これからアジアで主導権を握る国は日本ではなく中国なんだろうけれど
会社ごと偽造とは
模造品のメッカ=中国となると、やることも大きいですね。どうせやるなら徹底的
正規のNEC側が偽物商品についての苦情まで受けていたというではありませんか。
アフターサービスのきめ細やかさは日本ならではですものね。
以前隣国に警戒注意というタイトルで書いたことがありました。
日本の周囲はツワモノ揃いですから、自分たちの常識は通りません。
日本も米国の後ろをくっついて歩くよりも足元をしっかり見つめて、
アジアで生き残っていくための知恵を付けていかなくてはいけませんね。
ユーロのような通貨単位が果たしてアジアでも出来るでしょうか?
5/4共通通貨単位創設を検討 日中韓財務相が初の合意
☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:
【香港】NECを会社丸ごと「偽造」、中国で発覚
NECのブランド製品だけにとどまらず、NECという会社組織を丸ごと偽造していた集団がこのほど発覚し、業界関係者を仰天させている。同集団は「NEC」として活動し、中国本土、台湾、香港などで50カ所以上の製品工場ネットワークを築き上げていたようだ。【香港編集部・西原哲也】
1日付米紙ニューヨーク・タイムズや蘋果日報によると、NECは2004年半ばころ、同社製を装った偽物キーボードやCDなどが北京や香港の小売店で販売されているとの情報を入手。依頼した調査会社インターナショナル・リスク(IR)が長期にわたり調査し、中国と台湾の18カ所の工場や倉庫を突き止めた結果、偽造は同社製品だけでなく会社組織そのものに及んでいたことがこのほど判明したという。ただしこの偽造集団の身元などについては法的問題も絡むため、明らかにされていない。
各報道によると、偽造集団は中国本土、台湾、香港で50カ所以上の製品工場ネットワークを構築し、家庭用オーディオ機器やビデオ、DVDプレーヤー、MP3まで複数のNEC製品を偽造していた。また製造や販売だけでなく、調達業務などまで組織的に「NEC」として活動。製品は比較的「良質」だったが製品保証はしなかったため、正規のNEC側が偽物商品についての苦情まで受けていたという。
(中略)
■知財権状況は改善せず
中国政府は、胡錦涛・国家主席が今回の訪米でマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と会談するなど、知的財産権保護に向けた取り組みに意欲を示す。だが米ビジネス界からも「状況はほとんど改善されていない」との声も根強い。実際は、今回のNECのように、より高度に組織化された新しいケースに直面しているとも言える。同代表は、NYタイムズに対し「現実的には、工場は作れと言われたものを作っているに過ぎない。難しいのは、だれが発注し、だれが資金を提供しているのかを突き止めること」としている。
会社ごと偽造とは

模造品のメッカ=中国となると、やることも大きいですね。どうせやるなら徹底的

正規のNEC側が偽物商品についての苦情まで受けていたというではありませんか。
アフターサービスのきめ細やかさは日本ならではですものね。
以前隣国に警戒注意というタイトルで書いたことがありました。
日本の周囲はツワモノ揃いですから、自分たちの常識は通りません。
日本も米国の後ろをくっついて歩くよりも足元をしっかり見つめて、
アジアで生き残っていくための知恵を付けていかなくてはいけませんね。
ユーロのような通貨単位が果たしてアジアでも出来るでしょうか?
5/4共通通貨単位創設を検討 日中韓財務相が初の合意
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【香港】NECを会社丸ごと「偽造」、中国で発覚
NECのブランド製品だけにとどまらず、NECという会社組織を丸ごと偽造していた集団がこのほど発覚し、業界関係者を仰天させている。同集団は「NEC」として活動し、中国本土、台湾、香港などで50カ所以上の製品工場ネットワークを築き上げていたようだ。【香港編集部・西原哲也】
1日付米紙ニューヨーク・タイムズや蘋果日報によると、NECは2004年半ばころ、同社製を装った偽物キーボードやCDなどが北京や香港の小売店で販売されているとの情報を入手。依頼した調査会社インターナショナル・リスク(IR)が長期にわたり調査し、中国と台湾の18カ所の工場や倉庫を突き止めた結果、偽造は同社製品だけでなく会社組織そのものに及んでいたことがこのほど判明したという。ただしこの偽造集団の身元などについては法的問題も絡むため、明らかにされていない。
各報道によると、偽造集団は中国本土、台湾、香港で50カ所以上の製品工場ネットワークを構築し、家庭用オーディオ機器やビデオ、DVDプレーヤー、MP3まで複数のNEC製品を偽造していた。また製造や販売だけでなく、調達業務などまで組織的に「NEC」として活動。製品は比較的「良質」だったが製品保証はしなかったため、正規のNEC側が偽物商品についての苦情まで受けていたという。
(中略)
■知財権状況は改善せず
中国政府は、胡錦涛・国家主席が今回の訪米でマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と会談するなど、知的財産権保護に向けた取り組みに意欲を示す。だが米ビジネス界からも「状況はほとんど改善されていない」との声も根強い。実際は、今回のNECのように、より高度に組織化された新しいケースに直面しているとも言える。同代表は、NYタイムズに対し「現実的には、工場は作れと言われたものを作っているに過ぎない。難しいのは、だれが発注し、だれが資金を提供しているのかを突き止めること」としている。