緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

怖かった喫茶店

2020年12月19日 | お出かけ
ここの所、買い物とお茶のお稽古以外、出掛けなかったのですが、先日、久しぶりに梅田にランチして出掛けました。

ホテルランチが格安でいただけるクーポン(2900円が2000円)を手に入れ、友達と行ってきました。
お腹が一杯になり、美味しかったです。

お鍋もついています。

グラスビールや食後のコーヒーも無料でついていました。

その後、いつも行っている喫茶店で久しぶりにお喋りするために行きました。
梅田の阪急百貨店前です。

喫茶店ではケーキセットを注文。

入った時は人は少なかったのですが、段々と人が増えてきました。
そこであることに気が付きました。
飲食が終わっても半分くらいの人はマスクをしないのです。

私はコロナに関してそんなに神経質な方ではないと思います。
公共交通機関も利用しますし旅行にも行きます。
人とすれ違っただけで感染するとも思っていません。

それでも基本的なことは守っています。
外での飲食の場では、飲食している時を除いてマスクをするというようなことです。
茶道のお稽古でも、お菓子やお茶を頂く時だけマスクを外し、茶碗や茶巾は熱湯消毒です。

なのに喫茶店で、正直、あれだけの人がマスクもせずにベチャベチャとお喋りするとはビックリでした。
あれでは感染のリスクは夜の居酒屋と変わらないのではないかと思いました。
というか、ある意味居酒屋の方がマシかもしれません。
換気はしているのかもしれませんが、テーブル毎にアクリル板があったわけではなかったからです。

大阪の感染状況が良くならないのは当たり前だと思いました。
人の感染に対する意識が低すぎるからです。
特にアラサー以前の若い人達、中年のオバチャンもマスク無しでお喋りに夢中でした。
会食が危ない、飲食が危ないと言われているのに、人の多い店内で信じられない光景でした。

菅首相が高齢者を集めて8人で忘年会をやったことが問題視されていますが、国民の方も大概だと思いました。
というか、今の菅内閣を支持している人は40%いるということですが、その40%が今の菅首相同様、他人事の危機意識しか持っていないということなのでしょうか。
経済を回すということは、感染対策をきちんとやって、その上のことだとは考えられないのでしょうか。

私が感染したら、場所はあの喫茶店以外考えられないと思った一日でした。


芦屋川散策

2020年05月26日 | お出かけ
夙川散策のリベンジで、友人と芦屋川散策にいってきました。
待ち合わせ場所は阪急芦屋川駅の改札を出たところ。

芦屋川駅は阪急神戸線で夙川の次にある駅です。
夙川は西宮市ですが芦屋川は芦屋市です。

芦屋と言えば戦前から芦屋夫人という言葉があるほど、上流で上品なお金持ちの住んでいる街というイメージがあります。
確かに、敷地内にテニスコートが2面あるような超高級住宅街として有名な六麓荘は、芦屋川駅の北東、山手にある街です。
でも、その割には阪急芦屋川駅はパッとしません。
お金持ちは電車を利用しないのか、そもそも芦屋川駅の乗降客が少ないのかもしれません。

駅を出て川まで行くと風見鶏のある建物。
1、2階は商業施設。上はマンションかしら。

この日は南側、海に向かって、芦屋川松風通りを歩きました。
芦屋川周辺は隣の夙川周辺とはまるで雰囲気が異なります。
夙川は河川敷が完全に公園化されていますが、芦屋川は街路樹があるだけで公園化はされていないのです。

川の様子も違います。
上流を臨む風景。山は六甲山脈です。
ちなみに芦屋川駅は六甲山への登山口に繋がっていて、登山客がよく乗り降りします。

夙川は周囲は一見緑豊かですが川は完全に三方護岸で、中洲なんてものもありません。
芦屋川もある程度は護岸されているのですが中洲があり、下流にいくに従い葭もたくさん生えています。

歩いていると、しきりとオオヨシキリの鳴き声が聞こえました。
ギヨシ ギヨシ ギョギョギョギョ って感じで鳴きます。
川の中の葭の中に巣を作っている様子ですが、姿は見ることができません。
姿と声はここで確認⇒ココ

私が少し前に買った野鳥時計ですが、時報にオオヨシキリの鳴き声もあって、声が聞こえると我が家の猫達の様子が変わります。
最初の頃は、すっ飛んで逃げたり・・・( ´艸`)
今も目をまん丸にして警戒態勢です。
我が家の猫達、芦屋川沿いには住めません。

芦屋川沿いに、JR線を越えてしばらく歩くと、とても立派な教会がありました。
カトリック芦屋教会です。

阪神線を越え、さらに歩くと公園があり、そこで持ってきたお弁当を食べました。
平日だったこともあり、人は少なかったです。

さらに海の方へと歩きました。
河口近く。



河口まで行くと、疲れたので帰りは阪急芦屋川駅までバスに乗って帰りました。

芦屋川沿いは夙川に比べるといささか趣きに欠けました。
でもウォーキングとして運動にはなりましたし、初めて歩く道だったので興味津々でした。

夙川散策

2020年05月22日 | お出かけ
まだ兵庫県の解除前のことです。
久しぶりに友人とお弁当を持って西宮市の夙川沿いを歩こうということになりました。

待ち合わせ場所は阪急電車の西宮北口駅構内、時計の上にカリヨンがあるところ。

座って待つことができます。

待ち合わせの時間がきても友人は来ませんでした。
スマホで連絡してみると日を間違えたみたいでした。
私が、ではなく、友人が、です。
その日は私一人で散策することになりました。

