Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

「楽園の瑕」がカンヌへ

2008-05-25 19:42:57 | 映画
先月書いた記事の続きです。
1994年のヴェネチア映画祭に出品され、日本では96年に公開された
「楽園の瑕」がカンヌ映画祭で特別上映されました。
編集でどう変わったのか
気になります。
トニー・レオンによれば、
「オリジナルは東洋に向けて
作っている感じだったが、再
編集版は西洋の方々に理
解されやすくなっていると思
う」ということですが。。。



14年ぶりに甦る、再編集版『楽園の瑕』【カンヌ映画祭】
トニー・レオン&カリーナ・ラウもカンヌ映画祭で黙祷

カリーナが着ているプリーツがたっぷりのワンピース、好みのデザインなので
真っ先に目がいってしまいました。ありそうでなかなかないんですよね~。
どこのなのか気になります。
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JALでも羽田⇔香港

2008-05-25 19:36:28 | 
4月1日からANAで就航した香港への深夜便(過去の記事)が
JALでも7月1日から飛ぶそうです。⇒詳細はこちら

スケジュール

羽田⇔香港線 週7便(毎日運航)
2008年7月1日~8月31日
JL8739便 毎日運航 羽田 20:30発 香港 0:05(翌日)着
JL8730便 毎日運航 香港 1:20発 羽田 6:30着


2008年9月1日~10月25日
JL8739便 毎日運航 羽田 20:45発 香港 0:20(翌日)着
JL8730便 毎日運航 香港 1:35発 羽田 6:45着


羽田から海外に行けるのは嬉しいのですが、ほとんど夜間便なのが難点です。
ソウル金浦空港へ日中、夜間の両方、利用したことがあります。
夜間便の時には、ちょっとした食べ物などを事前に用意して持っていかないと
お店が閉まってしまっているのでしてしまうことも。
日中の便で、香港や台湾に行けるようになるといいのになあと思います。

☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:☆。.:*:・'゜

羽田から欧米直行便=夜間の距離規制撤廃へ-国交省(時事通信) - goo ニュース
 国土交通省は19日、2010年の羽田空港の拡張・国際化に伴い、深夜・未明は距離規制を全面撤廃し、北米線や欧州線を含む中長距離便の就航を自由化する方針を固めた。昼間の国際線増枠が難しいためで、20日の経済財政諮問会議で冬柴鉄三国交相が表明する。

 羽田は同年に4本目の滑走路の運用を開始。現在年間30万回の昼間発着枠が11万回増加する。このうち3万回を国際定期便に割り振るが、近距離アジア線で満杯になる見通しだ。
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耳に残るは君の歌声

2008-05-25 19:19:46 | 映画
ロシアとポーランドの国境にある村から、ロンドン、パリ、ニューヨークへ、
生き別れた父を探す旅の物語です。
ロンドン移民局に引き渡されたフィゲレはスーザンと名づけられ、キリスト教徒の
家庭に預けられ、そこで、最愛の父の写真とお守り代わりに祖母に持たされた金貨を
取り上げられます。ロシア在住のユダヤ人が話したというイディッシュが通じず、英語
も理解できず、辛い毎日の中で「歌」に救いを見出していきます。
名前も言葉も奪われた彼女が旅の途中で出会う人々もまた、それぞれに差別と偏見を
受けている外国人であり、必死に生きている彼らの哀しみも一人の少女の目を通して
描いています。ユダヤ系、ロシア系、イタリア系そしてジプシー(ロマ)、20世紀の
歴史を語った映画でもあります。公式サイトにあるサリー・ポッター監督の
「20世紀には泣きたいことがたくさんありました。
私はこの映画が、沈黙を強いられた、そして今もなお沈黙せざるを得ない人々の
「声」になることを、そして命を奪われた人々を悼み、それらを乗り越え生き抜いた
人々への讃歌になることを心から願ってやみません。」というコメントを読み、
原題「THE MAN WHO CRIED」がずしんと胸に響いてきました。
第二次世界大戦中に、ユダヤ人だけでなく多くのジプシーもナチスの強制収容所で
命を落としていったんですね。侵略された町を離れて生き延びる人もいれば、オペラ
歌手ダンテのように体制側に付くことで生き延びようとする人もいる。
21世紀に入っても「声」を奪われている人は依然として存在します。
台詞だけでなく、絵画のような微妙な色合いの映像や音楽を通して語られる部分も多く
またラストがあっけないので、評価が分かれるかと思いますが、あらゆる“声”が
奪われた時代を振り返る意味では、良い作品だったと思います。
馬にまたがる3人のジプシーと自転車でそれを追うスージーがコンコルド広場を
横切るシーンがあるのですが、広場を封鎖して、真夜中から朝8時まで撮影したそう
です。このシーンからクランクインして、明け方にはドイツ軍の進撃を受け、大勢の
パリ市民が町から逃げ出すシーンが撮影されたとか。物語の真ん中から後半のシーン
から撮影が始まるなんて、演じる方も感情表現など 大変ですね、さすがプロです。
公式サイト

ジョニー・ディップの醸し出す雰囲気、目で語る演技に
ノックアウトされました。
喋らないのにカッコいいです。
スージーとの別れの夜に、「行きたくない」と言う彼女に
「生き残りたければそうするしかない」と励まし、涙する
場面が印象的でした。
家族と仲間を愛する心優しいチェーザーはストイックで、
ほとんどいつも自分の感情を胸にしまっています。
がこの時は家族や仲間を置いて自由に動けない自分、
どうにもならない悲しみが表れていて、せつなかったです。

ケイト・ブランシェット、身のこなし方やしなの作り方が上手いなあと改めて感心しました。
計算高いけれども人情味溢れるロシア人ダンサーを演じています。
そういえば「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカル」で旧ソ連の女将校役出ていて
いるんですよね。公開が楽しみです。
インディは老けたのか?カンヌ、辛口採点も【第61回カンヌ国際映画祭】
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』プレミア[2008年5月18日]
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