昨日、NHKのBSで、京都異界中継というのをやってました。
京都に関わる怖い話ばかり百の物語を、京都の各地からライブで語るという趣向。
4時間もの長時間番組で、ほかの番組を見たり、途中でお風呂に入ったりで真剣に見ていたわけではありません。
面白かったのは生番組だったので、進行役のアナウンサーや話の話者が、結構ポカするのが分かったことです。
それとは別に、学生編で、京都の一人の大学生の話を聞いて、私自身、思い出したことがありました。
京都は大学が多く、全国から学生が大学生活を送るべく集まってくるのですが、そんな彼らは、ごちゃごちゃした街中の安い賃貸みたいなところに住むみたいです。
正確には覚えていませんが、そんな賃貸に住んでいたある女子大生、隣から話し声や笑い声など所謂生活音がよく聞こえてきたそうです。
ある日、窓からベランダに出て、隣を見ると、隣に部屋などなかったということです。
この話は京都の街中のごちゃごちゃ具合を知っていないと怖さが理解できないかもしれません。
以下はこの話を聞いて思い出した私の話です。
小学6年生の夏休み、6年生全員で学校から1泊2日の林間学校に行くことになりました。
行った場所は、市外にある、市が所有している「青少年山の家」みたいな場所です。
昼間は川遊びやらなんやら楽しみ、夜は定番のキャンプファイヤーをしました。
どこでもそうでしょうが、キャンプファイヤーでは、火の点火役はその場の最年長の人がなり、火の神とか営火長とか称して、それっぽい凝った衣装を身に着けて現れ、火をつけます。
その時の火の神は教頭先生だったと思います。やはり、凝った衣装で現れ火をつけました。
キャンプファイヤーの火が燃え盛っている時です。
私は何かが気になって後ろを振り返りました。すると遠くに白っぽい人影が見えました。
まるでシーツを頭から被っているかのような人影でした。
でも私は、ついさっき、凝った衣装の教頭先生を見たばかりだったので、その人影を教頭先生だと思いました。
まだあんな格好して、何をウロウロしているんだろうと不思議に思いました。
後になって落ち着いて考えれば、それは火の神の衣装ではなかったのですが、遠くだったこともあり、深くは考えなかったのです。
ただ、その人影の移動の仕方が、地面に対して水平に、スーと動いていったことに変な感じがしました。
キャンプファイヤーも終わり、就寝時間になりました。
子供達は2階建ての大きな建物で寝る子と、テントサイトのテントで寝る子に分かれていました。
私は建物で、2階の一番端の部屋で寝ることになっていました。
1階は男子にあてがわれていました。
部屋には2段ベッドが両側にあり、私のベッドは隣が外壁になっている側の下でした。
別の側の子達は、トントンと壁を叩いたり叩き返したりして隣室の子達と遊び始めて、私は隣が外で何もないので詰まらないなと思いました。
やがてそんな遊びにも飽きて、私は眠れずにいましたが、みんなは静かになって寝てしまいました。
すると私の真横の壁から、トントン、トントンと何者かが叩く音がしました。
隣は外の筈。しかもここは2階だし。
私はゾーーーとしました。
違う、違う。これは上のベッドの子がふざけて叩いているんだと私は思いこもうとしました。
音も止んで、私はいつの間にか寝ていました。
翌朝は大騒ぎになっていました。
かなりの数の子供達が幽霊を見たからです。
特にテントで寝た子供達が見ていました。
少なくとも私がキャンプファイヤーの時に見た白い人影は教頭先生ではなかったようです。
私も、夜のトントンと壁を叩く音の話をしました。
私の上のベッドで寝ていた子は、当然のように自分は何もしていないと言いました。
「誰かが外から叩いていたのじゃない?」という子がいて、試しに外から叩いてみましたがコンクリートの壁で、叩いてもトントンという音はしませんでした。
そもそも、私の寝ている真横を叩くには梯子が必要で、そんなことをする人がいるとは思えませんでした。
しかも、その音は私だけが聞いていたのではなく、1階の一番端の部屋の男子は全員が聞いていて、あまりに怖くて外壁側のベッドの子は内側のベッドの子と一緒に寝ていたということでした。
