NH001便機内からの眺め
←#24:ワシントンD.C.最後の晩餐、さよならアメリカからの続き
ワシントンD.C.のダレス国際空港をお昼頃に飛び立ったANAの成田行きNH001便は、北米大陸を一路西進。
ジェット気流に逆らいながら北太平洋を目指します。
同行したみーや★さんが、NH001便からのワシントンD.C.から成田までの眺めを300倍速で撮影されてました。
延々と冬の雲が広がるその上を飛び続けている事が分かります。
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機内では、先ずはウェルカムドリンクサービス。
ANAでは日本製のノンアルコールビールを積み込んでいるかと期待したのですが、残念ながら飲めば酔っ払うアルコール入りのビールしか無いとのこと。
仕方なく、CAさんに勧められたペリエをあおります。
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続いて機内食。
やっぱり日本のエアラインの機内食は作りが丁寧です。
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食後のデザートは、ちょっと豪勢にハーゲンダッツでした。
やがて機内は消灯。帰りの飛行機では、やはり疲れも出てテンションは下がり気味。
シートモニタの映画を見たり、居眠りしたり。穏やかな空の旅です。
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ふと窓の日除けを上げてみると、大氷原が広がっています。
アラスカの氷の海を飛んでいるようです。
そんな厳しい大自然の上を飛びながら、僕はのんびりおやつタイム。
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夜食のサンドイッチもしっかり貰って食べるぞ(笑)
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そして、朝食の機内食もしっかり食べるぞ!
…でも、実際には現在、日本時間でお昼過ぎ頃。ダレス空港の積雪と強いジェット気流のせいでか、NH001便はやや遅れ気味のようです。
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NH001便はアラスカからシベリアへ抜けてオホーツク海の上空を通り、北海道の紋別市付近で日本の上空に到達しました。
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後は、成田空港を目指し南下しながら徐々に高度を下げていきます。このまま何事も無く成田に着陸…
かと思いきや、CAさんから「到着が遅れておりますので、成田空港から先の乗り継ぎの予定に支障が出る恐れがあります」との案内が。
僕は成田から羽田空港に移動して熊本行きの最終便に乗り継ぐのですが、この乗り継ぎも差し障り無くいくかどうか分からない状況とのこと。
とりあえず「成田についたら大急ぎで羽田空港行きリムジンバスに乗って下さい。大急ぎで!」と指示を受け、成田への着陸を待ちます。
「ああ、なんてこったい。旅の最後の最後に困った事になったぞ!」
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…結局、NH001便は1時間以上遅れて午後4時半頃に成田空港に到着。
預けた荷物がなかなか出てこないのでターンテーブル前でやきもきしたりして、やっと出てきた愛用のリモアを引ったくるように掴むと、今回の旅に同行したメンバーに別れの挨拶もそこそこに羽田行きリムジンバス乗り場へ猛ダッシュ!
その後、今度はリムジンバスが渋滞に掴まったりして
「ああ、もうダメだ。熊本行き最終便には間に合わんな…今夜は東京で一泊か。さっき成田で別れたメンバーともう一度合流して、一緒に夕食にでも行くかな」 と半ば開き直ったりもしたのですが、どうにかギリギリ熊本行き最終便の搭乗手続きに間に合う午後6時45分頃に羽田空港の第2ターミナルに到着。
焦りながら保安検査場を通り抜けると、何と熊本行きNH649便は出発遅れでまだ機内への搭乗案内も始まっていなかったのでした。
「ああ…よかった。これで我が家に帰ってお風呂に入って、今夜は自分のベッドでぐっすり眠れるぞー!!
ただいま日本!あけましておめでとう!!」
終わり良ければ全て良し。
世界最大最強の博物館群「スミソニアン博物館」を巡った今回の天燈茶房旅日記は、これにて大団円!
読者の皆様には長々とお付き合い下さいましてありがとうございました。
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝
世界最大最強の博物館群「スミソニアン博物館」を巡った今回の天燈茶房旅日記は、これにて大団円!
読者の皆様には長々とお付き合い下さいましてありがとうございました。
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝
…あっ、でもまだ書ききれていない話題もいくつかありますので、引き続き番外編を書きます。もう少しだけお付き合い下さいませ(笑)
→2013-2014 スミソニアン博物館ツアー 番外編その1:ワシントンD.C.の地下鉄に続く
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…さて、かくして一つの旅は終わりましたが、終着駅は始発駅とも言います。
実は僕は、性懲りもなく次の旅の準備を既に始めているのです(笑)
次回の旅の目的地は、スペイン。初めて訪れる南欧の国です。
バルセロナで永遠の未完建造サグラダ・ファミリアを仰ぎ見、セビリアで“残酷王”ドン・ペドロの王城(アルカサル)に想いを馳せ、マドリードでプラド美術館のヒエロニムス・ボスの快楽の悪夢の続きに酔いしれるスペイン三都の旅で、またお会いしましょう。
天燈茶房TENDANCAFE 2014初夏 快楽の園アルカサル-スペイン三都物語
2014年4月26日出発予定
2014年4月26日出発予定