ワシントンD.C. Holiday Inn近くのカフェテリア
←#03:ユナイテッド航空UA804便で太平洋と北米大陸横断からの続き
ワシントンD.C.の表玄関であるダレス国際空港に到着したユナイテッド航空UA804便の飛行機を降りて、イミグレーションの長い行列に並んでアメリカへの入国審査を済ませ(心配していた電子渡航認証システム「ESTA(エスタ)」の申請にも問題はなかったようです)、成田空港でのチェックイン時に預けた手荷物も全員分をピックアップ。
どうにか無事に自由の身となりました。さあ、アメリカでの旅の日々の始まりです!
先ずは、1日遅れで明日到着して合流する予定のけいけい君との待ち合わせ場所を確認する為に到着ゲート付近を確認。待ち合わせに使えそうなStarbucksがあるのを見つけて、到着したらスタバに来るよう連絡しておきます。
次に、我々がこれからダレス国際空港からワシントンD.C.市街地へと向かうための公共の移動手段の確認。
Webの観光案内ページやガイドブックではWashington Flyerという空港リムジンバスがあると書かれているのですが、このWashington Flyerは直接ワシントンD.C.の市内中心部へと向かう訳ではなく郊外のWest Falls Church駅行きで、ここからさらにメトロ(地下鉄)に乗り換える必要があるとのこと。
しかし、ワシントンD.C.中心部へと乗り換えなしで直通する路線バス5A線というのもあるらしい。とりあえずこの5A線の乗り場を探してみることに。

空港のターミナルビル内にはWashington Flyerの乗り場案内はあるのですが、路線バスの乗り場については案内が見当たりません。
ターミナルビルを出たところにあるバスレーンと思しき場所を歩きまわって、ようやく路線バス5A線の乗り場標識を発見。
こんな簡素なバス停の標識が、申し訳程度にあるだけです。
路線番号と行き先も書かれてはいますが文字も小さくて、これは判り難い!


路線バスと言えどもハイウェイ経由で、ワシントンD.C.市内まで実質ノンストップで突っ走るようです。
メトロに乗り換えが必要なWashington Flyerよりもこちらの方が、ずっと空港リムジンバスらしい運行スタイルのような気がするんだけど…
しかし、運転本数は1時間に1本しかありません。
「運賃6ドル、お釣りなしで。またはSmarTrip(ICカード乗車券)で」 と落書きのような感じで案内が書き込まれているのも何だか哀愁を誘います。

路線バス5A線のバス停の隣には、今回の旅の最大の目的地の一つである、
実物のスペースシャトル「ディスカバリー号」が展示されているスミソニアン博物館の航空宇宙博物館別館(ウドヴァーヘイジー・センター)へと向かう連絡シャトルバスの乗り場案内がありました。
しかし、始発が午前11時台というのは遅すぎるような…
朝一番でスペースシャトルに会いに行きたいので、タクシーで行ったほうが良さそうですね。
ダレス国際空港で到着早々に色々と情報収集が出来ました。
路線バス5A線に乗って、ワシントンD.C.の街へと向かいましょう。
今夜から1週間暮らす宿はスミソニアン博物館が立ち並ぶモールのすぐ近く、
航空宇宙博物館本館が見える場所にあるHoliday Inn、日本でもお馴染みのホテルチェーンなので安心。
しかも路線バス5A線の終点L'Enfant Plazaからも数ブロック離れているだけで目と鼻の先という好立地。
スミソニアン博物館見学が目的の旅には、かなり便利な物件でした。
Holiday Innはフロントの人も日本人慣れしているようで、スムーズにチェックイン完了。
さて、今夜の食事はどうするか…
ホテル周辺はワシントンD.C.の官庁街のようで、大通りに沿ってオフィスビルが立ち並んでいますが夜は人通りが少なく、開いている店もまばら。
少し歩き回ってみましたが、特にめぼしいレストランも見当たらなかったので結局、ホテルの並びにあったカフェテリアに入って済ませることに。

飛び込んだのはこのお店。
「HALAL FOOD!」と看板が出ている通り、気のいいアラブのおっちゃんが家族経営しているイスラム系の店でした。
この店のピザが、美味しかった!


すっかり気に入ったので、この数日後もまた食べに行きましたよ。
アラブのおっちゃんは
「おう、また来たなヤバーニ!この前、あんたが何をオーダーしたか俺は憶えてるぞ、スペシャルミックス何ちゃらピザだろ!」
とか言ってたな(笑)

これがワシントンD.C.滞在中暮らす部屋。
今回はグループ旅行ですが、部屋は個別に取ったので夜は一人で気兼ねなくリラックスして過ごせます。
風呂上がりに全裸で室内をウロウロしても、そのまま裸で寝ても大丈夫です(笑)
明日からはいよいよ、世界最大の博物館群「スミソニアン博物館」巡りの日々が始まります。
長時間フライトの疲れと時差ボケを癒やすべく、熱い風呂にゆっくり浸かったら今夜はぐっすり眠ることにしましょう。
おやすみなさい…
→#05:博物館巡り開始!ナショナル・モールと国立アメリカ歴史博物館に続く