酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

メランコリイ

2006-03-31 22:21:08 | 日記
亀戸の天龍に行ってみた。ここはタンメンがうまい店なんだけど、ちょっと腹具合が悪いので、激からラーメンを頼んでみた。
うーん辛くない。普通のラーメンに辛味噌を混ぜただけのものか、辛くもうまくもなんともない。
もっとも僕は辛さには耐性が強くって、ココイチの10辛にスパイスのふりかけをいやってくらいにぶかっけて、まあちょうどよいってくらいだから、普通の激辛には???ってな感じでしか付きあえないんだけどね。

今日は朝から睡眠薬を6錠をスピリタスで胃に流し込んで結局昼間10時間を寝て過ごした。昨日から数えると20時間くらいになるのものか。
そういえばこないだ入院した時も、検査の後はずーっと眠り続けて、夕飯も食わずに朝飯も食らわずに、2日間眠りつづけたらしいから、睡眠が好きなのかもしれないね。
医者に言わせれば、よっぽど疲れていたんだろう、ってなところだったけど、じつを言えばこの眠りはメランコリイからきているものなのだった。

ああなんか書いていてわけがわからなくなってきた。さあまた眠ろう。

フォーマスティック

2006-03-30 21:02:24 | 携帯電話
旅行から戻って病院で腰の調子を診てもらうと、さて暇になった。
酒を飲むにも早い時間だったので、ここ数日気になっていたソニエリの新しい携帯をお店に見に行ってみた。
・・・やべぇ・・・欲しい・・・!!!・・・ああぁぁ・・・気絶・・・

ほんと品切れで良かったよ。危うく4万円以上の出費をするとこだった。いやどうせ暫くして流通が多くなったら手をだしちゃうんだろうけど。
かなり色っぽいじゃん、このケータイ。じっさいカメラだとかアプリケーションだとかは俺はどーでもいい、どーせ通話にしか使わないのだから。決めは見た目なのだ。「希臘人は外見のみを信用した」って誰の言葉だったっけ、まあそん感じなのだ。

決戦は来月頭だな、週明けには手に入れようと思う。
本当はマイチェンしてからのもののほうが安心なんだけどね、特にソニーものは(笑)

もっともっと遠くにゆきたい

2006-03-30 18:18:40 | 旅行
ああ、いやだいやだこの季節、 女も花粉も、花を散らす通り雨もみな嫌だ。
静岡市内って久しぶりなんだけど、相変わらず特徴のない町だなぁ。町を歩く人達が一様にぽっとしているのは、気候が穏やかなせいなのか、なんと言うか非常に暖かい。
東京から約180Km、そうっと移住してこようかな、とふと思った

花のもとにてはる死なん

2006-03-27 22:15:08 | 日記
小旅行から戻ってきた。
近所に飯でも食いにと松葉づえを脇に挟んで近所を歩いてみた。
まだ頭がふらふらするし、なにせ腰の痛みがとれていない。
このまんま松葉をつかねばならない生活になってしまうのかなと、ふと考えると、心が沈んでくる。
どうせ沈むのであれば伊豆のこんぺきの海中に落ちてしまいたい。

ふと辺りを見渡せば花が咲いている。そうもうこんな季節なんだね。
去年の花はどんなんだったかな。夜桜のもとで役者が全員そろってみんなでいろんな踊りを舞っていたっけ。みんな楽しくて、はたからみると幻想的な一団だったのかもしれない。
あの頃にもどりたいなんていままで考えたこともなかった。

こんな状態の僕はいったいどんなこころもちで、今年の花をみればよいという
のだろうか

なんか足りないきもする

2006-03-26 08:16:02 | PDA
ただいま北関東の親戚のうちに押しかけ居すわり中。
持ちものは薬一通りとモバイル機器のみなのだが、何かが足りない気がする。財布はあるしケータイも一台もってきた。

こうしてsigmarion3からw-lanでwebに繋げられるのだから、他に必要なものなんてないような気がしていたのだが・・・
そうだカメラを忘れていた。せっかくだから梅の花でも写真に撮って日記に貼り付けるくらいはしてもよかった気もする。体が思うように動かないから暇だしね。

今時ならばケータイにカメラが付いているものが普通だから、もちろん小型軽量のデジカメなんてうちには腐りそうなくらい転がっている。
pdaにだってカメラ付きのものがあるにはある。

まあこんな旅行もったまにはあってもよい。思い出をjpegで保存する行為にも、そろそろ飽きてきた。

そう、何ヶ月前かに常携pdaをjornadaからsig3に換えていたのだった。まあそろそろjorもハードの不具合が多くなってきたし、なんでもかんでも一台ですまそうなんて腐れモバイラーにはそろそろjorは厳しくなってきたからだ。しばらくの間pdaはsig3一本でやってゆこうと思う。しばらくの間だけね。

さようならjorちゃん、約2年間よく働いてもらった。しっかり休んでくれたまえ。

旅の墓碑名は?

