今年初の投稿です。
私のブログのワイドテンプレートの写真に、去年、井原で観た男子新体操の祭典、OGFでの鹿児島実業高校の演技写真を入れてみました。
鹿児島実業高校の男子新体操部、「笑門来福」がスローガンで、部旗にもデカデカと書かれています。
私もあやかりたいと思いまして。
もっとも鹿児島実業高校、試合ではお笑いを封印してしまいました。
男子新体操がやっと国スポ(旧国体)に復帰できたからでしょうか。
お笑いでも何でもやって、注目を浴びねばならなかった。
井原での演技は試合ではなかったのでお笑い満載。
私もおおいに笑わせてもらいました。
これ、何をしているかと言うと「こな~~ゆき~」という歌詞に合わせてフケの雪を落としているところ。
でもさすがに最近の男子高校生、私らの頃と違って頭を掻いてもフケは落ちない。
では写っている白いモヤモヤは何かというと〝タンマ〟なんです。
タンマ、要するに体操選手が滑り止めによく使う炭酸マグネシウムの粉末のことです。
(固めたのは便秘の薬になります。でも、滑り止めに使うくらいだから薬を飲む時、喉に引っかかって飲みにくいのなんのって・・・)
鹿児島実業高校、タンマをフケ 粉雪に見立てるなんてやることが違う。
観客は大笑いでした。
ユニフォームも試合では使えないエキシビション用の羽のついたもの。
カモメに見立てています。
演技が始まる前の「はい」という挨拶も「クワー」というカモメの声で、舞台(マット)から立ち去る時も「クワークワー」と皆で鳴きながら去っていきました。
MCの荒川先生が半ば呆れて「最後の最後まで・・」って言ってました。
男子新体操って、世間的には〝崖っぷちスポーツ〟なので、感心するほど変わった監督さんが多いのです。
この鹿児島実業高校男子新体操部の樋口監督も、破天荒という意味でその代表格です。
その点も私は見習いたいと思います。
長い前振りはこの辺にして、本題。
新年早々、着物友達のMちゃんと京都に行ってきました。
初詣ではありません。
着物着て福田美術館に行きました。
福田美術館では「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」、略称「若冲激レア展」というのをやってました。
この京都行、本当は去年の11月に予定していたのですが、Mちゃんの夫さんがインフルエンザに罹り、Mちゃんが自分も怪しいかもしれないということで延期になっていたのです。
半分は着物を着るという目的の京都行ですが着物を着た写真がない。
唯一撮ったのが嵯峨嵐山文華館での〝なりきり小野小町〟の写真です。
70過ぎてこんな写真撮りますか。
新年の嵐山は、近辺に初詣に行くような著名な神社もないからか、思ったより観光客も少なく、歩きやすかったです。
それでも着物を着た外国人の観光客と何人も行き会いました。
ところが、その着物が真っ白な着物で、死装束みたい。
そういう若い女性が正月早々ゾロゾロと歩いている。
中国とか、死装束って白ではないのですかね。
着いたのがちょうどお昼前だったので、ランチを食べてから美術館にいくべきか迷ったのですが、美術館のなかにも軽い飲食のできるカフェがあるので先に美術館に行きました。
ところが美術館内のカフェは食べられるメニューは売り切れでカフェとしてのみ営業してました。
それで仕方なく先に展示物を見ることにしました。
ブログ友達のkebaさんから、入口で展示品の説明が聞ける音声ガイドが便利と聞いており、私達もそれを貰おうとしたのだけど全部出払っていて貰えず。
スマホでQRコードを読み込んで音声ガイドと同様の説明が聞けるようにもなっていたのですが、二人ともイヤホンを持ってこなかったのでそれも利用できませんでした。
今度から美術館に行くときは音声ガイドが出払っている可能性も考えてイヤホンも持って行った方が良いかもしれません。
そういうわけで説明文を読むのも大変だし、よく分からないまま観ました。
