海の幸、山の幸、うちの幸

のんきなお料理記録のはずが、いつの間にかレット症候群という難病の娘と日常のあれこれの記録に…。

恐怖体験・・・。

2008年09月09日 | いろいろ
   今日は、身の毛もよだつお話をひとつ…。
   昨夜起こった、かなり怖い本当のお話。
   心臓の弱い方、気の小さな方は、予めご了承ください…


   これは本当に起こったお話 

   一昨日より、いつものようにぴよ吉は出張に出かけていた。
   ただ今回いつもと少しだけ違ったのは、出張先が山口県ということと、
   仕事が長引き、予定通りに帰宅ができなくなった、ということ。。。

   仕方なく、ぴよ吉の出張は一日延長された。
   そもそもこれが恐怖の幕開けだったに違いない…今思えば 


   夕方、帰宅ができなくなった旨のメールが届いた 
   私の中で「ラッキー」っと言う気持ちがあったのは間違いない 
   なぜなら、先日買ったローソファーには、お揃いのクッションが二つついていて、
   そのクッションにも、汚れないうちに早くカバーを作って被せたい!
   という気持ちがあったから…。
   私は、自宅に持ち込んだミシンに夢中だったのだ。

   ぴよ吉の出張の延長のお陰で仕事は捗り、念願のクッションカバーは完成 

   

   先日のソファーカバーに続き、なんていい出来 
   と、またもや自画自賛 

   そしてこのことに気を良くした私は、ミシン掛けにさらに勢いがついた 

   クッションカバーを作った後、端切れが残った。
   これを利用して、母子手帳のカバーを作ろうと考えたのだ。
   自分と二週間違いの出産予定日のお友達の分と、余裕で二組作れる 

   夜9時を過ぎていたが、不思議と疲れはなく、
   「出来れば今日中に仕上げてしまおう!」
   と、かなり勢いがついていたのかもしれない…。

   静かな夜だった。
   いつもまとわりついているわんこも、この日に限っては、すでに爆睡状態 
   邪魔者は誰もいない。

   静寂の中でミシンの音だけが、ダダダダダダダ・・・・・・ 暴走していた。


   と、その時 


   

   私は世にも恐ろしい光景を目にした。

   それは、自分の人差し指に突き刺さる「ミシン針」。

   
   
   か、貫通してるぅ~ 


   
   ミシン針は、左の人差し指の爪側から入り、指の腹側へと見事に貫いていた 
   ※ 注: パニックに陥ったため、写真は撮れず・・・当たり前か。


   きゃぁ~ ~ ~ 

   どうしたかはよく覚えていない。
   ただ助けてくれる人は誰もいない。
   自分で、ミシンを逆回転させ、ミシン針を抜き取った、のだろう。。。
   
   後は、襲ってくる強烈な痛みと恐怖をこらえ、
   救急に電話 

   キズは小さいが、傷は深い、って言うか貫通。
   いろんなことが頭をよぎった。
   もし、針先が折れて指の中に残っていたら? とか、
   針が錆びていて、破傷風になってしまったら? とか、
   お腹に居るヒナの胎教に障るのではないか? とか…。

   救急に一気に質問をぶつけると、救急車を手配してくれる、と言う。
   最初は救急病院を教えてもらい、自力で診察に行こうかと考えていたが、
   気持ちは一転、急に甘えモードに 

   よく考えたら、道もわからない病院まで、暗い中を傷みをこらえて運転するのも危険だ。

   指先ひとつのことで救急車に乗るだなんて、かなりの抵抗を感じたが、
   結局お世話になることになった。

   

   そして、寝静まった町の中、けたたましいサイレンと共に救急車到着 
   わんこは突然の来襲者に、バンバンと吠えまくり、ご近所にもバレバレ。
   せめて、ひっそり運ばれたかったょ 

   


   到着した病院では、骨に障っていないか確認のためレントゲン撮影をしたが、
   幸い骨は無事。

   先生には、
   「貫通したんだから、そりゃかなり痛いだろうょ 
    でも特に治療することはないよっ!」

   って、治療方法なんてないらしい。
   そりゃそうだよね、針が通るほどのこんな小さなキズ 

   確かに痛みは強烈だけど、我慢するしかないのだ。

   心配していた破傷風も、室内での怪我ということで、問題なし。
   貫通した針もきれいに抜けていたので、出来たのは小さな穴だけで済んだ。
   胎教にどうだったかは不明だが…

   そして、来院の際はド派手な登場だったが、お帰りの際はあっさり。

   待っていてくれる家族も、お迎えに来てくれる旦那の居らず、
   何ともひっそりとした退散だった 

 
   帰りのタクシーの中、ジンジンと響いてくる痛みをこらえ、
   なんとも情けない自分が居た。

   「私って、こんな人間だったっけ??」

   やっぱりぴよ吉がいうように、まさか、ひょっとこ・・・


   本当に恐ろしい出来事だった。



   
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