ANA機内から見える富士山
皆さん、改めて明けましておめでとうございます。
僕は2013年から2014年にかけての年末年始はアメリカに行っていました。
世界最大最強の博物館群「スミソニアン博物館」に入り浸ってきたのです。
スミソニアン博物館は宇宙科学好きな者にとってはまさに世界聖地の一つということで、以前から行ってみたかったのですが、実際には科学分野にとどまらずアメリカの、いや地球上全ての森羅万象を網羅した凄まじいまでの場所でした…
そんな恐るべき博物館集合体、スミソニアン博物館見学記を綴ってみたいと思いますので、今回もどうか気長にお付き合い下さいませ。
2013年12月28日
仕事納めの日に出発です。
先ずは、地元の熊本空港から東京へ。

熊本8:50発ANA642便、東京羽田行き。新型機ボーイングB787での運航です。
実は約1年前に今回の行程の航空券をANAの公式サイトでオンライン予約した際、ちょうどその頃B787がバッテリーからの発煙トラブルが多発して運航停止になっていたせいでこのANA642便も予定通り運航されるかが未定となっており、随分と心配したのを覚えています。
その後、ANAとボーイング社が頑張ってB787のバッテリーを改修したおかげで、最近ではB787はトラブル知らずで毎日何事も無く飛んでくれているのは嬉しい限り。

この日は全国的に雪模様で、熊本空港の空も一面雪雲に覆われていたのですが、
離陸して上空に出てしまえばこの通り、突き抜けるような濃い青空。

ANA642便は熊本上空で旋回後、九州を横断して瀬戸内海へと抜けるコースを取ります。
雪を冠った山並みが雲間に見えていきました。由布岳でしょうか。
関西付近までは雲が多かったのですが、紀伊半島を越えると晴れ渡ってきました。

左舷側には浜名湖がきれいに見えています。

そのまま浜松市の上空を通過。JR浜松駅前のアクトタワーもはっきり見えますね。

太平洋に注ぐ天竜川です。
そして静岡市上空に差し掛かった頃、見えてきましたよ、あの世界遺産が…!

2013年に遂に世界文化遺産登録された富士山が見えています!
こんなにはっきりと澄み切って見えるのは珍しいですね。

日本の象徴であると同時に世界人類の宝となったMount Fujiに旅立ちを見送られているようで、やっぱり嬉しいです。

午前10時過ぎ、ANA642便は無事に東京羽田空港に到着しました。

沖止めで駐機後、バスに乗り込む前に巨大なロールス・ロイス トレントのジェットエンジンを覗きこんでみました。
ぐるぐるぐる。。。
羽田空港でB787と別れた後は、アメリカ行きの飛行機が出る成田空港へと移動します。
→#02:お洒落な空港特急と成田空港の飛行機たちに続く