子供達は幽霊の話でもちきりになりましたが、何も見ず、何も聞かなかった子供達もたくさんいました。
一体あれが何であったかは今でも分かりません。
夏の夜の、私が経験した怖い話です。
お口直しにミーちゃんの可愛い写真です。
通販生活で買った私の腰痛用座椅子を占拠したミーちゃんです。
京都に関わる怖い話ばかり百の物語を、京都の各地からライブで語るという趣向。
4時間もの長時間番組で、ほかの番組を見たり、途中でお風呂に入ったりで真剣に見ていたわけではありません。
面白かったのは生番組だったので、進行役のアナウンサーや話の話者が、結構ポカするのが分かったことです。
それとは別に、学生編で、京都の一人の大学生の話を聞いて、私自身、思い出したことがありました。
京都は大学が多く、全国から学生が大学生活を送るべく集まってくるのですが、そんな彼らは、ごちゃごちゃした街中の安い賃貸みたいなところに住むみたいです。
正確には覚えていませんが、そんな賃貸に住んでいたある女子大生、隣から話し声や笑い声など所謂生活音がよく聞こえてきたそうです。
ある日、窓からベランダに出て、隣を見ると、隣に部屋などなかったということです。
この話は京都の街中のごちゃごちゃ具合を知っていないと怖さが理解できないかもしれません。
以下はこの話を聞いて思い出した私の話です。
小学6年生の夏休み、6年生全員で学校から1泊2日の林間学校に行くことになりました。
行った場所は、市外にある、市が所有している「青少年山の家」みたいな場所です。
昼間は川遊びやらなんやら楽しみ、夜は定番のキャンプファイヤーをしました。
どこでもそうでしょうが、キャンプファイヤーでは、火の点火役はその場の最年長の人がなり、火の神とか営火長とか称して、それっぽい凝った衣装を身に着けて現れ、火をつけます。
その時の火の神は教頭先生だったと思います。やはり、凝った衣装で現れ火をつけました。
キャンプファイヤーの火が燃え盛っている時です。
私は何かが気になって後ろを振り返りました。すると遠くに白っぽい人影が見えました。
まるでシーツを頭から被っているかのような人影でした。
でも私は、ついさっき、凝った衣装の教頭先生を見たばかりだったので、その人影を教頭先生だと思いました。
まだあんな格好して、何をウロウロしているんだろうと不思議に思いました。
後になって落ち着いて考えれば、それは火の神の衣装ではなかったのですが、遠くだったこともあり、深くは考えなかったのです。
ただ、その人影の移動の仕方が、地面に対して水平に、スーと動いていったことに変な感じがしました。
キャンプファイヤーも終わり、就寝時間になりました。
子供達は2階建ての大きな建物で寝る子と、テントサイトのテントで寝る子に分かれていました。
私は建物で、2階の一番端の部屋で寝ることになっていました。
1階は男子にあてがわれていました。
部屋には2段ベッドが両側にあり、私のベッドは隣が外壁になっている側の下でした。
別の側の子達は、トントンと壁を叩いたり叩き返したりして隣室の子達と遊び始めて、私は隣が外で何もないので詰まらないなと思いました。
やがてそんな遊びにも飽きて、私は眠れずにいましたが、みんなは静かになって寝てしまいました。
すると私の真横の壁から、トントン、トントンと何者かが叩く音がしました。
隣は外の筈。しかもここは2階だし。
私はゾーーーとしました。
違う、違う。これは上のベッドの子がふざけて叩いているんだと私は思いこもうとしました。
音も止んで、私はいつの間にか寝ていました。
翌朝は大騒ぎになっていました。
かなりの数の子供達が幽霊を見たからです。
特にテントで寝た子供達が見ていました。
少なくとも私がキャンプファイヤーの時に見た白い人影は教頭先生ではなかったようです。
私も、夜のトントンと壁を叩く音の話をしました。
私の上のベッドで寝ていた子は、当然のように自分は何もしていないと言いました。
「誰かが外から叩いていたのじゃない?」という子がいて、試しに外から叩いてみましたがコンクリートの壁で、叩いてもトントンという音はしませんでした。
そもそも、私の寝ている真横を叩くには梯子が必要で、そんなことをする人がいるとは思えませんでした。
