繪本 三國志展

中学生の頃、『旅の絵本』という絵ばかりの絵本が友達との間で流行っていました。
図書館で、このシリーズを夢中になって読んでいたのを懐かしく思い出します。

19日まで日本橋高島屋で安野光雅氏の展覧会が開催されています。
会社帰りに見に行って来ました。テーマが「三国志」とあって、入場者の男性比率
が高く、また年齢層も幅広かったように思います。昨年の夏に読んだことを思い出し
ながら、絵と共に魏・呉・蜀の三国が争覇した時代を辿りました。（過去の記事）

細部を見ようと絵に顔を近づけていくと、絹の何ともいえない独特の光沢が目に
入りました。絹布の上に描かれていることに絵絹というんですね。
今回展示されている絵に使われた落款印も一緒に見ることが出来ます。
高校の授業で篆刻をしたことがあり、ガラスケースにへばりつくようにしげしげ
眺めてしまいました。
そういえば今日からカンヌ国際映画祭が始まりました。
もうそんな時期になってしまったのか、1年はあっという間ですね。
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三國志展でも長江の赤壁で起きた戦いを描いたものが何枚かありました。
劉備と参謀・諸葛亮が補佐して建国された蜀は先だって大地震のあった四川省です。
バッシングを浴びていたカルフールもすぐに募金を発表したとか。