.canon.jp/about/history/main09.html ---
これ以前の、企業理念を調べてみると、
1942年、社長に就任した御手洗毅氏(現社長 御手洗富士夫氏のおじ)
が次の理念を唱えている。
「右手にカメラ、左手に事務機」
「世界一の製品をつくり、文化の向上に貢献する」
「理想の会社を築き、永遠の繁栄をはかる」
現在の理念「世界人類との共生」と比べると
スケールの違いを感じます。
また、今のキヤノンさんには、旧理念では物足りないでしょう。
第2創業として掲げた、新たなスケールアップした企業理念が
あったからこそ、今のキヤノンさんがある。のではないでしょうか。
■企業理念の見直し
外部環境の変化、内部環境の変化に応じて
企業理念は、見直されるべきでしょう。
もちろん、何十年たっても鮮度を失うことのない
企業理念であれば変える必要なないでしょう。
企業理念は生き物であり、普遍的に妥当である必要はないでしょう。
★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★
わが社の企業理念は、
”今”の外部環境、内部環境に適合しているだろうか?
(理念の”念”という文字は、今の心と表しています)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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■おまけ情報
Canonは、、「聖典」「規範」「標準」という意味。
Canonは、観音様の”Kwannon”からの変遷。
初代のカメラの試作機が、「KWANON(カンノン)」。
この名前は、観音様の御慈悲にあやかって、世界一のカメラ
を創る夢を実現したいとの願いを込めたものだったそうです。
Vol.28 キヤノン株式会社 さまから学ぶ
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昨日の夕刊に
「経団連 会長にキヤノン社長御手洗氏起用へ」
の記事が。
今回は、キヤノン株式会社さまから学ばせていただきます。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
共 生
キヤノンの企業理念は「共生」です。共生は「文化、習慣、言語、
民族などの違いを問わずに、すべての人類が末永く共に生き、共
に働いて、幸せに暮らしていける社会」をめざします。現在、地
球上には共生を阻むさまざまなインバランスが存在しています。
なかでも、貿易インバランス、所得インバランス、そして地球環境
のインバランスは、解決していかなければならない重要な課題です。
キヤノンは共生の実践により、これらのインバランス解消に積極的
に取り組んでいきます。真のグローバル企業は、顧客、地域社会に
対してはもちろん、国や地域、地球や自然に対してもよい関係をつ
くり、社会的な責任を全うすることが求められます。
キヤノンは、「世界の繁栄と人類の幸福のために貢献していくこと」
をめざし、共生の実現に向けて努力をつづけます。
(出所 http://web.canon.jp/about/philosophy/index.html 2005/10/15)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【企業理念育成のヒント】
■新しい企業理念
キヤノンさまは、1988年に新しい企業理念を掲げている。
---以下、Webからの引用です---
1987年8月、当社は1937年の精機光学工業株式会社設立から数え、
創立50周年を迎えました。そして、51年目がスタートする1988年
からを「第二の創業」と位置づけ、新しい企業理念として
「世界人類との共生」を掲げました。
1995年に発行された『21世紀をリードする「共生」の理念』の中で、
賀来会長(当時)は、次のように語っています。「1987年に創業50
周年を迎えたキヤノンは、翌51年目からを第二の創業と定め、
再び新たなスタートをきりました。その際、私たちは第二の創業に
ふさわしい企業理念を模索いたしました。そして、最終的に『世界の
繁栄と人類の幸福のために貢献すること、そのために企業の成長と発展
を果たすこと』、すなわち『世界人類との共生』をキヤノンの新しい
企業理念として揚げたのです。では、『共生』とは何でしょうか。
簡単に言ってしまえば、それは『人種、宗教、文化の違いを問わず、
すべての人類が末永く共に生き、共に働いて幸せに暮らしていくこと』
と言う以外にありません」。
---出所 http://web.canon.jp/about/history/main09.html ---
これ以前の、企業理念を調べてみると、
1942年、社長に就任した御手洗毅氏(現社長 御手洗富士夫氏のおじ)
が次の理念を唱えている。
「右手にカメラ、左手に事務機」
「世界一の製品をつくり、文化の向上に貢献する」
「理想の会社を築き、永遠の繁栄をはかる」
現在の理念「世界人類との共生」と比べると
スケールの違いを感じます。
また、今のキヤノンさんには、旧理念では物足りないでしょう。
第2創業として掲げた、新たなスケールアップした企業理念が
あったからこそ、今のキヤノンさんがある。のではないでしょうか。
■企業理念の見直し
外部環境の変化、内部環境の変化に応じて
企業理念は、見直されるべきでしょう。
もちろん、何十年たっても鮮度を失うことのない
企業理念であれば変える必要なないでしょう。
企業理念は生き物であり、普遍的に妥当である必要はないでしょう。
★☆★☆★☆★☆★☆★ 今週のヒント ★☆★☆★☆★☆★☆★
わが社の企業理念は、
”今”の外部環境、内部環境に適合しているだろうか?
(理念の”念”という文字は、今の心と表しています)
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■おまけ情報
Canonは、、「聖典」「規範」「標準」という意味。
Canonは、観音様の”Kwannon”からの変遷。
初代のカメラの試作機が、「KWANON(カンノン)」。
この名前は、観音様の御慈悲にあやかって、世界一のカメラ
を創る夢を実現したいとの願いを込めたものだったそうです。
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