緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

正式譲渡

2020年01月10日 | 
訳あってお預かりしていた猫のラッキーとハッピーが正式に我が家に譲渡される運びとなりました。
過去の詳しいいきさつはココ

ボランティアさんからの連絡によれば、元の飼い主のおじいさんの担当のケースワーカーさんからの話として、正式譲渡しても大丈夫とのこと。
おじいさん、とても弱ってしまって、一人暮らしは不可能で、猫達のことも諦めたか忘れた様子。
(以前にも、おじいさんが少し認知症がかってきたと聞いていました。)
おじいさんのことを考えれば単純に喜べないのですが、とりあえずは正式譲渡で良かったです。

内弁慶のラッキーは小太りが大太りになりそう。

餌が欲しくて甘えます。


ツンデレ猫のハッピーは用心深いくせして人の傍が好き。
居間のホットカーペットの上でまどろんでます。







2匹には時折、先代猫のスズちゃんとみーちゃんの話をします。

スズちゃんとみーちゃんがどれだけ可愛くて賢くて良い猫さんだったか、あなたたちも負けずに良い猫さんにならなきゃいけないよと。
ラッキーハッピーは分かったのか分からないのか家の中を駆け回り、壁やら柱やら襖をバリバリしてます。


うちの猫には髭がある

2019年12月15日 | 
髭くらい、どこの家の猫も生やしてると思ったら大間違い。
うちの猫の髭は立派な口髭なんです。

名前はラッキー。こう見えても女の子。5歳です。

ホットカーペットの上、テーブルの下で寛いでいます。


だんだん眠くなる。




えっ!? 私、寝てた?

もうちょっと寝るわ。

お粗末様でした。




これは何だ?

2019年11月16日 | 
そろそろホットカーペットやらコタツやらを出そうと思って、しまってあったホットカーペットやこたつ布団を押し入れから出して、天気も良かったので干しておきました。
掃除をきっちりしてから敷きたいので一旦部屋の隅においておくと、ラッキーがやってきました。

これは一体何だ。
クンクンクン。
危険なものではないみたいだな。

猫達は、最近は兄の部屋に入り浸りです。
エアコンの暖房を入れて暖かいのがいいみたい。

問題は、兄の部屋が汚部屋だということ。
普段私が兄の部屋を掃除することはないのですが、2匹の猫が来る前に特例的に随分掃除しました。
でもあまりの物の多さに途中で挫折しました。

私が恐れていたのは、兄の部屋の隅に溜まっている何十年来の埃を纏って猫達に家中駆け回られることです。
実際には、何度かそういうことがありましたが、さすがに猫達も埃が嫌になったのか、最近は部屋の隅に潜り込むことはなくなったみたい。

ハッピーの髭は意外と密生していて立派です。

すっかり我が家の猫になった2匹です。



この前採った柿は不完全甘柿なので軽く焼酎で渋抜きし、食べきれなかった分は柿ジャムにしました。


柿はまだまだ成っています。
どうしたもんかな~


落ち着かない2匹

2019年10月08日 | 
2匹、だいぶ慣れてきましたが、まだ落ち着きません。
あちこち探りまくっています。




やっと食器戸棚の上で落ち着いたラッキー。

ラッキー、月初めに兄を見に来るケアマネさんから「タヌキみたい」と言われました。
ちょっと小太りなんです。

ラッキーは引きこもり傾向のある子で、最初の内はよく行方不明になりました。
いつもビックリするような狭い隙間に隠れていました。
一度は見つからず、知らない間に脱走したのかと思って、どうやってボランティアさんに謝ろうとか、猫探偵に頼んで探してもらうことも考えたのですが、家の中に隠れていました。

ハッピーはせわしない子です。
テレビの前をウロウロ。


2匹とも人馴れはしていません。飼い主のおじいさんにだけ懐いていたみたい。
早く落ち着いてほしいです。

ラッキーの鼻の下の黒い模様、チョビ髭に見えます。
2匹とも女の子ですよ。

最近はすりすりするようになりました


猫預かっています。

2019年10月04日 | 
みーちゃんの四十九日も過ぎ、兄のたっての希望により我が家に新たな猫達がやってきました。

ハッピーです。

ラッキーです。


二匹とも女の子で5才くらいとのことです。
姉妹ということですが性格も姿形も似ていません。
訳ありの子達で、まだ我が家の猫ではありません。

この子達は70代後半の一人暮らしのおじいさんに飼われていました。
ところが、今年の四月、おじいさんが倒れて入院し、それ以来ずっとボランティアの人が毎日この子達の世話に通っていました。
おじいさんは、一度は帰宅したのですが、すぐに倒れて救急車を呼ぶはめに・・・。
倒れては骨折を繰り返しているらしいです。

ボランティアさんは毎日通い、猫達のお世話していたのですが、電気も水道も止められてしまい、お世話も難しくなりました。
飼い主のおじいさんの状態も、今後一人暮らしは難しいと医師やケースワーカーに言われています。
それでボランティアさんが里親サイトに登録されたようです。
そして、我が家が里親に手をあげました。

ところがいざとなると、おじいさんが猫達を手放すことに同意しませんでした。
周囲の人が説得しましたが、なんとしても頑張って、もう一度猫達といっしょに一人で暮らすと言っているそうです。
おじいさんにとっては、ラッキーとハッピーは可愛い娘でありお嫁さんなんだそうです。
ただボランティアさんのお世話ももう限界でした。
ボランティアさんはラッキーとハッピーだけでなく、他に何十匹もお世話しているのです。

おじいさんが言うには、リハビリを頑張って11月までには歩けるようになって自宅に戻りたいとのこと。
でも周囲の判断ではそれは無理。
そこで11月まで我が家で預かるという形になりました。
絶対ではないですが、おそらくはそのまま我が家の猫になるでしょう。

とてもイレギュラーな形で、ボランティアさんも申し訳なく思っているようでした。
ボランティアさんも私も、おじいさんの気持ちはよく分かります。
猫達は今は我が家で、てんやわんやの騒動を起こしながら少しづつ慣れて貰っている最中です。