しかも、その音は私だけが聞いていたのではなく、1階の一番端の部屋の男子は全員が聞いていて、あまりに怖くて外壁側のベッドの子は内側のベッドの子と一緒に寝ていたということでした。
子供達は幽霊の話でもちきりになりましたが、何も見ず、何も聞かなかった子供達もたくさんいました。
一体あれが何であったかは今でも分かりません。
夏の夜の、私が経験した怖い話です。
お口直しにミーちゃんの可愛い写真です。
通販生活で買った私の腰痛用座椅子を占拠したミーちゃんです。
あんなに沢山の子供が「見た、見た」と騒いでいたのは。
ミーちゃん、体は大きいけれど性格は甘えん坊の子猫。
可愛いっす。
わざわざ何度も深泥池に見に行った・・。
見たいと思って見られるものでもないのでしょうか。
私は見たくないです。
実は我が家の近所にも室町時代の頃の古い城跡があって「出る」といわれているのですが、夜に行きたいとは思いません。
子供だと、案外見ることができるのじゃないかと思います。
あの時、確率からいえば全体の2割から2割5分くらいの子供が見たと思います。
どこで寝たかという場所にもよるのですが。
テレビを見てて、ふと思い出してしまいました。
ミーちゃん、かわいいでしょ。
体が大きすぎて片足がはみ出してしまったのです。
刺繍は母の作品。
応接セットの一人用のソファのものだったのですが、応接セットそのものを処分したので流用してます。三人掛け用のカバーもあるのですが、使い道がなくて仕舞っています。ちょっともったいない。
自分だけだと不安ですよ。
子供だから見たというのもあったのかも。
若い頃、梅田の新阪急ホテルで客室清掃のアルバイトをしていたのですが、各階に自殺や殺人の行われた部屋があって(先輩のパートのおばさんが教えてくれた)、この浴槽で育児ノイローゼの母親が子供を溺死させて、ベッドで自殺したとか、色々な話を聞かされたものですから・・。
だからといって「出る」わけではないのでしょうけど、気持ちは悪いです。
どこのホテルも同じようなものでしょうし。
幽霊が賑やかと思えたら良いでしょうね。
神社仏閣も多いし。
家に帰って経験したことを話したら、あそこは以前、結核の療養所(サナトリウム)があったところだからと言われました。
結核が治らなくて、若くして亡くなった人の霊だったという意味でしょうか。
可愛いなぁ
小学生くらいだと純粋だからそういう波長が合っちゃうのかも。
あ、ちなみに、あたしは煩悩が多すぎて、全然ダメです(笑)
そういう体験はごく一部のなんらかの能力を持ち合わせた人にしかおこらないと思っていました。
子供の数からいうとすごい確率ですよね。私も体験してみたかった。
学生時代を京都で過ごしましたが、深泥が池に幽霊がでるというのは有名な話でした。
男子学生達となんども真夜中に車で幽霊探検にでかけましたが出会うことはありませんでした。
当時も今も怖かった反面、
何故?と言う疑問もおありだったと思います。
それよりミーちゃんの写真に釘付け
片足を尾が代用してバランスをとっているのかしら。
器用だわ。(*´艸`*)
椅子のカバーの刺繍も素敵❣
長く見ていても飽きません。
ミーちゃんあっぱれ
私は、鈍感なので 全く 見たり感じたりしませんが、
京都には いろいろあるようですね
知人 学生時代 とある有名なお寺に下宿していたそうですが、
夜は (幽霊が)賑やかだったって言ってました
京都では悲劇が 沢山ありましたから
旅先の宿、絵の裏をチェックしろって言いますよね
私は チェックしたこと無いけど
お札を貼ってあったら、”出る”とか
私もその番組、途中まで見てました。
でも、ひとりだし、夜眠れなくなったら・・・と
9時には地上波ニュースに替えましたが。
京都というところは、さもありなん。
古くからたくさんの血が流れ、怨念が溢れてますものね。
幽霊は信じてないけど、
科学で解明できない不思議なことはあると思います。
うまく説明できないから結局、うやむやにされて終わるけど。
みどりさんのキャンプファイアーの話も怖~い^^;
子どもの霊が、楽しそうなみんなの仲間に入れてほしかったのかもね。