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やはり何でも効く時代が来ます C型肝炎のゲノタイプに関係無く ソホスブビル絡めて 2015.8.8作成

2015年09月27日 | C型肝炎ウイルスの治療
  
 今日はニュージーランドのEd Gane先生の話を聞くことができました。世界では20万人以上のソホスブビル関連のデータが有り、いろんな組み合わせがでていること。日本ではダグラタスビルとアスナプレビルの組み合わせでの耐性の話が問題になっていますが、これだけの数の治療がされていて、ダグラタスビルとアスナプレビルによる耐性ウイルスの組み合わせがあるはずなのに問題になっていないと言うことは、ソホスブビルを使っていくことで治る組み合わせがあると言うことを示している気がしてなりませんでした。
実際、治験ではソホスブビルで再燃した患者さんでは耐性ウイルスがでていないとのこと、ってことは、効果がたりなかったということを示している可能性が有って、12週ではなく24週であればウイルスが消える可能性が有ると言うこともあると思われます。
実際、ヨーロッパでは12週を24週にして効果があったという報告もでているそうです。2015.8.8作成

日本のハーボニーではダクルインザとスンベプラで問題になっている。L31、Y93の耐性があっても来ていることは確認されています。あとは数の問題になるのですが、この間の検討を見ていると効かないはずがない気がします。安心できるデータが早く揃って欲しいですね。

そして、現在C型肝炎の治療は内服薬のみの治療がゲノタイプにあわせての治療になっていますが、ゲノタイプに関係無く治る薬の組み合わせが現在検討されているという研究(GS5816+SOF+GS9857って3剤の合剤になるそうです)も出ていると言うことで、予防に使ったりする感覚にもなりそうって、すごい時代になった物です。

そうなれば、今調べている耐性や型はまったく問題なくなっちゃうんですよね。ハーボニーについてはすでに耐性を調べる必要がないって言われるようになってきているって。それって逆に耐性があっても効くってことですからねえ。ダクルインザとスンベプラについても言えてしまうかも知れないと期待したいところです。
 
 
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