2006-03-23 13:22:36 | 日記
経過が良好とはいえないが、明日退院の運びとなった。
入院は約10日間、長くはないが、非常に長いと感じた10日だった。
家についたらまずは何をしようか。

とりあえず錦糸町にでも行ってすっきりしてこようかと思う。
その後に床屋であたまをきれいにしてもらって、部屋の掃除でもして、
さてぼちぼちと社会復帰でもしようと考えている。

こんなに不自由な思いをしたのは15年ぶりか、寝ているだけなのが
こんなに苦痛だとはついぞ忘れていた。

タバコを吸う自由、酒を飲む自由、女体をおもう自由。

これがあってはじめて人間の、いや私の生活なのだと実感している。

病院の社会的な役割は十分にわかっているつもりだが、
こと私個人にとっては、逆にからだを悪くする場所だと
改めて骨にしみた10日間だった。

魔の山

2006-03-21 12:20:06 | 日記
僕が入院したのと同時期に隣の病床に入ってきた20代前半の若者がいる。
今風の背丈の長い、イケメンのオニイちゃんなのだが、感心するほど礼儀が正しい。
物腰も穏やかで、育ちのよさがうかがい知れる。

そんな子がいま熱心にとりかかっているのが、トーマス・マンの「魔の山」で、これには二度吃驚させられた。

「マンのしかも魔の山だなんてこんな時にしか読めませんから」

静かな口調でそう語る彼は、窓外にちと目をやりながら、少しはにかんだようにみえた。

ここは土地の人と、どこからか移り住んできた人たちの暮らす再開発中の町のど真中に建つ私立病院の8階のレストラン。建設中の新鉄道の駅と超高層マンションとを間近に眺めることができる。すぐそこにはユニシスタワー、晴海トリトン、遠くに六本木ヒルズの森タワーがかすんで見える場所。

僕はマンの書いたものはトニオ・クレーゲルしか読んでいない。ベニスに死すはヴィスコンティのフィルムでしか知らない。別に恥じるわけじゃあない。ただその若者に感心しているだけなのだ。

この好青年がどういった読み方をしているのかは知らず、また彼の読書遍歴も知るわけではないけれど、どんな気持ちであんな長編に挑んでいるのかはなんとなくわかる気はする。大げさに固められた右足のギプスをたまにやつあたり気味にひっぱたいているその姿は、苦悩に踊らされる、いや、懊悩するを嫌でも楽しまねばならぬ、少し呪われかけた人種だということ、つまりはそんなところなのだろう。

読み終わったならその文庫本を、僕は貰う約束を彼としたものである。

腰抜けやろう

2006-03-20 20:03:42 | 日記
ぎっくり腰で緊急入院をして明日で一週間になる。痛み止めの錠剤と仰臥安静がいまの僕の生活のすべてとなる。一向によくなる兆しが見えないのが非常に歯がゆい。

仕事なんてもうどうでもよくなったから、まあ、出来ることといえばひたすら食って眠ること。これがとても退屈なのだ。

白状するといま僕の考えていることは、看護婦たちのことばかり。白衣の下のいやらしい裸体を想像しては最近まともに使っていないマラをおったててひとり悶々としている。2~3日に一度入らされるお風呂はとても微妙だ。半身がきかないからむろん看護婦に体を洗ってもらうのだが、ここで僕は普段のベッド上では見せられない恥ずかしい下心を、かなりあけすけに彼女たちに露出してしまうのだ。あと数日でもこの状態が続けば、あのシャボンにまみれたタオルにやさしく触れられた瞬間に、必ずや彼女の顔面、眼か口かどちらかめがけて激しい射精をしてしまうことだろう。

いや、そのくらいに精がたかまっているものだ。

今夜こうして病院のベッドに寝かされていようが、自宅の布団に転がっていようが、たとえその辺の駅のベンチで夜を明かさねばならなくとも、つまらないオトコの想像することなんてそんなものだぞとしかいう。

ああ、もういやになった。