緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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野点籠、いただきました。

2024年02月12日 | 茶道
公民館の茶道教室の先輩から野点籠をいただきました。

去年の秋、公民館でのお茶会で写真を撮ってあげたところ、その写真を気に入られて、顔の部分を切り取って証明書か何かに使う大きさにプリントできないかと言われていました。
うまくいくかどうか分からなかったのですが、トリミングし、何とか大きさを調整してお渡ししたところ、お礼に野点籠をいただいたのです。
先輩も先生からいただいた物だそうで、使ったことがないからと言われました。

野点籠というのは携帯用の抹茶を点てるセットみたいなものです。
こんな籠でした。

右の籠の中にお茶碗と棗が入っています。
左の筒の中に茶筅と茶杓が入っています。

出先で用いるものですから、邪魔にならないように、どれもとても小さいのです。
ちなみにお茶碗です。

右が家にあった普通の大きさのお茶碗。
左が野点籠の中にあったお茶碗です。

棗と茶杓と茶筅、どれも小っちゃい。

茶杓は茶筅の持ち手部分の中に仕舞えるよう折りたたむことができます。

外箱


実際に使うとどんな感じか、一度お茶を点ててみました。
結果、うまく点てられて美味しくいただくことはできました。
ただ、茶杓は使う時に折れてしまうので、折り畳み式ではなく最初から短い方が使い勝手は良さそうです。

野点籠はアウトドアでお茶を点てる時に使うとされていますが、むしろ旅行に持って行って旅先でお茶を点てる時に使えそうです。
旅館やホテルだと熱いお湯も用意できますし。
籠自体も小さいので、そんなに邪魔にはならないと思います。

旅先でお茶を点てていただくなんて、ちょっと風流です。
でも自分で使うかどうかは分かりません。



     
          



我が家の庭の梅が満開です。






根本で咲いてるスミレです。