緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

ホトトギス、咲きました。

2019年10月17日 | 庭の植物
急に涼しくなって庭の草花が活気づいています。

茶花シリーズの一つ、ホトトギスが咲きました。




フジバカマももうすぐ咲きます。







アメジストセージは盛りです。

七色ランタナ、夏の間は暑すぎて花も咲かなかったのですが今頃満開です。

柿の木の下、草抜きもしていない場所でイヌサフランやクロッカス、ミズヒキが咲いています。

肝心の柿は実がたくさん。




今年の青紫蘇は虫の被害が少ないです。
穂紫蘇は天麩羅したらおいしいのかな。






イベント続き

2019年10月15日 | 日記
やっと涼しくなりました。(´▽`) ホッ
暑い内はイベントが続いて大変でした。

公民館の茶道教室で茶道を習っていますが、秋の公民館祭で茶道教室は毎年お茶席を催すのだそうです。
500円で主菓子とお抹茶をお出しします。

私は初めてだから、当日は水屋で下働きかと思っていたら「みどりさんは初めてだからお茶を運んでください」と。
私は思わず「えっ?! それだと着物を着て来なくちゃいけないんでは…」と言うと「もちろんです」という返事。
それを言われたのが公民館祭の前々日の会場準備の日。
焦りました。

翌日は朝からクーラーをガンガンかけて着付けの練習。
いざという時に帯揚げ等の小物類の色などが合わないと困るので。
練習して良かったです。
中古で買って初めて締める綴れの名古屋帯が関東巻きの帯だと分かりました。

その夜はなぜか眠れず2時過ぎにやっと眠りに落ちました。
朝、4時過ぎ、猫達の大騒ぎで目覚めました。
なんとか起きましたがフラフラ。
今日は昼までで帰らせてもらおうかしらと真剣に考えました。

暑かったので家で着物は着ず、公民館に着物を持って行きました。(行くだけで汗でズグズグになるから)
皆さん、早く来られていて、すでに着物に着替えられていました。
私も皆さんに手伝ってもらって着物に着替えました。
綴れの帯は固いので手伝ってもらう方が助かります。
でも、皆さんの着付けのやり方がそれぞれ違うので(笑)、あーだこーだと言い合いながら私も着付け終了。

お茶席が始まると、私はシズシズと点てられたお茶を運んでお客様にお出ししていました。
すると突然「着物を着ている人はお点前もしてくださいね」と言われてしまいました。
私は暑さによる疲労と寝不足で頭の中は真っ白。
お点前をすることは考えていなかったので練習も予習もしておらず、思わず「無理です」といいましたが、「ダメです。一度はやってもらいます」と。

それで仕方なく「どなたか分からなくなったら教えて下さる方を傍に付けて下さい」とお願いして、半東さんが助けて下さることになりました。
半東さんというのは、お茶席で亭主のサポートをして、全体をスムーズに流れていけるよう動いてくださる役割の人のことです。

モスグリーン地の小紋を着てお茶を点てているのが私。
手前にいらっしゃるのが半東さん。

この日のお茶席は立礼卓でした。
私の着物は秋に着るため買い求めたポリエステルの単衣。
大汗かきなので、単衣は洗えるものにしました。

というわけで、この日の催しは失敗もありましたが何とか取り繕って終了。
クタクタになって帰りました。

                             

翌日はゆっくり休みたかったのですが、例の「シニアの為の健康と医療の講座」の遠足の日。
私は阪急沿線で目的地への行き方が分からない班の人を連れて行く係でしたので休むわけにはいかない。
この日もまた暑かった。

遠足は神戸ハーバーランドのランチクルーズでした。
レストラン船「コンチェルト」

乗船すると生演奏のウェルカムミュージック。

総勢50人近くいましたので、ワンフロア借り切ってのバイキング料理で、ドリンクフリー。
アルコール類も飲み放題でしたが、さすがに昼間からがぶ飲みする人はいませんでした。

船は明石海峡大橋を見て引き返します。
およそ2時間の船旅。
帰りはモザイクで買い物につきあったり、喫茶店でよその斑の人達を交えておしゃべり。

おもてなしするのはくたびれますが、おもてなしされるのは楽だとよく分かった1日でした。

                                

イベントはこれだけでは終わりません。
「シニアの為の健康と医療の講座」は以前に受講していた「カメラ講座」と同じNPO法人が運営しているシニア向けの学校なのですが、講座毎の春秋の遠足のほか、全校一丸となっての体育祭や文化祭、講座毎の修学旅行に一日ボランティアなどもあります。