途中まで写真を撮っていいのも気づきませんでした。
福田美術館、日本の美術館には珍しく写真OKの展示物が大半なのでした。
福田美術館の後に行った佐賀嵐山文華館も同様でした。
今回の目玉の野菜の絵「果蔬図鑑」は撮っていません。
長くヨーロッパの個人所有だったようですが、この度、福田美術館コレクションの仲間入りを果たしたとのことです。
滋味のある絵のように感じられました。
福田美術館を出て腹ごしらえに川沿いの蕎麦屋に入りました。
決して不味くはないのですが、しっかり観光地値段で、大阪と比べるとお高いのでした。
次は共通入場券を買っていた佐賀嵐山文華館に行きました。
今回の企画展は「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―」でした。
Mちゃんが蕪村の俳画を見てしきりと「じょうず~」というのですが、私内心『当たり前だろ』と思ったのでした。
この絵は「乾鮭図」。蕪村の高弟の絵師、紀 楳亭(きのばいてい)作です。
常設展の百人一首の展示も見て回りました。
この美術館は畳を敷いた大部屋があります。
たぶんカルタ取りをするためではないかと思います。
上等の畳を敷いた部屋を歩くと落ち着きます。
一通り観た後は美術館の中のカフェで一休み、といっても、おしゃべりの花を咲かせました。
聞けばMちゃんの夫さん、今回の兵庫県知事選で斎藤氏に入れたらしい。
県外に住むお身内の方から電話で「知っとーか? 斎藤さん、はめられたらしいで」と聞かされ、すっかりそれを信用したらしい。
私とMちゃん、二人して「アホや~」と言い合いましたが、後になって人の夫さんをアホ扱いしたのはどうかと思いました。💦
でも今では、お身内さんともども騙されたことに気づいたらしいです。
それやこれやのおしゃべりして、ようやく帰路についた頃には辺りは薄暗くなってました。
渡月橋です。
また着物着て出かけようねと言って帰ってまいりました。
私のブログのワイドテンプレートの写真に、去年、井原で観た男子新体操の祭典、OGFでの鹿児島実業高校の演技写真を入れてみました。
鹿児島実業高校の男子新体操部、「笑門来福」がスローガンで、部旗にもデカデカと書かれています。
私もあやかりたいと思いまして。
もっとも鹿児島実業高校、試合ではお笑いを封印してしまいました。
男子新体操がやっと国スポ(旧国体)に復帰できたからでしょうか。
お笑いでも何でもやって、注目を浴びねばならなかった。
井原での演技は試合ではなかったのでお笑い満載。
私もおおいに笑わせてもらいました。
これ、何をしているかと言うと「こな~~ゆき~」という歌詞に合わせてフケの雪を落としているところ。
でもさすがに最近の男子高校生、私らの頃と違って頭を掻いてもフケは落ちない。
では写っている白いモヤモヤは何かというと〝タンマ〟なんです。
タンマ、要するに体操選手が滑り止めによく使う炭酸マグネシウムの粉末のことです。
(固めたのは便秘の薬になります。でも、滑り止めに使うくらいだから薬を飲む時、喉に引っかかって飲みにくいのなんのって・・・)
鹿児島実業高校、タンマを
観客は大笑いでした。
ユニフォームも試合では使えないエキシビション用の羽のついたもの。
カモメに見立てています。
演技が始まる前の「はい」という挨拶も「クワー」というカモメの声で、舞台(マット)から立ち去る時も「クワークワー」と皆で鳴きながら去っていきました。
MCの荒川先生が半ば呆れて「最後の最後まで・・」って言ってました。
男子新体操って、世間的には〝崖っぷちスポーツ〟なので、感心するほど変わった監督さんが多いのです。
この鹿児島実業高校男子新体操部の樋口監督も、破天荒という意味でその代表格です。
その点も私は見習いたいと思います。
長い前振りはこの辺にして、本題。
新年早々、着物友達のMちゃんと京都に行ってきました。
