カメラ教室の同じ班の人からBSのカメラ番組のビデオをいただきました。
パナソニック提供の番組で、私の持っているパナソニックのカメラの機能が説明されているみたいなんです。
みたいなんです、というのは、そのビデオがブルーレイ対応で私には見られないからです。
見た人は「みどりさん、良いカメラを持っているんですね」というんですが、私にはそのカメラ、特異な進化を遂げたガラパゴス状態みたいなもので、機能を全く使いこなせていません。普通に使う分には差し支えないので、普通に使ってました。
ビデオ、見たいんだけど、ブルーレイではね。
調べてみると、パソコンでブルーレイが見られるフリーソフトもあるけれど、ちょっとヤバそう。
止めときます。
でも、せっかくの機能、分からないなりに使ってみることにしました。
ずっと雨だったのですが、やっと晴れたある日、あるグループの探鳥会に参加しました。
場所は神戸市の鈴蘭台、菊水山です。
今の季節、菊水山ではムギマキが観察できます。
ムギマキというのは鳥の名前で、渡りの季節のみ、日本を通過する旅鳥なのです。
なかなか見られない野鳥です。
でも菊水山では見ることができると聞いていました。
行ってみると、ムギマキだけではなく、渡りの途中の夏鳥達をたくさん見ることができました。
オオルリやキビタキ、コサメビタキなどです。
ムギマキは見ることはできましたが写真は撮れませんでした。
撮ったのはそれ以外の夏鳥達です。
菊水山にはカラスザンショウの木が多く、その実を鳥達がついばみにくるのです。
木に留まって食べるのではなくホバリングして、つまり空中で羽ばたくようにして食べます。
要するにバタバタと飛び回って、時には喧嘩して食べます。
そういうのって私のカメラの面目躍如になる筈なんですが・・・。
取り敢えず4K連写で、気に入った部分を写真として取り込みました。
以下はオオルリの雌がカラスザンショウの実の房に飛びついて食べているところ。
まず身を翻し、
実をめがけて、
突進
パクッ
美味しかった!!
一連の写真ですので同じ鳥です。
逆光でしたので後で逆光状態を消す補正を施しました。
でも空の色は合わせないとダメですね(^-^;
ところで今回の探鳥会の主催者はプロのバードウォッチャーの方です。
会費は事故があった時の為の保険料だけです。
なんか申し訳ないような・・・。
色々と役に立つお話を伺いました。
たとえば、とても難しい野鳥の種の同定について。
つまり何という鳥なのか、どうやって見定めるのかです。
上の鳥はコサメビタキです。
でも私みたいな素人が見るとエゾビタキかなと思ってしまいます。
ちなみにコサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキの3種はとてもよく似ていて、いずれも春に日本に渡ってきて日本で繁殖し、秋に東南アジアに帰る夏鳥です。
上の鳥を、なぜ私がエゾビタキかなと思ったかというと、全体に色が濃く、胸の縦じま模様が太かったからです。
でもプロの見方は違います。
ポイントは、今の季節、この鳥が今年生まれの若鳥である可能性が高いこと。
すると胸の縞模様のような成鳥を見る見方では個体差が大きすぎて判断材料にはならないみたいです。
では個体差が関係ない部分はどこかというと、くちばしの角度なんだそうです。
先生は私のカメラのファインダーで再生して、コサメビタキと同定しました。
以下もコサメビタキですが別の個体です。成鳥みたいですね。
どうやら秋の渡りの季節の独特な見方があるようです。
キビタキです。
とても美しいですが、先生によれば、今、綺麗なキビタキが見られるのは、キビタキの成鳥は換羽してから渡るからだそうです。
キビタキの若鳥は、今頃はすでに日本にいないことが多いそうです。
どうりで以前、季節的にずいぶん遅くにキビタキを見たことがあり、不思議に思った訳が分かりました。
逆にオオルリは成鳥が先に渡ってしまうそうで、この日もオオルリはたくさん出ましたが、美しい青が特徴の雄は見ませんでした。
なるほどと思いました。
ただ、私が野鳥を見ていて何の鳥か見定めることにエネルギーを使うと、とてもストレスを感じます。
もちろん、プロの方の場合は名前が正確に分からないといけないでしょうが。
