B型肝炎訴訟最高裁判決5周年記念集会はたくさんの方々が集まってくれて大成功でした。
6月16日は平成18年にB型肝炎訴訟で原告が最高裁判決を勝ち取った日です。その日から新たに訴訟を起こした原告さんたち、仲間の輪が広がり、国民にも知って貰い、国会議員も理解を勝ち取ってきました。しかし、まだまだ差別偏見はあり、安心して暮らせる世の中の実現への道はつづきます。
裁判を起こせない、B型C型の肝炎ウイルス患者さんのためにも恒久対策、社会制度の確立を目指してこれからもがんばろうと話していました。
また、キャリアの方々や除斥の方々にとってはまだまだ改善すべき和解でもあり、この解決にはキャリアや除斥に該当する人たちが自ら声を出していかないことには、国も国民も理解してくれない壁があることも運動をしながら切実に感じているということも話していました。
自分の未来を作って行くのは自分であること、人任せにしていてはいけないこと。思いだけでも先ずは強くもって、理想を思い描いて欲しいと思います。それが何かしらの結果を実現してくれる原動力になるはずです。
集会の前に和解協議が行われましたが、進展なく、国の誠意は感じられないと。。。震災後やるべきことが沢山あるとは思いますが、救われる国民が確実に救われるよう、そしてそれが国の力へつながることを確信して頑張って行きましょう。
これからは首相との面談の実現が計画されています。その際にはまたみんなで盛り上げていきましょう。
写真は和解協議の時に原告さんに貰ったドーナツとアクリルたわしです。これが楽しみで集会に行っています。ってのは冗談ですが(本当に違いないと思っている人もきっといると思うけど)、みんなの思いがつまった行動に涙が繰り返し出てきた日でした。