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肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

テノゼット(テノホビル)の国内の在庫の件 中国爆発事件の影響 B型肝炎治療薬 核酸アナログ製剤 対策追記

2015年09月09日 | その他
 B型肝炎治療薬のテノゼット(テノホビル)の在庫が現在厳しい状況となっているという情報が流れています。国内の在庫で2ヶ月程度という予想もあるようなのですが、妊娠や耐性ウイルス関連で調整中の方へはなんとか供給が間に合うようにと調整をしているようです。しかし、工場を新に稼動させるとなると間に合わない可能性が有り、国外で他社で作っているテノゼットを日本でも使えるようになると供給のめどがつきそうな気がしますが、この辺はまだ不透明です。

テノゼットをエンテカビルに切り替えてしのげる患者さんは多いので、状況に応じて変更などの対応でしのぐこともあるかも知れません。主治医に良く確認してみてください。
妊娠のためにとテノゼットを切り替えている方は、他剤に変更するときは、その時から避妊をする形でしのぐことはできるので、供給が可能になってから再度妊娠のチャレンジをして行く方向が望ましいと思われます。

妊娠中の方については、妊娠中から出産までの薬の量をなんとか確保することになると思います。まだまだ情報が不確実ですが、参考にしていただければ幸いです。 2015年9月9日作成 9月10日追記

sinさんから 情報がありました。以下の要望を行っていきましょう。
国内工場に技術移転をして製造する、外国で製造されているものを輸入して販売する。いずれにしても、薬事行政を司る厚労省への働きかけが必要です。
 大阪では患者会名で厚労省に要請文書を作成し、届ける予定です。

 手っ取り早いのは、厚労省の「国民の声」に投稿することです。
http://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/sanka/koe_boshu/