でも趣味のバードウォッチャーの場合、まずは鳥の姿や声を心置きなく楽しむことが先だと思います。
その上で、どうしても気になるなら、取り敢えず写真を撮れるなら撮って、後で野鳥図鑑なり、詳しい人に確認すれば良いと思います。
人に聞く場合、確かに場所と季節は重要です。
実は私も、人からボケボケの写真を見せられて「みどりさん、この鳥は何?」と聞かれることがあるのですが、なぜか撮った場所や季節を聞いてもはっきり答えてくれないことが多いのです。
あれはなぜなのか、不思議です。
写真がボケボケでなくても、野鳥の種の同定には場所と季節は重要で、どうしても名前を知りたい場合は、聞く相手に場所と季節だけははっきり伝えなくてはいけません。識別が難しい鳥の場合、そうしないと絞り込めないのです。
私の場合はカメラの腕をもっと上げることですね、はいっ、分かってます。
パナソニック提供の番組で、私の持っているパナソニックのカメラの機能が説明されているみたいなんです。
みたいなんです、というのは、そのビデオがブルーレイ対応で私には見られないからです。
見た人は「みどりさん、良いカメラを持っているんですね」というんですが、私にはそのカメラ、特異な進化を遂げたガラパゴス状態みたいなもので、機能を全く使いこなせていません。普通に使う分には差し支えないので、普通に使ってました。
ビデオ、見たいんだけど、ブルーレイではね。
調べてみると、パソコンでブルーレイが見られるフリーソフトもあるけれど、ちょっとヤバそう。
止めときます。
でも、せっかくの機能、分からないなりに使ってみることにしました。
ずっと雨だったのですが、やっと晴れたある日、あるグループの探鳥会に参加しました。
場所は神戸市の鈴蘭台、菊水山です。
今の季節、菊水山ではムギマキが観察できます。
ムギマキというのは鳥の名前で、渡りの季節のみ、日本を通過する旅鳥なのです。
なかなか見られない野鳥です。
でも菊水山では見ることができると聞いていました。
行ってみると、ムギマキだけではなく、渡りの途中の夏鳥達をたくさん見ることができました。
オオルリやキビタキ、コサメビタキなどです。
ムギマキは見ることはできましたが写真は撮れませんでした。
撮ったのはそれ以外の夏鳥達です。
菊水山にはカラスザンショウの木が多く、その実を鳥達がついばみにくるのです。
木に留まって食べるのではなくホバリングして、つまり空中で羽ばたくようにして食べます。
要するにバタバタと飛び回って、時には喧嘩して食べます。
そういうのって私のカメラの面目躍如になる筈なんですが・・・。
取り敢えず4K連写で、気に入った部分を写真として取り込みました。
以下はオオルリの雌がカラスザンショウの実の房に飛びついて食べているところ。
まず身を翻し、
実をめがけて、
突進
パクッ
美味しかった!!
一連の写真ですので同じ鳥です。
逆光でしたので後で逆光状態を消す補正を施しました。
でも空の色は合わせないとダメですね(^-^;
ところで今回の探鳥会の主催者はプロのバードウォッチャーの方です。
会費は事故があった時の為の保険料だけです。
なんか申し訳ないような・・・。
色々と役に立つお話を伺いました。
たとえば、とても難しい野鳥の種の同定について。
つまり何という鳥なのか、どうやって見定めるのかです。
上の鳥はコサメビタキです。
でも私みたいな素人が見るとエゾビタキかなと思ってしまいます。
ちなみにコサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキの3種はとてもよく似ていて、いずれも春に日本に渡ってきて日本で繁殖し、秋に東南アジアに帰る夏鳥です。
上の鳥を、なぜ私がエゾビタキかなと思ったかというと、全体に色が濃く、胸の縦じま模様が太かったからです。
でもプロの見方は違います。
ポイントは、今の季節、この鳥が今年生まれの若鳥である可能性が高いこと。
すると胸の縞模様のような成鳥を見る見方では個体差が大きすぎて判断材料にはならないみたいです。
では個体差が関係ない部分はどこかというと、くちばしの角度なんだそうです。
先生は私のカメラのファインダーで再生して、コサメビタキと同定しました。
以下もコサメビタキですが別の個体です。成鳥みたいですね。
