緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

薬膳茶

2015年07月25日 | 健康
NHK文化センターで薬膳茶の一日講座をやっていたので受講しました。

何を隠そう私は自律神経失調症で、体温調整がうまく行かず、ホットフラッシュというか、ノボセが激しいのです。(いわゆる更年期障害もひどかったのですが、今は更年期障害になる年齢ではなく、子供の時から、よそのおばさんに指摘される程、体温調整機能がおかしかった。)

もちろん、季節によって、重い軽いはあります。
梅雨に入った頃からちょっとひどくなり、そんな時、薬膳茶の講座を知って申し込んだのです。

更年期障害の治療を漢方で受けていた時も、ほとんど効果がなく、漢方薬で胃の状態が悪くなって、色々と薬を代えて試したけれどダメでした。
薬膳茶も、正直、あまり期待はしてなくて、自分に合うお茶がみつかればなあ、という程度の気持ち。

それと、以前に中華料理を食べにいった時、小さなポットの中に、色んな物を入れたお茶が出てきて、それが美味しくって、自分で作ってみたいというのもありました。

講座では最初に薬膳の考え方について教わりました。

薬膳とは、生薬と食物を組み合わせた美味しい料理だということ。
それと、薬膳では、その人の体質と、場所はどこかということと、季節はいつかということの三つを重視するといったようなことです。

何だか聞いていると、要するに、沖縄だとゴーヤ、夏には葛、みたいな、その場所で、その季節に、昔から食べられていた物が一番体に良いという事みたいです。(旬の野菜や旬の果物ですね。)

講座では季節季節にふさわしいお茶を教えてもらい、試飲しました。

ただ、時間が90分で、全然足りず、私の場合、数種類の材料を入れて、紅茶ベースでお茶を淹れたのですが、欲張り過ぎたらしく、濃すぎて飲むのが大変でした。



見ただけでも、濃いのがわかります。4倍くらいに薄めて飲んだ方が良かったです。

一つ一つの材料はこんな感じで、効用を見て選びました。



もっと時間をかけて、一つ一つの味を確かめられたら良かったと思います。

で、私の症状に合うお茶ですが、食物全般ではともかく、お茶に限っていうと大半のお茶が体を温める温性のもので、涼性のものはほとんどないみたいでした。

ただ、発酵させていないお茶が体を冷ます効用があるらしく、結局、緑茶が一番良いみたいでした(あくまで私の場合)。あとは葛茶です。でも葛茶は手に入れにくそう。

それと、私の場合、胃腸が弱いので冷たいものはNGです。
だから温かい緑茶を、この夏は飲んでみようと思います。

後になって、カフェインとの関係等、色々と疑問が出てきたのですが、その時は思いつかず。

講師の先生の話では、この秋に薬膳スープの講座を開く予定とか。
また受講しても良いかなと思っています。

ちなみに講師は国際中医師・国際中医薬膳管理士の原田栄利子先生。
「お写真をブログに載せて良いですか」とお聞きすると「構いません」とのこと。
というわけで先生のお写真。説明が丁寧で、きさくな先生でした。







最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
興味深い講座ですね (にゃんころりん)
2015-07-29 21:23:24
こんばんは。

NHKもなかなか粋な講座を開講するものですね。
薬膳というのは食事だけだと勝手に思っていました。
お茶の方が身近な気がしますが、でも、味と見た目に文句をつけてしまいそう(^^;)
お茶は好きで、基本的に暖かいモノを飲むようにしているのですが、夏はつい冷たい麦茶に手がでます。
ちなみに会社に持っていくのは暖かいローズヒップティーです。
返信する
にゃんころりん様 (みどり)
2015-07-30 10:09:40
この講座、西宮ガーデンズでやってました。
薬膳茶も、それなりの茶器に適度な濃さで淹れれば良いのでしょうが、今回はあくまで試飲 (^_^;)
基礎的な知識を得るには良い講座でした。
ちなみに夏場は体の熱を取るという意味で麦茶も良いらしいです。
ただ夏場の飲料で冷たくしたものは、どれも胃腸的にNGらしくて、先生はビールも常温で飲んでいるとか。
先生は「そこまでしてビールを飲みたいか」って、自分で自分にツッコミいれてました。
常温といわれても、麦茶を冷蔵庫に入れない訳にはいかないし。
ローズヒップティー、美肌効果があるらしいですね。
返信する

コメントを投稿