初詣ではありません。
着物着て福田美術館に行きました。
福田美術館では「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」、略称「若冲激レア展」というのをやってました。
この京都行、本当は去年の11月に予定していたのですが、Mちゃんの夫さんがインフルエンザに罹り、Mちゃんが自分も怪しいかもしれないということで延期になっていたのです。
半分は着物を着るという目的の京都行ですが着物を着た写真がない。
唯一撮ったのが嵯峨嵐山文華館での〝なりきり小野小町〟の写真です。
70過ぎてこんな写真撮りますか。
新年の嵐山は、近辺に初詣に行くような著名な神社もないからか、思ったより観光客も少なく、歩きやすかったです。
それでも着物を着た外国人の観光客と何人も行き会いました。
ところが、その着物が真っ白な着物で、死装束みたい。
そういう若い女性が正月早々ゾロゾロと歩いている。
中国とか、死装束って白ではないのですかね。
着いたのがちょうどお昼前だったので、ランチを食べてから美術館にいくべきか迷ったのですが、美術館のなかにも軽い飲食のできるカフェがあるので先に美術館に行きました。
ところが美術館内のカフェは食べられるメニューは売り切れでカフェとしてのみ営業してました。
それで仕方なく先に展示物を見ることにしました。
ブログ友達のkebaさんから、入口で展示品の説明が聞ける音声ガイドが便利と聞いており、私達もそれを貰おうとしたのだけど全部出払っていて貰えず。
スマホでQRコードを読み込んで音声ガイドと同様の説明が聞けるようにもなっていたのですが、二人ともイヤホンを持ってこなかったのでそれも利用できませんでした。
今度から美術館に行くときは音声ガイドが出払っている可能性も考えてイヤホンも持って行った方が良いかもしれません。
そういうわけで説明文を読むのも大変だし、よく分からないまま観ました。
途中まで写真を撮っていいのも気づきませんでした。
福田美術館、日本の美術館には珍しく写真OKの展示物が大半なのでした。
福田美術館の後に行った佐賀嵐山文華館も同様でした。
今回の目玉の野菜の絵「果蔬図鑑」は撮っていません。
長くヨーロッパの個人所有だったようですが、この度、福田美術館コレクションの仲間入りを果たしたとのことです。
滋味のある絵のように感じられました。
福田美術館を出て腹ごしらえに川沿いの蕎麦屋に入りました。
決して不味くはないのですが、しっかり観光地値段で、大阪と比べるとお高いのでした。
次は共通入場券を買っていた佐賀嵐山文華館に行きました。
今回の企画展は「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―」でした。
Mちゃんが蕪村の俳画を見てしきりと「じょうず~」というのですが、私内心『当たり前だろ』と思ったのでした。
この絵は「乾鮭図」。蕪村の高弟の絵師、紀 楳亭(きのばいてい)作です。
常設展の百人一首の展示も見て回りました。
この美術館は畳を敷いた大部屋があります。
たぶんカルタ取りをするためではないかと思います。
上等の畳を敷いた部屋を歩くと落ち着きます。
一通り観た後は美術館の中のカフェで一休み、といっても、おしゃべりの花を咲かせました。
聞けばMちゃんの夫さん、今回の兵庫県知事選で斎藤氏に入れたらしい。
県外に住むお身内の方から電話で「知っとーか? 斎藤さん、はめられたらしいで」と聞かされ、すっかりそれを信用したらしい。
私とMちゃん、二人して「アホや~」と言い合いましたが、後になって人の夫さんをアホ扱いしたのはどうかと思いました。💦
でも今では、お身内さんともども騙されたことに気づいたらしいです。
それやこれやのおしゃべりして、ようやく帰路についた頃には辺りは薄暗くなってました。
渡月橋です。
また着物着て出かけようねと言って帰ってまいりました。