どうやら秋の渡りの季節の独特な見方があるようです。
キビタキです。
とても美しいですが、先生によれば、今、綺麗なキビタキが見られるのは、キビタキの成鳥は換羽してから渡るからだそうです。
キビタキの若鳥は、今頃はすでに日本にいないことが多いそうです。
どうりで以前、季節的にずいぶん遅くにキビタキを見たことがあり、不思議に思った訳が分かりました。
逆にオオルリは成鳥が先に渡ってしまうそうで、この日もオオルリはたくさん出ましたが、美しい青が特徴の雄は見ませんでした。
なるほどと思いました。
ただ、私が野鳥を見ていて何の鳥か見定めることにエネルギーを使うと、とてもストレスを感じます。
もちろん、プロの方の場合は名前が正確に分からないといけないでしょうが。
でも趣味のバードウォッチャーの場合、まずは鳥の姿や声を心置きなく楽しむことが先だと思います。
その上で、どうしても気になるなら、取り敢えず写真を撮れるなら撮って、後で野鳥図鑑なり、詳しい人に確認すれば良いと思います。
人に聞く場合、確かに場所と季節は重要です。
実は私も、人からボケボケの写真を見せられて「みどりさん、この鳥は何?」と聞かれることがあるのですが、なぜか撮った場所や季節を聞いてもはっきり答えてくれないことが多いのです。
あれはなぜなのか、不思議です。
写真がボケボケでなくても、野鳥の種の同定には場所と季節は重要で、どうしても名前を知りたい場合は、聞く相手に場所と季節だけははっきり伝えなくてはいけません。識別が難しい鳥の場合、そうしないと絞り込めないのです。
私の場合はカメラの腕をもっと上げることですね、はいっ、分かってます。
一昨年は オオルリなども暮していたそうですが
私には 何が 何だか
昨年 今年と 公園内の工事が あって 騒音が あるので 野鳥は 期待薄かなぁって
思っています
ムギマキ 見たことありません
でも その公園を中心に写真をupしている掲示板を見たら 同じように 今 ムギマキが 来ているって 投稿が
在りました
私は 会ってませんけど
一度渡りの途中のアジサシ群を見たことが あります
カラスザンショウって木のことも 初めて知りました
ちゃんとオオルリの♀の目をとらえてますね
双眼鏡で確認しても分からないことも。
最近は目が悪くなってますますです。
何という鳥かではなく、何をしているのか、しぐさの可愛らしさを見て楽しむ方がストレスがかかりません。
ムギマキは大阪城公園にも来ているとか。
ちょうど通過中なのですね。
仁徳陵、一度見に行きたいです。
その時は宜しくお願いします。<m(__)m>
この時の先生は標識調査にも携わっています。
雨でなければほぼ毎日、鳥見に行かれているようです。
くっついて行けば識別に困ることはないです。(笑)
種別に野鳥の生態を詳しく知っていることも大切みたいです。
それにしても換羽って言葉、はじめて知りました。
でもどうやって?って思うと不思議〜
脱皮みたいなものなのかな(笑)?
ようこそお越しやす
昔は散歩コースで良く歩きました。
最近はご無沙汰ですがブログを拝見して
行ってみたくなりました。
みどり様は野鳥に関しては既にプロに近いですよ。
オオルリの5枚目の写真、
目がパッチリしていて愛らしいですね。
雄は見事な瑠璃色で美声なのに
雌は何故こんなに地味なのかしら。
オシドリもまたしかり。
鳥の世界も不思議です。
でも脱皮とは違う。
いっぺんに抜けるのではなく、生え変わるみたいです。
猫の冬毛から夏毛への毛替えをイメージすればよいのかな。
私も換羽中に渡りするのって、スピードも落ちてリスクが大きいと思いました。
換羽前に渡っちゃうのか、換羽後に渡るのか、種によってちがうのでしょうね。
良い所ですね。
今時分、頂上に向かって歩いていくと、ムギマキ目当てのバードウォッチャーやカメラマンがかたまっています。
ですから、見られるポイントはすぐに分かります。
夏鳥だけでなく、キツツキのアオゲラも観ましたよ。
鳥の多い所です。
なぜ雄が美しいのか。実は逆のケースの鳥がいます。
タマシギは雌の方が派手で美しいです。
一妻多夫で雌は卵を産むだけ。子育ては雄がします。
しんどい子育てをどちらが担うかにヒントがあるのでしょうか。