こういったイベントはすべて受講生が内容を検討・決定し、各々役割を分担して遂行していきます。
それが鬱陶しいという受講生もいるのですが、良い部分もたくさんあって、講座毎に委員長がいて班分けし、自分達で何事もやることで受け身ではなくなるのです。

シニア向けの生涯学習の場はたくさんあるのですが、その多くが受講生にとって受け身です。
一般の大学が開いている市民講座なども、受講生は講義を聞いて帰るだけ。
その間、誰とも話をしないなんてことは当たり前です。
ある意味、とても孤独だし虚しい・・・。

でも私が行っている学校は「やだ、やりたくない」と言い張っても、何らかの役が回ってきて、責任を持たされ、やっちゃうことになります。
当然、色んな人とおしゃべりするし、仲良くなったりもします。

吉野川に旅行に行った時、同室になった人の夫が、やはり受講生で、奥さんは友達もほとんどいない夫の定年後を心配していたそうですが、その学校のおかげで仲間ができて、しょっちゅう出掛けるようになり、とても良かったと話していました。

とは言いつつも、イベントはやはり面倒。
先日も体育祭が府内の大きな体育館を借り切って行われました。
その日も蒸し暑い日で、私は写真を撮る係でした。
行きたくないなぁと思いつつ、行ってそこそこ楽しんできました。

この学校、ほとんどボランティアで運営されているので受講料はそんなに高くはないのですが、それでも行きたくても経済的に行けない高齢者はたくさんいるらしいです。
たぶん、私なんかは文句を言いつつ幸せなんでしょうね。

今後もイベントはまだまだ続きます。
嫌だ嫌だと言いつつ楽しむことになりそうです。




落ち着かない2匹

2019年10月08日 | 
2匹、だいぶ慣れてきましたが、まだ落ち着きません。
あちこち探りまくっています。




やっと食器戸棚の上で落ち着いたラッキー。

ラッキー、月初めに兄を見に来るケアマネさんから「タヌキみたい」と言われました。
ちょっと小太りなんです。

ラッキーは引きこもり傾向のある子で、最初の内はよく行方不明になりました。
いつもビックリするような狭い隙間に隠れていました。
一度は見つからず、知らない間に脱走したのかと思って、どうやってボランティアさんに謝ろうとか、猫探偵に頼んで探してもらうことも考えたのですが、家の中に隠れていました。

ハッピーはせわしない子です。
テレビの前をウロウロ。


2匹とも人馴れはしていません。飼い主のおじいさんにだけ懐いていたみたい。
早く落ち着いてほしいです。

ラッキーの鼻の下の黒い模様、チョビ髭に見えます。
2匹とも女の子ですよ。

最近はすりすりするようになりました


猫預かっています。

2019年10月04日 | 
みーちゃんの四十九日も過ぎ、兄のたっての希望により我が家に新たな猫達がやってきました。

ハッピーです。

ラッキーです。


二匹とも女の子で5才くらいとのことです。
姉妹ということですが性格も姿形も似ていません。
訳ありの子達で、まだ我が家の猫ではありません。

この子達は70代後半の一人暮らしのおじいさんに飼われていました。
ところが、今年の四月、おじいさんが倒れて入院し、それ以来ずっとボランティアの人が毎日この子達の世話に通っていました。
おじいさんは、一度は帰宅したのですが、すぐに倒れて救急車を呼ぶはめに・・・。
倒れては骨折を繰り返しているらしいです。

ボランティアさんは毎日通い、猫達のお世話していたのですが、電気も水道も止められてしまい、お世話も難しくなりました。
飼い主のおじいさんの状態も、今後一人暮らしは難しいと医師やケースワーカーに言われています。
それでボランティアさんが里親サイトに登録されたようです。
そして、我が家が里親に手をあげました。

ところがいざとなると、おじいさんが猫達を手放すことに同意しませんでした。
周囲の人が説得しましたが、なんとしても頑張って、もう一度猫達といっしょに一人で暮らすと言っているそうです。
おじいさんにとっては、ラッキーとハッピーは可愛い娘でありお嫁さんなんだそうです。
ただボランティアさんのお世話ももう限界でした。
ボランティアさんはラッキーとハッピーだけでなく、他に何十匹もお世話しているのです。

おじいさんが言うには、リハビリを頑張って11月までには歩けるようになって自宅に戻りたいとのこと。
でも周囲の判断ではそれは無理。
そこで11月まで我が家で預かるという形になりました。
絶対ではないですが、おそらくはそのまま我が家の猫になるでしょう。

とてもイレギュラーな形で、ボランティアさんも申し訳なく思っているようでした。
ボランティアさんも私も、おじいさんの気持ちはよく分かります。
猫達は今は我が家で、てんやわんやの騒動を起こしながら少しづつ慣れて貰っている最中です。