天燈茶房 TENDANCAFE

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春の熊本、JR九州D&S列車三昧の休日

2015-04-12 | 鉄道
熊本駅高架ホームのSL人吉


昨日の土曜日、列車に乗って阿蘇に出かけるために朝から熊本駅へ。
先月、在来線のプラットホームの一部が高架化されたばかりなので、ちょっと見ていくことに。



ちょうど「SL人吉」が車庫からディーゼル機関車DE10に牽かれて高架ホームにやって来ました。





出来上がったばかりでコンクリートも真っ白、ピカピカの近代的な高架ホームに停車するクラシカルな「SL人吉」の機関車8620。
このアンバランスさがいい感じ!銀河鉄道999の発車シーンみたい(例えが古いかw)

「SL人吉」を見送ったら、地上の0番ホームへ。




今日は、0番ホームから発車する阿蘇への観光特急「あそぼーい!」で出発です。
熊本駅の在来線高架ホーム化工事が終わったら、ここ0番ホーム跡地は再開発されて、博多駅や大分駅のように「JR熊本シティ」的な駅ビルが建てられる大規模な計画がぶち上げられていますが…何しろ熊本の事だし、絶対に地元が猛反対するだろうなぁ。どうなることやら。


「あそぼーい!」で阿蘇に着いたら、阿蘇駅の「ななつ星」専用レストラン“火星”で週末のランチを楽しみました。
(詳しくはこちらをチェック!→阿蘇駅の「ななつ星」専用レストラン“火星”で週末のランチ



食後は普通列車で宮地駅に移動して、阿蘇神社にお参りして門前町をぶらぶら歩き。

そんな阿蘇神社界隈で、こんな素敵な“古民家図書館カフェ”を発見。



あいにく帰りの列車の時間が迫っていたのであまりゆっくり出来なかったのが残念!
本当にいい雰囲気で心ゆくまで寛げそうだったので、ここは今度またゆっくり来よう。


急いで戻った宮地駅から、再び「あそぼーい!」に乗車。
ああ、今日は楽しかった!

「あそぼーい!」は熊本駅に到着直前、高架橋を走る「SL人吉」と並走。


熊本駅に着いたら高架ホームに昇って、「SL人吉」と再会。


朝同様に夕方もディーゼル機関車DE10が車庫から「SL人吉」を迎えに来ます。


そして「SL人吉」の隣には、三角から到着したあまくさみすみ線の観光特急「A列車で行こう」の姿が。
夕方の熊本駅にJR九州の3つのD&S列車が大集合です!

やがてD&S列車が三々五々、車庫に帰って行きます。
「SL人吉」もディーゼル機関車に牽かれてバック運転で高架ホームを後に。




今日はお疲れさま!また明日。
JR九州のD&S列車三昧の、春の休日でした。

阿蘇駅の「ななつ星」専用レストラン“火星”で週末のランチ

2015-04-12 | 食べる
阿蘇駅ガーデンレストラン“火星”


阿蘇山のカルデラの真ん中にあるJR豊肥本線・阿蘇駅。
この駅のプラットホームに、「特別なレストラン」があります。
週に2回だけ、早朝に阿蘇駅に停車するクルーズトレイン「ななつ星in九州」の乗客が、旅の最終日の朝食を食べる為に作られた小さな専用レストラン“火星” です。

“火星”は「ななつ星」の乗客の為のレストランですが、「ななつ星」が停車していない時間帯は乗客でなくても食事を楽しむ事が出来ます。
という訳で、「ななつ星」の旅に参加申し込みしているのに3回連続で抽選に外れてまだ乗車を果たしていない(泣)僕も、一足先に「ななつ星」の旅気分を味わうべく週末のランチを“火星”で味わってきました!


土曜日の正午前、JR九州の人気観光列車(D&S列車)「あそぼーい!」で阿蘇駅に到着。

「あそぼーい!」の停車したプラットホームの奥には、木立に囲まれた散歩道があります。
それを進んでいくと…



“火星”の暖簾がかかった、小さなレストランがありました!
建屋や店内インテリアのデザインはクルーズトレイン「ななつ星in九州」とトータルコーディネイトされており、手掛けたのはもちろん水戸岡鋭治先生。
ちなみに「ななつ星」に関連する施設には宇宙と星にちなんだ名前のものが多いのですが、このレストラン“火星”は火の国・熊本に輝く星という意味を込めての命名だとか。


さっそく店内へ。
今はまだ空いていますが、団体の予約が入っていてこの後すぐに満席になりました。
僕も事前に電話予約していたのですぐに席に着くことが出来ましたが、予約無しだとかなり待たされることもあるようです。


こちらがメニュー表。
ランチタイムのメニューは地元産の牛、豚、鶏から選べる3種類です。今日はちょうど3人で訪れたので、全種類を頼んでシェアすることにしました。


前菜はビュッフェから好きなものを取るスタイル。
和食中心で、とてもヘルシーな料理が並んでいます。


白いご飯が欲しくなるような、身体に良さそうな前菜です。
やはり「ななつ星」のメインターゲット層である高齢者の嗜好をかなり意識しているようですね。

そして、メインディッシュの3種類のお肉のグリルが登場!


こちらは熊本県産赤鶏のグリル


同じく熊本県産肥皇豚のグリル


そして阿蘇の特選あか牛グリル

以上3種類のメインディッシュを3人でシェアして食べ比べましたが、赤鶏は香ばしく皮がパリパリで絶品!肥皇豚は丁寧に煮込んだように柔らかくとろける美味しさ。あか牛は…「やっぱり日本の牛肉は美味い!」と思わず唸る味でした。
さすがクルーズトレイン「ななつ星in九州」の旅の最終日の朝食を任されているレストラン“火星”、美味しかった!

…食後はエスプレッソマシンで淹れたコーヒーとビュッフェに山盛りのワッフルと果物をつまみながら、のんびりと駅にやって来るJR九州の列車たちを眺めながら午後のひとときを、といきたかったのですが、週末のレストラン“火星”には次から次へとひっきりなしにお客がやって来るので、名残惜しいのですが早々に席を立ちました。

この次は、是非「ななつ星」の乗客として朝食を食べに来たいですね!