緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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伊丹酒蔵通りと昆虫館の蝶

2019年03月10日 | 写真
久しぶりに写真教室の仲間たちと撮影会に行きました。
お天気は良かったのですが花粉は最高。鼻をグジュグジュ言わせながら歩きました。

JR伊丹で集合。全員で5名でした。
まず駅前の有岡城跡に行きました。
有岡城、信長に反旗を翻した荒木村重の城で、黒田官兵衛が幽閉されていたことでも有名です。
でも、ほとんど残っていないのですよ。

ちょこっと残っている石垣や礎石。
この石垣も阪神淡路大震災の時に崩れ、築き直しています。


見て感心するようなものは無いのですが、戦国時代末期の歴史を偲ぶことはできます。
その後、酒蔵通りへ。

酒蔵通り周辺、おしゃれなお食事処やお菓子のお店など、新しいお店がいっぱい。
町全体の統一感もあってなかなか良い雰囲気。
白雪のお店のショーウインドウです。

酒蔵らしい町並み。
伊丹は清酒発祥の地で昔は酒造りで栄えましたが、江戸末期には清酒を直ぐに船積みできる灘に押されて衰退しました(伊丹は内陸になります)。清酒は船で全国に流通していたのですね。
今では酒造会社は二社のみ残っています。
酒造りで栄えた古い町家や醸造所も保存され見学できます。







レストラン「長寿蔵」の2階は酒造博物館になっていて、そこでのフォト・スポット。
騙し絵になっていて床に絵が描いてあるだけなのですが、大きな酒樽の上に立っているみたいに見えます。
写真を撮ってもらいました。


お昼からは市バスに乗って昆陽(こや)池まで移動。
そこにある昆虫館で撮影です。

昆虫館の名物は何と言っても蝶の観察館。
屋根がドーム状でガラスでできていて、常時八百数十頭の蝶が放たれています。
蝶の食事用のお花も咲き乱れ、所々に蜜皿も置かれ、蝶が舞っていました。
温室になっていますので、とても暑かったです。

以下、蝶と花の写真を楽しんで下さい。




















































昆虫館ですから他の昆虫もいます。
他の昆虫は放し飼いではなく、ガラス越しでの観察です。

カマキリとナナフシの写真。苦手な人はスルーして下さい。




昆虫館の昆虫は野鳥に比べてはるかに撮りやすいです。
それだけにセンスが問われますね。

花粉で大変な一日でしたが、かつての仲間達と楽しい撮影会でした。



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伊丹めぐり (和子ねえさん)
2019-03-10 14:14:37
近いようで、空港以外は行ったことがない
伊丹。お酒もつくっていたんだ。

昆陽池は鳥さんだけかも思っていましたが
昆虫館もあるんですね。
確かバラ園もあったような・・・

蝶と花の写真、みなクリアで綺麗です
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和子ねえさん様 (みどり)
2019-03-10 15:34:55
伊丹はなんと清酒発祥の地なんですよ。
清酒の銘柄も伊丹発祥のものが多いですよ。
伊丹や尼崎は、知られていないですが昔から戦略的にも交通の要衝で、古い寺院や城跡なども点在してますね。
コアな歴女でなければ興味ないでしょうが。

昆陽池、この日は昆虫館だけ行きました。
薔薇は荒牧バラ園で、また違う場所になります。
物凄く辺鄙な所です。
伊丹は色々あっても行きづらいのが欠点です。

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Unknown (keba)
2019-03-10 17:21:10
伊丹が清酒発祥の地で酒蔵の街とは知りませんでした。
そういえば何回か空港を使ったことがあるだけで、
街の中は全く知らないなぁ。

趣のある古い家並みのなかに、
ベルギービールのポスターの上に専用のグラスを並べたお店。
ガラスには青空が映ってて、いいお天気だったことがわかります。

昆虫はさておき(笑)、いい一日を過ごされましたね
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伊丹 (しまそだち)
2019-03-10 17:25:01
伊丹の白雪、池田の呉春 馴染みのあるブランドです
灘が幅を利かせるようになったのは、 そんな理由なんですね

昆陽池の昆虫館、今の時期に蝶が、飛び交っているのですか
1年中なんて凄い

蝶のお写真  どれも素敵ですね
さすが  

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Unknown (あるばとろす)
2019-03-10 17:57:56
昔の街並みを歩くのは楽しいですね。蝶は自然の中で出会うと、写真に撮るのがとても難しいです。お花と蝶のショット素敵です。
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清酒発祥の地 (にゃんころりん)
2019-03-10 20:44:02
こんばんは。

伊丹が清酒発祥の地とは!!
昆陽も白鳥とバラ園しか知りませんでした。
素敵な蝶の写真で、つかの間の春を満喫させていただきました。
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Unknown (nana)
2019-03-10 21:31:03
伊丹空港のある伊丹市は、お酒の街だったのですね。
私も全く知りませんでした。

花と蝶のお写真、素敵ですね。
よく撮れていて、この世の物とは思えない程、きれい♪
ため息が出ました。
肉眼で実物を見ても、こんなに細かなところまでは見えません。
写真っていいですね♪
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keba様 (みどり)
2019-03-10 21:56:27
酒蔵通りは最近それっぽく整備された感じです。
もちろん酒蔵や寺院、町家などは昔からあったのでしょうけど、それに合わせておしゃれに新しいお店を作ったみたい。
ビールのポスターのお店は白雪ですが、白雪のレストラン「長寿蔵」では、その4種類のビールを少しづつ飲み比べできるテイスティングセットもあります。

kebaさん、やっぱり昆虫はダメですか。
昆虫館は、kebaさんにとっては恐怖館ですね(笑)。
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しまそだち様 (みどり)
2019-03-10 22:13:46
3年くらい前に通っていたシニア大学で、伊丹についても現地まで行き、俳句の博物館の柿衞文庫でみっちりとレクチャーされた後、歩きまわったことがあり、伊丹は詳しくなりました。
清酒の灘との関係もその時に学びました。

昆虫館の中の蝶の観察館は、年中飛び交っている蝶が見られます。
中は温室状態で、冬の恰好で行って、暑くて汗びっしょりになりましたよ。

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あるばとろす様 (みどり)
2019-03-10 22:19:57
伊丹は震災以降、街づくりに力を入れて、とても綺麗な町になりました。
昆虫館の中の蝶も時間帯によっては飛び回ってばかりで写真が撮れないんだそうですが、この日はちょうど良い時間帯に行き、うまく写真が撮れました。ラッキーでした。
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にゃんころりん様 (みどり)
2019-03-10 22:32:47
清酒発祥の地、気になって調べてみたら奈良も清酒発祥の地と主張していて論争になっているそうです。(^^;
今、伊丹に残っている銘柄は白雪と老松だけみたい。
灘に負けたということでしょうね。
昆陽池、昆虫館も面白いです!!

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nana様 (みどり)
2019-03-10 22:39:41
伊丹のお酒は、今ではすっかり灘にお株を奪われた状態です。
ただ古い酒蔵や町家は大切に保存されています。
昔、造酒で栄えたことは偲ばれます。

蝶の写真、自分で見ていて、子供の頃は目が良かったのか、細かい部分まで見ていたことを思い出しました。
写真はそれを再現できますね。
写真はやはり面白いです。
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