久しぶりにゆっくり写真を撮るつもりで南を向いて歩きました。
阪神間は三つの電車が山側から阪急、JR、阪神と並行して走っています。
夙川は川沿いが公園になっていて、桜の名所です。
もちろん今は葉桜。

夙川は閑静な住宅街の中にあって、大きな川ではありません。

川の東側を歩きました。
舗装された道と土のままの道が平行して続きます。

舗装された道はアオシスロードと名付けられていてジョギングする人やウォーキングする人が使います。平日でしたので人出は少なかったです。
私は土の道の方を歩きました。

この場所は、季節が冬から春の初めくらいまでならバードウォッチングを楽しめる場所でもあります。
でも今は大した野鳥はいません。

歩いていると何度も子雀が出てきました。
もちろん違う子雀です。
この子は砂の上でペタンと座っていました。





子雀さん達はまだ人が恐くありません。
だから、ずいぶん近いところまでやってくるのです。

他に目立つのはムクドリくらい。

野の花も咲いてます。

明らかに人工的に植えられた花もありますが少ないです。

こんな道もあったりして。
立派な木。

阪神の香露園の駅です。

お昼になったので一人でお弁当を食べました。

帰りは土の道から離れました。
お地蔵様発見。
これも地蔵堂。
なぜかお地蔵様が多いです。

下流から上流を臨んだところ。
電車はJRです。

川を渡って西側、神戸寄りの河川敷を歩きます。

阪急夙川駅の近くには片鉾池という池があったので、そこに行ってみました。
昔、そこでバンの子を見たことがあったのです。
バンはいませんでしたがアオサギのご夫婦が子育ての真っ最中でした。
アップすると。
抱卵中みたいで、すっかりお母さんお父さんしてました。

阪急の夙川駅です。背後に見えるのは甲山です。

この日の散策はこれで終わり。
夜、友人と電話で、日をきっちり決めて芦屋川沿いを歩こうという話になりました。
というわけで次回は芦屋川散策です。

「太陽の塔」と「ニフレル」

2020年02月05日 | お出かけ
受講している「シニアの為の健康と医療の講座」で「社会への参加」の回があるのですが、今回は班ごとにテーマを決めて勝手にやってほしいとのことでした。
すると私の班で決定したのは万博記念公園の「太陽の塔」の見学。
何が社会への参加なのか意味不明だけど「太陽の塔」の内部は見たかったし、ついでだから「ニフレル」にも寄るというのでそこそこ期待して参加しました。

モノレールの万博記念公園駅を降りると見えるのは「太陽の塔」。
橋を渡って公園へ。

予約してあったので時間通りに「太陽の塔」内部へ。
最初にあるのは「地底の太陽」。
プロジェクションマッピングで「地底の太陽」の表情がどんどん変わります。










次は「生命の木」です。




一番下は三葉虫の時代、次に爬虫類の時代、哺乳類の時代と続きます。

背後に階段が見えますが、その階段を上がっていきます。
写真が撮れるのは一番下だけ。
カメラもスマホも落とすと危険なので手に持たず、バッグの中にしまうよう言われました。
内部に飾られている展示物は50年前の大阪万博の時に使っていたものを今回も何割かは使っているそうです。

私は50年前「太陽の塔」の中には入っていません。
だから今回が初めて。
プロジェクションマッピングなどは当時ありませんでしたが、一応、岡本太郎のコンセプトに沿って展示されているみたいです。

外に出て「太陽の塔」を背後から撮りました。
白いので汚れが目立ちます。

横からも撮りました。


ランチには時間があったので万博公園内をウロウロ。
梅園では梅が咲いていました。
せっかくだから、写真はしつかりと撮りたかったのですが、写真の趣味の人は私以外おらず、写真に気を取られて置いてきぼりにされそうになります。

ランチの後、「ニフレル」へ。
「ニフレル」は一応水辺がテーマになっているみたいです。
水槽に色んな生き物が・・。



















水中ではなく、水辺の生き物もたくさん。

矢印の先に半透明のカエルが2匹います。













放し飼いのコーナーもあります。
そこにいた桃色ペリカンです。


この日は子供時代にかえって楽しみました。


初歌舞伎

2020年01月22日 | お出かけ
今年初の歌舞伎を見に行きました。
例の株主優待の松竹座、新春大歌舞伎です。

松竹座は難波にありますが、梅田で降りて地下鉄御堂筋線に行く途中、動く歩道に沿って、こんなものを見ました。刀剣乱舞ってゲームの名前みたいですが刀剣女子がしきりと写真を撮っていました。
日本刀をキャラクター化したゲームで流行っているみたいです。

阪急百貨店でお弁当を買って難波へ。



この日、私が観たのは夜の部。演目はこれ
風邪はまだ咳が残っている状態で、無理はせずに着物ではなく洋服でした。

「義経千本桜」の片岡愛之助はさすがに上手かったです。
「大當り伏見の富くじ」は喜劇で大笑いしました。
市川猿弥という役者さん、絶妙の間で笑わせます。

幕間、劇場の階段の窓から通りをパチリ。

劇場内部にはこんなもの。

帰る時はすっかり夜でした。
昼間のかに道楽は。
久しぶりにお芝居を楽しんだ夜でした。