
ハロウイン手前の金曜日夕刻、僕は疲労を隠せぬまま東京を発ちました。とき333号いつもの新幹線です。車内なぜだかごった返していて、コロナ後はこんなもんなのか、指定は満席でした。

改装中の新宿駅西口
国内ですから地域によって暑い寒いの違いはあれど、都内24℃、湯沢町の山奥7℃ですので寒暖差あります。(車内Tシャツの方もいます)薄いジャケットを羽織った僕は越後湯沢のホームに立って月に向かってふっと白い息を吐きました。
毎回思いますがここにくると、どの場面だかわかりませんが顔面の筋肉こわばりが消えて、頭の中がふと軽くなって全体の分解が始まります。リゾートとはこういうことをいうのでしょう。金を使って贅沢することをリゾートというきらいがありますが、僕はそうは思いません。

越後湯沢駅東口ロータリー
東口ロータリから最終便のバスが出ます。あら、いつもの女子高校生がいません。インフルで学校お休みなのかな。しかして乗客は僕一人です。発車する車はまるで貸し切りですが、僕はそんなこと考えません頭の中は再度分解が始まり、今週あったこと苦しかったこと嫌だったこと楽しかったことを繰り返し思い出していました。
今日明日2泊の短旅行ですが、ゆっくりしましょう。温泉に浸りながら俗世を忘れて再び精気ある自己を取り戻すのです。
松尾芭蕉は旅に出てからどんなことを考えていたのでしょうか、ふとそんなことを思いながら真っ暗な部屋で深き眠りにつきます。

紅葉は盛りとなり
2023/10/27 21:48 別宅 PAD6
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